今回は、「難しかったレブルのカスタム」ランキングTOP7をまとめていこうと思います!
このチャンネルの他の動画をご覧になっている方はご存じかもしれませんが、私はレブルのカスタムをかなりやってきております。(恐らく、40,50のカスタムは実施してきていると思います)
それらは全てDIYでやってきております!
色々とやってきたカスタム作業ですが、数分で終わるとても簡単なものから、試行錯誤しながら3時間以上かかったものもあります…
というわけで今回は、数多くのレブルカスタムをやってきた中で「コレはなかなかに難しかったな…作業が面倒だったな…」と思うカスタムを選んでランキング付けしていこうと思います!
「いろいろなカスタムがあるけど、これって難しいの…?DIY初心者なんだけど、バイク屋さんに任せた方がいいのかな…?」などの判断材料として使って頂ければと思います!
なお、このランキングの下位だから「簡単」というわけではなくて、第7位でもそれなりの難易度というか面倒臭さを孕んでいる可能性がありますのでご注意ください。
また、今回のランキング付けは世間一般で見られているカスタム難易度、ではなく、私が実際にレブルにパーツを取り付けた時の生の難易度をベースにしております。ので、とある条件が重なって難易度が上がってしまった、というものがあり、通常作業であればそこまで難易度は高くないかも、というものもランクインしてしまっているかもしれませんが、その点はご了承ください。
難しかったレブルのカスタムランキングTOP7
第7位 Diablo M4風フルエキマフラー交換
第7位は、DiabloのM4風フルエキマフラー取り付け作業です。
スリップオンマフラー交換と比べて、エンジンから生えているエキパイ部からの交換となるフルエキ交換は、若干難易度が上がります。サイレンサー自体を外す、O2センサーを外すなど、取り外しモノが多かったりします。
ただ、それだけであれば難易度が高いランキングに選定するほどではないです。
第7位の理由は、パーツ不足です…
中古で購入した段階で、残念ながら取り付けに必要なステーが同梱されておらず(購入時説明欄には、この状態で取り付けできてました、ということでしたが…)、そのことにいざ取り付けている段階で気付きました。というわけで、DIYで取り付けステーを作成することに…このマフラーのステー位置が、絶妙にレブル車体側に何もない部分で、どう取り付けるか、どんな形状が簡単に作成できるか、など試行錯誤した記憶があります。
というわけで、新品でこのマフラーを買った場合は問題無いかと思うのですが、この個体についてはなかなかに取り付けに苦労したということで第7位にチョイスしました。
第6位 フォークカバー&フォークブーツ取り付け
第6位は、フォークカバー取り付け、フォークブーツ取り付けです。
これらのパーツは、レブルの車体からフォーク本体を取り外す(フォークカバーだけならトップブリッジ外しでOKかも)必要があり、フォーク本体を取り外すためには、フロントタイヤやフロントフェンダーを取り外す必要があります。
このフロントフォークを落とすまでの作業が地味に面倒でしたね…しかも私は、別日にそれぞれのカスタムを行ったので、2回タイヤを落とした記憶があり、面倒臭かったなあ…という記憶が焼き付いています。
フロントタイヤを外すためには、フロントのアクスルシャフトを取り外す必要がありますが、このためには特殊なサイズの六角レンチが必要だったり、緩める/締めるためにはそれなりのトルクが必要だったり、この作業が、特にあまりカスタム/メンテナンスになれていない方には若干難易度が高いです。
フォークカバー、フォークブーツ自体の取り付けは、フォークが外せてしまえば本当に簡単なんですが、そこに到達するまでに少し苦労するかと思います。
フォークブーツのみを取り付けたい方で、どうしてもDIYでやりたい…!!でもフォークは外せなそう…という方は、フォークを外さなくても取り付けできるタイプ(出来のクオリティはちょっとアレかもですが)も存在するので、検討してみても良いかもしれません。
第5位 LEDウインカー交換(ウインカーリレー交換)
第5位は、LEDウインカーの取り付けです。
「ウインカー交換?そんなん簡単やんけ」と思う方がいらっしゃるかと思いますが、ケースによってはその通りで、ワット数があまり変わらないウインカー交換であればウインカーのみを交換すればOKなので、ヘッドライトカバーを開けてウインカーを差し替えて、新しいウインカーをクランプするだけで作業が完了します。ので、そんなに難易度は高くありません。
一方で、LEDタイプのウインカーに交換する場合は、そのままではハイフラになってしまいます。
というわけで、ウインカーリレーも交換してあげる必要があります。
ウインカーリレーは、レブルの場合はタンク下の奥まった場所にあるため、タンクを外す必要があるというのと、地味にウインカーリレーを引っ張り出すのが大変、というトコロで交換が若干面倒でした…また、レブルのウインカーリレーは4ピンのもので結構珍しいです。私はこのウインカーリレーを安価に済ませるために、変換カプラを自作したりもしました。既製品を探して買えば手間自体は少ないと思います。
ウインカーリレー交換、ウインカー本体の交換を実施して、いざウインカーを点けてみたトコロ、残念ながら…たまにウインカーサインを出した側と反対側のウインカーが光る、という挙動が発生してしまいました…これの解決のためにイロイロと奔走したことも、LEDウインカーへの交換は面倒だったなあ…と記憶に残っている理由の1つです。
第4位 Diablo シングルシートカウル化(キャンセル)
第4位は、Diabloのシングルシート化(シングルシートカウル化)です。
私が購入した段階で既にシングルシート化されていたのですが、諸事情でそれをキャンセルした時の作業が対象になりますので、厳密には取り付けというよりはキャンセルなのですが、作業内容は同じですのでこのタイトル付けとしています。
第4位の理由ですが、最初に私がイメージしていた作業内容との差、が大きいですね…もっと簡単だと勝手に想像していたのですが、実際はリアまわりを全て外す必要がありました。(以下は全てシングルシート→純正フェンダーの手順です)
リアウインカー/テールランプまわりの配線をキャンセル、テールカウルの取り外し、テールカウルフレームの取り外し、純正リアフレームの取り付け(地味に重い…)、純正リアフェンダーステーの取り付け、純正ウインカー/テールランプ配線の取り付け、純正リアフェンダーの取り付け、という作業内容となります。
丁度リア周りのフレームと配線を含めてリプレイスするという作業内容になっています。私の最初のイメージだと、外装のカウルだけを外すだけかな…と思っていたので…この作業の面倒臭さに度肝を抜かれました…
また、純正ウインカー/テールランプに戻そうとした時、それらの配線が綺麗にカットされていましたので、自身で作り直した、というのも面倒だった理由の1つです…
第3位 ハンドル交換
第3位は、意外かもしれませんがハンドル交換です。(ブログ記事にはまだなっていないのですが、Youtube動画としてアップしています!)
ハンドル交換は割とメジャーなカスタムかと思いますが、その実地味にやることが多かったりして、決して超簡単!とは言えない交換パーツです。
各スイッチ類やグリップなどを外し、ブレーキマスターを傾けないように保持しておきながらハンドル本体を交換、穴あけ、各パーツの取り付け、適切なワイヤリング、といった作業手順となります。
とはいえ、通常であれば第3位にランクインするような作業内容ではありません。今回上位にランクインした理由は「左グリップの異常な貼り付きの解除にかなり苦労した」からですね…
私のレブルは、1度グリップが交換されており(グリップヒーター内蔵のものに変更されている)、その際にグリップボンドを死ぬほど塗っていたようで、また、グリップが滑ってしまうことを防止するためか中敷きのようなものが入っており、ハンドルからグリップを抜くのが本当に難しくなっていました。
グリップヒーター一体型のグリップですので、グリップをカッターなどで裂いてしまうという判断も取れず(結構高いタイプなので)、頑張って取り外しました。全作業時間の1/3はこのグリップ外しに消費してしまったと思います。
また、ハンドル交換のついでにバーエンドミラーを取り付けられるようにするため、純正のスロットルへの加工を施したり、ハンドルが若干高くなったおかげでブレーキホースなどの取り回しが微妙に変わったり良い塩梅の位置を探したりと、それなりに時間がかかりました。
恐らく、皆さんのレブルでかつ、レブルようハンドルを取り付けた場合第3位にランクインするほどの難易度ではないと思います。私のケースは、という主観補正が掛かっているモノでした。
第2位 Diabloスリムテール(フェンダー一体型)
第2位は、純正リアフェンダーのエンド部に取り付ける、Diabloのスリムなテールランプです。
結果の仕上がりとしてはなかなかクールな見た目になり、個人的に満足しておりましたが、取り付けまでには結構手間がかかりましたので第2位のランクインです。
理由としては下記の通りで、
- 中古で手に入れたためか、配線がカットされていた…ため、自身で端子加工が必要だった
- 配線は6本程度あったが、どれがどの役割か不明だったため調査が必要だった
- テールランプの他、ウインカーも別途必要(ウインカー内蔵タイプですが、確か日本では別にウインカーと分かるユニットが必要だったはず)
といったトコロですね…
手探りで配線の役割探し、イイ感じのハーネス作りと端子加工、テール/ウインカーの交換になるのでリア周りの外しが必要、微妙に取り回しがうまくいかずに苦戦した記憶…などなどがあり、第2位のランクインです。
このパーツ、日本では取り付けている人が殆どおらず、情報が全く無かったんですよね。正直ポン付けだと思っていたので、当初想定とのギャップもあり、思ったより難しく感じたなあという印象です。
第1位 新型レブル純正 LEDヘッドライト取り付け
第1位は、新型レブルの純正LEDヘッドライト取り付けです。
新型レブルのヘッドライト、カッコいいな…!!と思い、トライしたカスタムだったのですが…想定と異なりかなり大変でした…2020年レブルはマイナーチェンジでしたし、多くのパーツが共通だったので、正直簡単な作業だと思っていたんですよ。
その当初見積もりは甘く、過去一番難易度の高い作業となりました。
第1位の理由としては、
- 端子が違う…しかも新型レブルはマイナー過ぎる端子で探すのに苦労した…
- ~2019年のレブルでは、配線が全てヘッドライトケースの中に収められていたが、新型レブルのヘッドライトケースには配線が全く収まらず、その配線をどうさばくかでかなり苦労した…
- ハンドルからのハーネスの取り回しも納得いくまでかなーりトライした…
- 新型レブルのヘッドライトのHIビームの時に4灯点灯の仕組みのためにハーネス作りが必要だった…
というわけで、絶対簡単なカスタムだろ!と思っていたのに、実態はかなり苦労した思い出深いカスタムです。全てのカスタム作業を含めると、たぶん4時間くらいかかったと思います。
ヘッドライトを光らせる、までは30分程度でいけたんですが、その後の配線キレイ化、ヘッドライト4灯化、ハーネス取り回しの最適化、全てを含めると本当に大変でした…
おわりに
というわけで、今回はレブルに施してきた中で大変だったカスタムランキングをまとめてみました。
最後までご覧になって、「いや、これはそんなに大変じゃないのでは?」と思ったものもあるかもしれませんが、あくまで私のケースではこうだったという主観での選別ですのでご了承ください。
このランキングは、特に初心者の方向けで「カスタムパーツを購入したのに自分でやろうとして詰んだ…」というような事故を防ぐ目的が主だったりします。
レブルはカスタムが楽しいマシンで、カスタムパーツも数多く各社から発売されています。見た目や金額などはパット見て分かりますが、作業難易度については何処にも情報がありませんので、今回は難易度に注目したまとめをしてみました。「これは…自分じゃ難しそうだから、詳しい知人に頼むか」「バイク屋さんにお願いすることにするか」などの適切な判断材料として使って頂ければと思います!
というわけで今回は以上です!