みなさん、良いGN125Hライフを過ごしてますか!?
私は過ごしております!既にGN歴も10年!まだまだ元気な現役バイクとして活躍してくれています!
さて、今回なんですが、実際に私がGN125Hに乗ってきて、「ココ変えたらGN125Hライフが快適になったな…良かったな…」と思ったパーツについてまとめていこうと思います!GN125-2Fなどではなく、GN125H型についての記事となります。
GN125Hは、設計は1990年代のまま(GN125E)、それを中国で製造するようになりましたよというバイクで、ともすると皆さんお察しの通り、設計も古く各種装備も何世代も前のモノになっております。というわけで、そのまま乗っていると不満なんかも発生してきます。(もちろん、設計じゃない部分に起因するところもあります!)
というわけで、今回はそういったちょっとイマイチかなと思うポイントを解消できる素敵なパーツ4つについて語っていきます!
GN125Hの交換すると幸せになれるパーツ4選!!
1. ヘッドライト(バルブ)
GNの交換すると幸せになれるパーツ1つ目は、ヘッドライトです。ヘッドライト本体の交換でもOKですが、ライトバルブの交換だけでも十分な効果が得られると思います。
GNの純正ヘッドライトは、確か消費電力35W程度でかなり暗いものが装着されています。基本的に日中しかバイクに乗らないという方であれば何も問題はないのですが、夜間に乗られる方はこの暗さというのはかなり不安に感じると思います。特に雨天でかつ都市部から離れたトコロでは、心もとなすぎます…!!
そこで、ライト交換です!とりあえずはライトバルブの交換でOKだと思います!おススメはコチラです!
マツシマさんのバルブです!公式コメントはコチラ。
ほとんどのオートバイに取替えるだけの手軽さで明るいハロゲンヘッド球の使用を可能にしました。明るさを追求したバイクビームや視認性とドレスアップを兼ね備えたカラーハロゲン球など豊富なラインナップの中からお選びいただけます。
出典:マツシマ公式ページ
実際私も、純正ヘッドライト時代ではコチラのパーツをおススメされて装着してみたのですが、確かに明るくなりますね!夜間走行もマシになりました!もちろん、ヘッドライト本体をLEDやHIDに交換した!なんかと比べると気持ち程度のモノですが、そのお手軽さを考えるとGOODです。
バルブ交換は、ヘッドライトを開けて(ライト下部のネジを外すとライトケースが外れます)、バルブに繋がっている配線を抜いて、バルブの金具を取り外して、バルブを差し替えればOKです。
他のヘッドライトの明るさ対策としては、ヘッドライト本体をH4対応のものに交換するというものがあります。ヘッドライト本体の交換ですね。GN125H純正のライト形式は珍しい形状になっていて汎用性に乏しいです…選択肢は前述のマツシマさんのモノしかないかなと…一方で、H4のヘッドライトに交換してしまえれば、無限の選択肢の中から自分の好みのライトバルブを選択できます。
ライト交換は、バルブ交換と比べると少しだけ難しめ(とはいえサイズがあっているライトを買えばそこまで大変では無いです!)ですので、ここでの解説は割愛させて頂きます。
なお、今回のライト暗い問題は、別の記事にもしていますので興味のある方は是非ご覧ください!
2. フロントタイヤ
2つ目の交換すると幸せになれるパーツは、フロントタイヤです。
GN125H純正では、SAKURAタイヤという如何にも海外のメーカーが名付けたようなタイヤが装着されています。下記の写真のようなかなーり細く、かなーり特殊なタイヤパターンのタイヤです。なお、2Fであったり、最近のHもそうなのでしょうか?KENDAタイヤになっている可能性がありますが、KENDAの方はまだまともな性能なようです。今回の内容は、SAKURAタイヤだった場合の話です。
これを変えると何故良いのか、というトコロですが、ひとえに「安全性がかなりUPするから」です。このSAKURAタイヤですが、それはもう不安なんです…!!普段から接地感というのが薄く、雨の日の走行では滑ります。いつか、「どんな運転してるんだ!」というコメントを貰ったことがありますが(結局その人はKENDAタイヤだったようですが)、国産タイヤと比べたら滑ります。ですので、通勤/通学で雨の日でも乗らないといけない、というユースケースではできるだけ交換しておいた方が良いかと思います。
また、この細いタイヤは峠道とかに施されがちな「グルービング加工」に足を取られがち、というデメリットもあります。正直かなり怖いです。グルービングというのは、山道の路面に溝を入れることで水はけを良くしてハイドロプレーニング現象の発生確率を低下させたり、スリップ防止などの意図で施工されるようですが、恐らくこれは四輪車目線での施工だと思います。二輪はこの道ただただ怖いだけですからね…
他にも、ブレーキ時の最大制動力はタイヤに依存しますから、国産のしっかりしたタイヤに変更することでブレーキング時の制動力もあがります。(もちろん、純正状態のブレーキはプアなのでフルブレーキしてもたかがしれていますが…)
タイヤは操作性観点でも、ブレーキ観点でも重要なパーツになってきますので、最初に装着されいてるタイヤがSAKURAタイヤだった場合は、交換されることをおススメします。なおこのSAKURAタイヤ、ロングライフすぎるため、2万キロ乗ってもまだまだ現役だったりします…(それだけ摩耗していないというのは極めて心配ですが…)。ので、SAKURAタイヤを楽しめたら、寿命を待たずして交換しておくと良いと思います。
なお、「GNのタイヤの選択肢って何があるんだ…わからん…」という方、下記記事にまとめておりますので、参考になさってください。
3. フロントスプロケット
GNの交換すると幸せになれるパーツ3つ目は、フロントスプロケットです!
フロントスプロケットは、下記写真のカバーを外した中に存在する歯車のことです。
GNは純正で14丁という端数のスプロケットを採用しているのですが、これだとローギアードなんですよね。1速、2速なんかですぐに吹けあがってしまって、低速でのギアのギクシャク感もすごいです。結構扱いにくいバイクだなという印象を抱いてしまいます。
が、このフロントスプロケットを15丁に変更すると、1速、2速での扱いやすさがかなり向上します!
一方で「フロントスプロケットを1丁上げるということは、低速での加速力を犠牲にしているのでは?加速が落ちるのでは?」と思うかもしれませんが、そんなに悲観するほどのデメリットは感じないですね。本当にごく低速でのトルク感は下がりますが、それ以上に1速、2速でエンジンを回せる幅が広がりますから、加速感というのは落ちないどころか、人によっては上がるかもしれません。1速2速と本当にすぐシフトアップしないといけないので。純正スプロケット歯数だと。
なぜこんな設定になっているのかというと、中国では、荷物をかなり積載したり、多人数乗りすることが多いため、とにかく低速でのトルク感というのが重視されるからだと思います。日本で特に1人乗りしかしないのであれば、15丁化はかなりおススメです。
なお、フロントスプロケットの交換作業をDIYでやる場合は、フロントスプロケットを留めているボルトが物凄く固いので、しっかりとしたレンチを装備して挑みましょう!大分昔の記事ですが、私もGNのスプロケットを交換しています。
4. ブレーキパッド(orブレーキ本体)
GNの交換したら幸せになれるパーツ4つ目は、ブレーキパッドです。欲を言えば、EN125やGN125-2Fなどのブレーキ系に入れ替えてしまいたいですが、そこまでするとコストとDIY作業難易度がぐっと上がってしまいますので…お好みで。
コチラのバイク屋さんの記事でも記載されていますが、GNのブレーキパッドは国産のモノと比べてイマイチこう食いつかないというか、なんか…イマイチなんですよね。パッドが減らないメリットはありますが(メリットではない)。
GN125Hに使用できるパッドは事実上1つしかありません(海外から輸入した怪しげなモノは除くとして)。ベスラさんの下記の製品ですね。
コチラの製品のコメント欄を是非ご覧頂きたいのですが、GN125H民から称賛の嵐となっております。
皆さん満足しているようです。GN125EやGN125-2Fともパッド形状は異なりますのでご注意ください。
このパッドに変えることで、GN125Hのブレーキング力が若干アップします。しっかりとシングルポッドなりのストッピングパワーを発揮してくれます。もちろん、1ポッドなのでアレですが、それでも純正状態よりも大分マシです。タイヤ交換と組み合わせれば、ブレーキング時のストレスは減らせると思います。
私は、それでもやはりちょっと不安があったので、EN125のブレーキ系に変更して2pod化、その後見た目重視で4pod化しました。流石に4podにもなると今度はブレーキが効きすぎますので、2podあたりがおススメです。
というところで今回は以上です!皆さんの快適なGNライフをお祈りしております!