今回は、レブル250のウインカー交換カスタムを行います!ちなみに私のレブルは2017年~モデルで、もともとウインカーがハロゲンバルブのマシンとなっております。(2020年モデルのレブルはフルLED)
唐突ですが、みなさん、レブルのウインカーに満足してますか!?
私は、してました笑
なんですが、やはりバイクカスタムマンとしては、ウインカー交換も1度くらいやっておこうかな、ということで、レブルも御多分に漏れず、ウインカーカスタムをすることにしました!
さて、交換するウインカーなんですが、ふたたびハロゲンタイプにするのもな…ということで、LEDウインカーに変更します!
なお、純正のハロゲンバルブからLEDウインカーに変更する場合は、ワット数が大きく異なりすぎるため、そのままではハイフラ(ハイフラッシャー)になってしまいます。点滅がめっちゃ速くなってしまう or ずっと点灯しっぱなしになってしまう現象です。
というわけで、LEDウインカー対応のウインカーリレーに変更する作業も必要になります。
ので、ちょっと大変ですが、交換作業、やっていきましょう!
ちなみに、今回交換するLEDウインカーはコチラです。
レブルのウインカーリレーを交換する
前述の通り、今回はウインカーのワット数を大きく変更するタイプのウインカー交換です。(純正のハロゲン(23W?)からLEDの3W程度へ)
ということで、ウインカーリレーの交換が必要になります。
タンクを取り外す
レブルのウインカーリレーはどこにあるかというと…タンクの下の、さらに奥まったところにあります…
アクセス性は残念ながらとても良くないですね。
というわけで、なにはともあれタンクを取り外す必要があります。
レブルのタンク取り外しについては、別記事にて詳しく解説していますので、下記を参考になさってください。
純正ウインカーリレーを取り外す
さて、タンクを外せたら、下記のようなタンク下が見えているかと思います。
上記の写真で、ではウインカーリレーはどこにあるのかな…というと、写真一番上のブロックの奥まったところにあります。上記写真の一番上、HONDAマークがちょっと見えているところから5cm程度手前の窪みになっている部分にウインカーリレーが嵌っています。
下記のように、手で引っ張り出してあげる必要があります。
私の個体が、というよりもきっとレブルは皆そうだと思いますが、ホントにウインカーリレーまで届かない!!
なので、手前のリレーシリーズもイロイロと外したり、真ん中あたりの金属部品もボルトを外して可動するような状態にしたりと、かなり大変でした…
下記が頑張ってウインカーリレーを引っ張り出しているところ。
もう少し…
出たあ!!
やっと引っ張り出せました…この取り外し作業で10分くらいかかりましたね…
では、ウインカーリレーのゴムカバーを外して…
ウインカーリレーを外します。
純正のウインカーリレーがコチラです。ホントに外すの大変でした…
新ウインカーリレーを取り付ける
取り付けるウインカーリレーについて
それでは、新しいウインカーリレーを取り付けます!
おっと。
そういえばレブルのLEDウインカーリレーについて全く触れていませんでしたね。
王道パターン
レブルのウインカー交換をされている方の多くが使用しているのが、下記のウインカーリレーのようです。
ただし、これだけではNGです。
レブルのウインカーリレーは、珍しい4ピンタイプとなっていますので、↑の3ピンタイプではそのまま取り付けはできません。
というわけで、下記の4ピン3ピン変換カプラも必要です。
これで、ウインカーリレーの3ピンを、車体側4ピンに取り付けができるようになります。
気になっているパターン(未検証)
殆ど情報が無いのですが、キジマさんが発売しているウインカーリレーだと、4ピンのためレブルの車体にポン付けできるのでは、と見込んでおります。
ただし、前述の通り、殆ど情報が無いんですよね…結構レブル乗りの方のブログなどを読み漁っているのですが、↑の製品を使用している例が無く…
ので、あくまで自己責任で試して頂きたいですが、コチラの製品の方が変換カプラが無くていいので安価に、より楽に取り付けはできそうです。
私がおこなったパターン(汎用リレー&変換カプラ)
では私は1つ目の王道パターンのウインカーリレーを使ったのか、というと…違います笑
つまり、ピンの位置さえ合ってしまえばいいので、汎用のウインカーリレーが使えるはずだ、ということで、前述の変換カプラをカットして、汎用ウインカーリレーのピンに合わせた形で配線すればOK!!ということですね。
コチラは…ぱっと配線を思い出せないので…また別の機会にしようかなと思います…
ちなみに、この場合のメリットはコストが極めて安いことですね。確か1200円程度でウインカーリレーが入手できます。
新ウインカーリレーを取り付ける
というわけで、ウインカーリレーの調達は上記の何れかの方法で行ってください。
さて、それでは新しいウインカーリレーを取り付けていきます。取り付けはとても簡単ですね。差し込むだけなので。
ホントにハメるだけです。
これでOKなんですが、念のためこのタイミングでウインカーの作動を確認すると良いかと思います。タンクを戻して「やっぱりウインカーが点灯しませんでした」となったら悲し過ぎますので…
レブルのもともとのウインカーを取り外す
さて、それではいよいよ本題、ウインカーの交換です。いやはや、ウインカーリレーの交換が出来るほどのバイク弄りの腕があれば、ここからの作業は簡単ですよね…
ウインカーは、ヘッドライトカバーの中ですので、ヘッドライトカバーを取り外します。
ヘッドライトカバーは、ヘッドライト下部の2か所のボルトを外せばOKです。
六角レンチを使用してボルトが取り外せます。
反対側にもボルトがありますので、同じように外します。
2本のボルトを取り外したら、ヘッドライトカバーを上に持ち上げることで配線類と対面できます。
手順はお好みですが、私は一旦ざっくり純正ウインカーを取り外しにかかります。すでに外れてしまっていますが、フォークのトップブリッジあたりにボルトで留まっています。
六角レンチと、10mmのスパナがあれば取り外せます。
次に、ウインカーの配線を外します。まずは右ウインカーを外します。(左からでももちろんOK)
反対側も同じようにウインカー外しと、ウインカーの配線外しを行います。左ウインカーのカプラの色はオレンジ色になっています。
レブルに新しいLEDウインカーを取り付ける
それでは、新しいウインカーを取り付けます。
個人的に、配線をカットしてギボシ加工するのは嫌なので、純正側のカプラに合うようにギボシを生やすように配線したい派です。
ということで、純正カプラに合う配線を…作ることはなく、購入しました笑
1200円程度ということで、安くはない(ただの変換カプラなので)ですが、このカプラの入手性がすこぶる悪いので、その手間を考えるとこうした製品を買った方が圧倒的に楽です。
ちなみに、今回はフロントウインカーの交換なので、配線が3本出ているダブル球用というものを購入しています。2本しか出ていないタイプ(リアウインカー用)もありますので、交換したい方に合わせて間違えないように購入してください。
どのように配線するか…は購入したウインカー製品の配線図を参考にしてください。
さて、それではウインカーの点灯確認をしてみます!
まずはポジション。
ウインカーの点滅。
ここで無事に点灯したのであれば配線接続はOKですので、最後にウインカークランプでフォークにウインカーを固定すれば作業完了ですね!
ウインカークランプは何でも良いと思いますが、レブルのフォークが41φですので、サイズだけはご注意ください。
もっと安いものもあるのですが、40mmまでとなっていたので…恐らくハマると思いますが、ここで載せてしまうと怒られても嫌なので…
そのフォーククランプに、ウインカーを装着すれば作業は完了です!
あとは元通りにヘッドライトまわりを戻せばOKですね!
今回の完成図はこんな感じです!
うーん!イイ感じです!
やはり、LEDのパッパと切り替わる様子は良いですよね!
レブルのウインカーLED化で起きた不具合
コチラは、私も起きましたし、似たような症状に出くわしました、という方もたまにいらっしゃいますので、私の個体だけということではなさそうなので、記載しておきます。
TODO: 2020/09/01 追記予定
おわりに
今回は、レブル250のウインカー交換を行いました!
ウインカー交換は、カスタムの中では結構メジャーな部類だと思いますが…意外と難しかったりもします。
特に、ハロゲン→LEDのウインカー交換は、ウインカーリレーの交換がマストになるので、なかなかハードルが高いです。あとコストも。
ウインカー自体は2000円程度なのに、リレーが3,4千円するので…
また、今回の内容はYoutubeで動画としてもアップしておりますので、興味のある方は是非ご覧ください!ウインカーの作動の様子は動画の方が分かりやすいですね。
また、ウインカー交換にあたって、どうにも微妙な挙動をするようになってしまったので…その時の不具合調査、不具合解消動画をさらにYoutube動画にしています。
似たような症状になった方は、かなり参考になると思いますので、あわせてご覧ください!
というところで、今回は以上です!