今回は、レブル250(2017~2019)のバッテリの外し方についてまとめていきます。2020~モデルのレブルは…どこまで同じか分からないですが、おおむね同じような手順になるかなと思います。
レブルのバッテリーを外すタイミングとしては、大体下記のタイミングになるのかなと思います。
- バッテリーを充電したいので取り外したい
- バッテリーを交換したいので取り外したい
他にも、カスタムパーツの配線確認のために一旦レブルのバッテリーを車体から取り外してそれを電源として扱いたい、なんてニーズがあるかと思いますが…それは素直に12V発生器を買った方がお手軽ですね…電池8本あれば実現できますので!
レブルのバッテリー外しの難易度ですが、下の上くらいといったところですので、メンテナンス経験があまりない方でも作業自体は可能かなと思います。
が、注意点も若干あるので、その点だけおさえられればと思います!
レブルのバッテリーの外し方
大まかな手順は下記の通りとなっております。
- 純正シートを取り外す
- バッテリーを封じているプレートを取り外す
- バッテリーの端子を外す
- バッテリー本体を取り外す
それではさっそくやっていきましょう!
シートを取り外す
シートの外し方は、シート後方に2か所のキャップボルトが見えると思いますので、それを取り外せばOKです。

大体このオレンジのレンチで指している部分にあります。
参考までに、ですが、レブル右側サイドカバーを外したところにある六角レンチがサイズが同じものですので、これを使用して取り外すこともできます。


取り外しの際は、シートフロント部がタンク下にハマっている状態ですので、シート自体を少しだけ後ろに引っ張りつつ持ち上げる必要があります。
これでとりあえずシート取り外しはOKですね!
プレートを外す
シートを取り外した状態は、こんな感じになっていると思います。

ここで、丁度真ん中に見えている配線は、純正には無いものですのであまり気にしないでください。

この邪魔な配線を除けてあげると見えてくるのがバッテリー、ではなく、バッテリー上部のプレートです。丁度真ん中の部分の黒いプレートの下にバッテリーが存在します。
というわけで、このプレートをまず取り外してあげる必要があります。
プレートの外し方ですが、2か所のプッシュリベットによって固定されていますので、それを取り外します。
1か所目は下記の通り、割と見やすい位置に存在します。

プッシュリベットの外し方ですが、センターの丸い部分が押せるようになっていますので、その部分を押してあげます。と、リベットの取り外しができます。


このプッシュリベットですが、もちろん再利用はできて、一旦ピンが押し込みきられた状態になっていると思いますので、それをまた押し上げて、ピンの広がりを内側に押し込んであげればOKです。(言葉で説明しにくいですね…)
もう一か所は、下記の位置にあって、純正の配線で隠されているのでパッと見えないかもしれません。

コチラも同じ手順で外していきます。
次にプレートの車体前方側のツメを、車体後方側にズラしてあげます。このツメはエアクリーナー(口みたいに開いている部分)側にハマっているので、まず後方に外してあげないといけないということですね。

最後に、プレート上部から見えていた端子部分、下図の部分ですね、コチラをプラスドライバーで緩めていきます。
基本的に、バッテリーを取り外す時はマイナス端子⇒プラス端子の順番で取り外す必要がありますが、このプレートの構造上、かならずその順番で取り外すことになります。良い設計ですね。

今、上図で外しているのがマイナス端子です。
余談ですが、バイクに長期乗らないことが確定している場合は、このマイナス端子を外しておくと良いです。自己放電が少なくなり、次にエンジンを掛ける時にバッテリーがあがっている!?という状態を回避できる可能性が高まりますので!(そうならないために、冬季が過ぎたらバッテリー充電するのが良いですね。冬季中でもOKです!)
本題に戻りまして、先ほどのマイナス端子まで外せれば、プレートの邪魔するモノは無くなりますのでやっとプレートを取り外しできます。

端子を外す(プラス)
前項までで、既にマイナス端子は外していますので、後はプラス端子を取り外せばOKですね!

プラス端子は、赤いビニールキャップが被されていて、直接は見えないです。上記写真の人差し指で指している部分がプラス端子です。
なお、このプラス端子ですが、バッテリーを取り付けた後、必ずしっかりプラス端子をガードするように赤いビニールはかぶせた状態にしてください!これが露出していると結構危ないです…

やはりプラス端子側もプラスドライバでネジを外せばOKです。
ここまでで、プラス端子、マイナス端子共に取り外しができている状態のはずです。
バッテリーを引き抜く
後は、バッテリーを遮るものは何もないはずですので、バッテリーを上部に引き抜けばOKです!

お疲れさまでした!
なお、今回の内容は、動画にもなっておりますので、作業内容がイマイチ分からなかった…という方は下記をご覧ください!