今回は、2020年に発売されて以来爆発的な人気を博しているレブル S Editionについて書いていきます!
いやーもうほんとに物凄い人気ですよね。レブル。
街中で見かける機会も多いよなあ…twitterでもよく見るし…いやいや、自分がレブル乗りだからレブルニューロンが活性化されてよく見かける印象を持っているだけなのか?と思ってもみましたが、事実として物凄い売れているようです。それも異例な売れ行き。下記はベストカーさんからの引用です。通常は、販売台数は年々減っていくはずなんですが、レブルの場合はどんどん増えてます…!!しかも2020年で新型化してからはさらに売れ行きの幅が増加している様子…!!これは凄いぞ!
そんな絶好調なレブルですが、その人気をけん引している1つの要素が「レブル S Edition」ではないかと思っております。
純正レブルも新型2020年以降は灯火類がフルLED化され、より洗練されたスタイルになっておりますが、このS Editionはさらに各種アクセサリが追加されてカッコよさが増しております…!!改めて、ではありますがS Editionはこんな感じです。
引用: HONDA公式
い、イケてるぞ…!!
さて、そんなレブルのS Editionですが、一体ノーマル版と何が違うのか、のちのちS Edition化は出来るのか!?といった内容についてまとめていきます!
レブル Sエディションとは
レブルのS Editionとは、ビッグマイナーチェンジとなったレブルの2020年以降モデルで採用されている派生モデル(装備追加モデル)です。
全体がマットな雰囲気で統一されたカラーリング、そこに1点だけ現れるダークブラウンのシート(しかもダイヤカット)、フロントビューをよりリッチにしているフロントカウル、フォークブーツ、フォークカバー…通常版と差別化された外観が特徴になっております。(2022年時点では、「パールスペンサーブルー」というカラーが追加されています)
引用: HONDA公式
レブル Sエディションと通常版の違い
S Editionについて何となくわかったけど、結局通常版と何が違うの?という点についてまとめていきます。
先に結論ですが、「外観の違い以外は、重量(1kg)と価格だけ」となっております。外観の違いは、カウル/フォークカバー/フォークブーツ/シートとなっております。
スペック面
HONDA公式のスペックは下記の通りとなっております。
通称名
Rebel 250
Rebel 250 S Edition
車名・型式
ホンダ・2BK-MC49
全長 (mm)
2,205
全幅 (mm)
820
全高 (mm)
1,090
軸距 (mm)
1,490
最低地上高 (mm)★
150
シート高 (mm)★
690
車両重量 (kg)
170
171
乗車定員 (人)
2
燃料消費率※1(km/L)
国土交通省届出値
定地燃費値※2(km/h)46.5(60)<2名乗車時>
WMTCモード値★(クラス)※3
34.1(クラス2-2)<1名乗車時>
最小回転半径 (m)
2.8
エンジン型式
MC49E
エンジン種類
水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 単気筒
総排気量 (cm3)
249
内径×行程 (mm)
76.0×55.0
圧縮比 ★
10.7
最高出力 (kW[PS]/rpm)
19[26]/9,500
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm)
22[2.2]/7,750
燃料供給装置形式
電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 ★
セルフ式
点火装置形式 ★
フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 ★
圧送飛沫併用式
燃料タンク容量 (L)
11
・・・
引用: HONDA公式
スペックの一部抜粋ですが、差異として挙げられているのは車重の差1kgのみとなっています。ヘッドライトカウルなどはステーも付属しており地味に重さがあるため、こうした部分が重量にハネているのだと思います。
装備面
レブル通常版を基準として、S Edition専用の装備として追加されているものは下記の通りです。
- ヘッドライトカウル
- フォークカバー
- フォークブーツ
- スペシャルメインシート&パッセンジャーシート(ブラウン)
また、レブルの通常版では下記3カラーとなっていますが、S Editionでは2カラーのみとなっております。
- レブル 通常版のカラー
- マットジーンズブルーメタリック
- マットアーマードシルバーメタリック
- マットフレスコブラウン
- レブル S Editionのカラー
- マットアクシスグレーメタリック
- パールスペンサーブルー
価格面
ホンダ公式での価格設定は下記の通りとなっております。
- Rebel 250 599,500円(消費税抜本体価格 545,000円)
- Rebel 250 S Edition 638,000円(消費税抜本体価格 580,000円)
外観の違いのみの差分となっており、その差額は38,500円です。
スタイルの差で4万円弱、というのをどう捉えるかによって、S Editionの価値は変わってきますね…!!ただ、バイクって車種によってはカラーリングの設定だけでこの位の価格差が生まれることもありますから、それを考えるとカラー以外に外観装備が増えるという点を考えると、かなりお得な価格設定になっているのでは、と思います。
このスタイルがイイっ!と思ったら、迷わずS Editionを選ぶのが良いでしょう。後述しますが、のちのちS Eiditionの装備を載せることも可能ですが…手間とパーツ代を考えると損かなと思います。
通常版を購入後にSエディション化は可能なの?どのくらいお金がかかるの?
購入後にSエディション化するとしたら…金額的には…
気になっている方も居るかと思います。「通常版を購入したけど、のちのちSエディション化ってできるの?」「お金ってどのくらいかかるの?」という点について書いていきます。
結論としては、「後付けでS Editionの装備を取り付けることは可能」です。ただし、カラーリングまで100%揃えるのは難しいうえ、コスト面ではトントンorショップに任せるなら4万円以上かかる可能性大というところです。
S Edition用のパーツというのは、後追いで個別に入手することは可能です。純正部品品番で探しても出てきますし、海外のショップを見てみても単体で売られていることも多いです。
ちなみに、全て国内で揃えるとすると、下記の価格となります。なお、コチラはWebikeさんの春のキャンペーンで5%オフ価格となっております。
全部合算すると46,549円となります!(キャンペーン時ではなく平常時なら48,876円)
ざっくりですが、ここに工賃が1万円弱はかかってくると思います。というわけで、S Editionの装備がいいな!でも一旦我慢してノーマルエディションを買ってから、後でパーツを付けていこっと!というのは、若干コストがかさんできますね。
また、カラーリングがカウルの色とマッチしていない…という状態でこの価格ですので、完璧にS Edition化するというのは、難しいと思います。タンクのカラーなどでミスマッチになってしまう可能性が高いですね。もちろん、タンクカバー等を使用してカラー変更したり、自家塗装でカラー変更したり、別途フェンダーなどを購入するなどすれば、完全にS Edition化ができますが、なかなか茨の道ですね…
「損です」と言っておきながら、私はやりました
ちなみに、私はレブル(2017年~)の旧型モデルオーナーだったのですが、そのレブルを新型化(2020年~)し、さらにその状態にS Editionの装備を載せていきました。その時の様子が下記。
リアボックスが台無しにしてしまっている感はありますが…ぱっと見S Edition風に見えませんか!?(しかもベースは2017ということも考えると、結構寄ってるかなと自賛しています)
作業内容としては、
- S Editionフロントカウル取り付け
- フォークカバー取り付け
- フォークブーツ取り付け
- シートカバー取り付け(タケガワ ダイヤモンドカット)
- タンクカバー取り付け(艶消しブラック)
となっており、これだけやれば大分S Editionライクになります。ただ、上記内容を見て頂ければわかる通り、そこそこお金はかかります…!!ので、S Editionの見た目が好きだ!という方は、素直にS Editionを購入しておくことをおススメします!
というところで今回は以上です!