【レブル乗り必見!!】レブルの固すぎて使えない「車載工具の闇」の封印を解く!ついでに、車載工具で何ができるか見ていく【Rebel250 メンテナンス】

今回は、レブルの意外と知られていない「アノ」問題。車載工具のアノネジ固すぎねぇか!?問題について語っていこうと思います。

以前、Youtube動画としてアップしたのですが、結構反響があったので、ブログ記事としても残しておこうと思います!

まだイマイチ「ピン」と来ていないかたが多いと思いますので、早速概要説明からやっていきましょう!

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レブルの車載工具が固すぎて外せない問題

レブルには、意外と知られていないけれど、致命的な問題があります。それが「固すぎて外せない車載工具最初の1アイテムを封印しているネジ」問題です。

レブルにはもちろん車載工具が純正で搭載されているわけですが、殆どの車載工具というのはシートの裏に張り付いております。で、そのシートを取り外すためには対角5mmの六角レンチが必要になり、その六角レンチは右サイドカバーを外したトコロに見つけることができます。

サイドカバーを外すとこんな感じになっています。

錆び錆びですが、下記が件の六角レンチになっています。

もうレンチが見えていますし、簡単に外れそうですよね!この六角レンチが手に入れば万事OKです!そうすれば、シートを開けて、裏側の車載工具にアクセスして、イロイロな作業ができるようになります。

が!

このレンチを守っているネジが外せないんですよ!固すぎて!

それが今回の、「固すぎて外せない車載工具最初の1アイテムを封印しているネジ」問題となっております。マジで固いです。

あの部分のネジを外していく

はい。それでは件のネジを外していきましょう。固いと巷では言われているけれど、まあ私の工具があれば余裕でしょう。と思っていました。最初はね。

とりあえずは様子見で、本来想定されているであろう硬貨なんかでのネジ外しをやってみました。壊れてしまっても大丈夫なように、10円玉でトライです。

おらああぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!

もちろんネジは外れるわけはなく、ただ疲れただけでした。まあ、ここまでは想定通りです。そりゃあ、こんなので外れてしまっては、前評判と全然違いますからね。

さて、ここからが本番です。ネジサイズにジャストフィットする結構デカめのドライバーでこのネジを外しにいきますよ!!!!

しかし、あ、あれ、想定と違う…バッチバチに回そうとしているんですけど、1ミリも動かない…!!なんだと…!!こんなプラスチック部分みたいなところにマウントされてるネジがこんなに硬いだと!?

落ち着け、落ち着くんだ。こういうネジは焦ったら負け。焦って回そうとすればするほどネジ頭を舐めてより最悪なルートに落ちていくんだ。落ち着け。

おらああぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!

パキィッ!!

というわけで、なんとか外すことができました。これ相当固かったですね。

コチラが外したネジ。本当に普通のネジです。こんなのがなんであんなに硬いのか…

この取り外したネジは、適正トルクで締めて、以降は無事硬貨でも外せるようになりました。いや、本当に大変でした。

車載工具だけで何ができるのかを確認していく

さて、それではこの鉄壁の防御に阻まれていた車載工具の六角レンチ。これを使って取り出せる車載工具で一体何ができるのかを見ていきましょう!

まずは当たり前ですが、先ほど頑張って外したネジに守られていた六角レンチです。これ1本でも結構イロイロできます。このレンチを使用することで、車載工具のメインドコロであるシート下にアクセスすることができます。

シートの外し方は、メインシート後方にある2本のキャップボルトを外せばOKです。

ボルトを外したら、少し持ち上げつつ後方に引きつつ…という感じでシートを外せます。シートが外せたというだけで大分安心感が違いますね!例えば、電装類をカスタムしている方はこのあたりに配線があるでしょうから、その状態の確認や、ヒューズが飛んでいるようであればヒューズの交換などが出来ますからね。

さて、この外した側のシートですが、そのシートの裏側にイロイロと車載工具が張り付いている珍しいタイプになっています。

シート裏に取り付いている工具は、

  • スパナ(10mm-14mm)
  • スパナ(12mm-14mm)
  • ドライバーの芯
  • フックレンチ(リアサスの調整用)

です。

道理でシートが重いわけですね。こんなに工具が張り付いているんですから。

さてこのシート、ゴムで車載工具が念のため保護されていますので、それを外します。さらにしっかりシートの突起に各種工具がハマっていますので、必要な工具を取り出せばOKです。なお、ドライバーの芯がシート裏に挟まっていますが、このままではドライバーとして機能しません。ので、ドライバーの持ち手を探しに行きましょう。

ドライバーの芯は、バッテリーのフタ上部にハマっています。下記写真の部分ですね。こもまたハマっているだけなので、取り外します。結構しっかりハマってます。

ドライバーの芯とドライバーの持ち手を組み合わせることで、その挿した向きによってプラスとマイナスドライバーそれぞれとして使用することができます。

これでドライバーが完成です。あくまでこのドライバーは緊急用で、あまり高トルクな部分に使用すると壊れます。いつかGN125Hの車載工具のドライバーを壊してしまった記憶があります…

ドライバーが完成してしまえば、バッテリーの取り外しができますね!マイナス端子を外して、プレートを外して…などの手順を踏むことでバッテリー外しができます。バッテリー外しの手順はコチラの記事にまとめています。マイナス端子が外せるだけでも、例えば長期バイクに乗らないことが分かっている場合は、マイナス端子を外しておくことでバッテリーの放電を抑えることができますね。

また、バッテリーのプレートですが、さらにもう1つ工具が付いています。それが下記写真で手に取っているヒューズ用のクリップです。もしヒューズを飛ばしてしまった場合は、これを駆使してプレートに設置されている(フタで隠されている)スペアのヒューズと切れたヒューズを交換できます。

ヒューズはこのあたりにあります。症状によって、どのヒューズが飛んでしまったのかあたりをつけて、それと交換します。

スペアのヒューズはコチラ。

他、最初に手に入れた六角レンチを使用することで、イロイロなことができますね。あくまで緊急用ですが。(柄が短いので、高トルクな部分には向かない)

というところで、今回はレブルの外れなさすぎるあのネジと、車載工具を使用してできることについてまとめてみました!

緊急時にあのネジが外れない…と絶望しないように、事前に確認しておくことをおススメします!

今回は以上です!

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