【レブル250 メンテナンス】フロントタイヤ(ホイール)とフロントフェンダーの外し方について

今回は、レブルのフロントタイヤというかホイールと、フロントフェンダーの外し方についてまとめていこうと思います!

レブルのカスタムやメンテナンスをしていく上で、フロントタイヤを外さないといけない…という機会ってたまにありますよね。メンテナンスであれば、フロントフォークオイル交換であったりフロントフォークO/Hであったり、カスタムならフォークブーツ取り付けやフェンダー交換などなど…

めっちゃ機会が多いというわけではないんですが(ヘッドライト開けやシート外しはかなり多い印象)、タマにやろうとすると手順を忘れている…そもそもやったことがない…そんな方向けに(前者は自分向け)、レブルのフロントタイヤ及びフロントフェンダーの外し方についてまとめていきます!

特殊な工具は特に不要ですので、しっかりと手順をおさえて落ち着いてやれば問題ないと思います!それではやっていきましょう!

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フロントタイヤ(ホイール)のとフロントフェンダーの外し方

レブルのタイヤ/フェンダーの外し方については、大きく4つの手順があります。

ジャッキ当て、アクスルシャフト抜き、タイヤ外し、フェンダー外し。こんな感じの手順になっています。次項から具体的な手順を書いていきます。

事前準備

いざフロントタイヤ外しだ!とはならなくて、事前にやっておくべきことがあります。ジャッキ当てとキャリパー外しですね。前者はマストですが、後者は任意です。ただ、外しておいた方がちょっと楽だとは思います。

ジャッキをあてておく

今回は、フロントタイヤを外すことになるため、何もしないと車体が前に倒れてきてしまいます。

というわけで、ジャッキアップが必要になります。最初の段階だと、アップしきるというよりもちょっとテンションがかかる程度にジャッキをセットするイメージで、シャフトを抜くときにジャッキを調整してテンション調整するという感じですね。

ジャッキポイントは車体フロントよりのエンジンあたりになると思います。私は今回下記のあたりに仕掛けました。

当たり前ではありますが、マフラーにジャッキはNGです。普通に凹むと思いますし、不安定です。

また、ジャッキを直接エンジンにあててしまうと、塗装剥げやエンジンへのダメージに繋がってしまいますので、何かクッションのようなものを挟みましょう。ウエスを厚くして挟むでも良いですし、布などでもOKだと思います。私は今回段ボールを挟んでいます。

下記記載の通りですが、ここでは持ち上げるというよりも、ちょっと負荷がかかっているかな、程度のところまでジャッキしておきます。


バイクが不用意に動かないようにしておく(ギアを1速に入れておく)

作業中にバイクが動いてしまうととても危険ですので、ギアは1速に入れておきましょう。これでバイクが動くことはないはずです。なお、後々の工程でありますが、ブレーキキャリパーを外すことになりますので、絶対にブレーキレバーを握ってはいけません。よって、ブレーキレバーを輪ゴムで縛ったりということももちろんNGです。

ブレーキキャリパーは外しておいた方が楽(任意)

絶対必要というわけではないのですが、ブレーキキャリパーは外しておいた方が後々、タイヤを嵌める時に楽になりますので外しておくことをおススメします。

ブレーキキャリパーは、フロントフォークに取り付けられており、2本のボルトで留められています。この2か所を外せばOKです。下記で指さししているところと、そのちょっと右下のフォークに取り付けられている部分です。

片側を外しきるというよりも、片方少し緩めたら、もう片方も少し緩める、という感じで作業します。2本とも緩めたら、どちらのボルトも抜いていきましょう。

これでキャリパーが取り外せました。なお、もともとはネジロックが塗布されていますので、戻す時は同じようにしておくのが望ましいです。

アクスルシャフトを抜く

事前準備がOKであれば、今度はいよいよアクスルシャフトを抜いていきます。アクスルシャフトとは、フロントタイヤの中心を貫いている太くて長いボルトのことです。

アクスルシャフトを抜くための準備

車体右側のボルトを緩めていきます。確か頭は19mmだったと思います。スパナなどは力がかけにくい&ボルト頭にダメージを加えてしまう可能性があるので、メガネレンチやソケットなどを使用しましょう。

始め、これがアクスルシャフト本体だと思っていました。実際は異なり、ただのボルトになっています。外した様子が下記。

次は、下記の2つのキャップボルトを緩めていきます。

今度は、車体反対側(車体左側)にまわり、同じように六角キャップボルトを緩めていきます。なお、外す必要はなく緩めればOKです。

ジャッキで高さ(負荷)を調整する

さて、ここでアクスルシャフトを抜きたくなりますが、その前にジャッキの負荷掛け調整をやっておいた方が良いです。最初にジャッキをかけていると思いますが、その負荷を絶妙なセッティングにします。どのくらいに調整すれば良いかというと…難しいんですが、アクスルシャフトを抜くときに負荷が最も少なくなるようにジャッキを調整します。これをやっておくとやらないで、シャフト嵌めのスムーズさが結構変わってきます。

アクスルシャフトを抜く

それでは、いよいよアクスルシャフトを抜いていきます。車体右側からプラハンなどでアクスルシャフト本体を軽くたたいて、左側からシャフト本体を引き抜きます。この時、シャフトを直接はプラハンで叩けないと思いますので、何かを噛ませて叩きましょう。なお、この時にシャフト本体がダメージを負わないよう、布などを当てておきます。

私はそのあたりに転がっていた高ナットを使ってシャフトを叩きました。もちろん当て布アリです。

こうすると、車体左側から見た時にシャフトが出てきますので、それを引き抜きます。

なお、シャフトにはグリースが殆どついていない、というか、ついていたんでしょうがカラッカラになっていましたので、シャフトを嵌める時にグリスアップしておきました。

タイヤを外す

シャフトが抜けたら、次はフロントタイヤを外していきましょう。前に転がしていきます。この時にキャリパーを外してあれば割とさくっとタイヤが外せると思います。

フロントフェンダーを外す

フロントタイヤを外せたら、フロントフェンダーを外せるようになります。フロントフェンダーは正面下から覗き込んでみると、4箇所ボルトで固定されているのが分かりますので、それらを外してきます。

これでフロントタイヤ及びフロントフェンダーが外せました!お疲れさまでした!

取り付けは、丁度これら手順の逆になります。組付けミスなどがないように注意なさってください!また、シャフトにはこの際なので注油(グリスアップ)することをおススメします。

というところで今回は以上です!

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