ツーリング中の雨…靴が濡れると本当にテンション下がりますよね
いつかのバイクデメリット記事で書きましたが、バイクは天候の変化に大変弱い乗り物です。
それはもう弱い乗り物です。
冬は雪が降ったら乗れませんし、夏は暑すぎて修行になるのであまり乗りたくないですし。
それ以外にも、雨天の場合は乗りたくないですよね!
服が濡れて気持ち悪くなるのももちろん、財布とかスマホとか荷物とか濡れて困りますし…
が。個人的に雨が降って一番嫌なのは…
靴が濡れてぐっちゃぐっちゃになることですよ!!!!
バイク乗りの方、分かりますよね…?
靴が濡れてぐっちゃぐちゃになった時の不快感!!
これが、数日間のツーリングの最中に降られた場合、次の日とかにも響いてきますからね。また次の日も気持ち悪さ持続。
最悪です!!まじで!!
で、じゃあこの不快感を味わわないためになんとか出来ないだろうか…と私も思ったわけです。
今回は、私が実際に対策をしてみて効果のあった2種類の対策について書いていこうと思います。
靴の雨対策1. 靴用の雨カッパを購入する
近年は、モノが氾濫していますね。ネットを探せば本当に色々なものが見つかります。
そうです。靴用のカッパなんてものも売られているんですよ!!しかも安価で。
私が購入したレインカバーは下記のものです。
な、なんと、お値段1600円!(2019年3月時点)
こんなんであの雨の不快感から解放されると思えばかなりお得ではないでしょうか!
こちらは、ぱっと見はダサいと思われるかもしれませんが、太もも部分まで覆ってくれるタイプのもので、かなり防水に対する信頼度は高いです。
実際に、去年の夏に行った北海道ツーリング(結構な雨)で使用しましたが、ほぼ浸水は無し!ほぼと言っているのは、脱ぐ時とかに微妙に雨が入っちゃって靴下がしっとりしてしまった、位のものですので実際は浸水していないと思われます。
また、ツーリングで5回程使用しましたが、とりあえず今のところは壊れずに使えています。
ただし、恐らく中華製ですので何年も使用することは困難と思われます。通勤で毎日使用する、という方は、さらにこの製品に補強を入れることをオススメします。
他にも、太もも部分までガードしてくれる製品でより安価なものも発売されています。
安いですねー…レビュー件数は少ないので信頼性は不明ですが、おそらく何年も耐久はしないと思われますので、こうした安価な製品を壊れたらまた買いなおす、といった使い方をするのが良いかと思われます。
若干価格は高くなりますが、ラフアンドロードさんからもブーツレインカバーが発売されています。メーカー不明な上記2製品よりも信頼性は高いかもしれません。
こうした製品を選ぶ際は、ボタン式ではなくチャック式を買うのが良いでしょう。
Amazonでは、ボタン(のみ)で留めるタイプのものが発売されていますが、バイクの風圧などを考えるとチャック式の方がよさそうです。
シフトガード(車体側)の併用を推奨
これら製品に限らず、大体のブーツレインカバーは、シフト部分への布の厚盛りなどの対策はされていませんでしたので、シフト側に何かの対策をしていないとすぐに破れてダメになってしまうおそれがありますので注意です。
私は、下記のシフトカバーを使用しておりますので、左足の破れなどは発生していません。
本題とは外れてしまいますが、こちらの商品は結構オススメです!
ゴムでシフトからのダメージを軽減しているように見えますが、このゴムの裏にフッ素コートされたシートを張り付けることができるんですね。
このフッ素コートのシートがすごくツルツルで!靴との摩擦をかなり軽減してくれます。
靴の雨対策2. 防水ブーツ(靴)を購入する
率直に申し上げて、1つ目のブーツ用レインカバーでかなり雨を防げます。
が、皆さん3点の突っ込みがあると思います。
- ダサくね…
- 常にこのレインカバーをバイクに積んでおくスペースは無いんだよなあ…
- 脱着が面倒くさい…
と。
1点目のダサくね…?については、はい、私も同意見です。しかしね、仕方ないじゃないですか!我慢ですよ。それに、まあ雨の日なんで他人の目は気にしなくて大丈夫ですよ。ええ。
2点目について、これは確かにそうですよね。私は常にこのレインカバーをリアボックスに入れてありますが、これ地味に場所取ったりするんですよね。リアボックス無しのバイクだったりすると、収納できない可能性があります。
3点目について、観光地について折りたたみ傘にチェンジした際など、やっぱりこのレインカバーをそのままにしておくとダサいので外すかと思います。そういう手間が面倒だという指摘、ごもっともです。
ちなみに、面倒だからといってずっと履いたままにしておき、観光先の岩場とかではしゃいで引っかけてレインカバーを傷つけた人間もいるので、出来れば観光地では外した方が良いでしょう。ちなみにそれは私です。
というわけで、これら問題を解消する方法が1つあって、それがそもそも防水の靴を履くことですね。
というわけで、防水ブーツについての話です。
私が実際に買って、今でも現役で使っているレインブーツが下記のものになります。
こちら、なかなか良いですね。見た目が普通の靴っぽいですし、かなり安価(普通の靴を買うのと変わらないか、微妙に安い)ですので個人的にはかなり気に入っています。
デメリットとしては、靴の足を入れる口の部分がスネとかに当たると肌が負けて赤くなります。さらに放置しているとめっちゃ痛くなります。長い靴下が必要ですね。
実際に雨天でも使ってみましたが、弱い雨で短時間であれば、結構防水してくれました。
他にも見た目が良い感じの靴では下記のようなものがありますね。
他に、メジャーメーカーのゴールドウィンさんが出しているブーツで、比較的評価の高いものとしては下記のようなものがあります。
こちらは足首までしかガードされていないので、どの程度の効果があるかはわかりませんが、なかなか評価は高いですね。23レビューで星4となっていました。
上記全てのものに言えますが、長時間かつ強めの雨の場合は、全ての雨をガードしきれないと思います。
日常ベースでの雨であれば、かなり防いでくれるとは思いますが、バイク乗車時は風圧も高まりますから、雨の浸水性が上がってしまいます。
というわけで、突発的な雨に対しては有効かと思いますが、1日中天気が悪そう…という日に使用するのは難しいかもしれません。
実際にどちらも試した筆者の感想
さて。
私は実際にどちらのタイプの商品も購入して試してみました!
結果、どちらが良かったのかというと…
どっちも良いですね。状況に応じて使い分けするのがベストです。
はい。
1日以内のツーリングで、降水確率は40%。雨が降るかもな…というようなコンディションでは、2つ目の防水靴でOKだと思います。
これだけで、多少の雨なら十分ガードしてくれますので。
ただし、一日を通して降水確率60%以上の場合で、雨の強度も高い場合はでは、防水靴だけでは凌げない可能性が高いです。
というわけで、このようなケースでは、防水レインブーツカバーを使用するのが良いでしょう。個人の体験としては、レインブーツカバーはかなり雨耐性が高いですね。
雨が嫌いで靴を絶対に濡らしたくない、けれどレインカバーを常時履くのはダサくて嫌だ…という方は、レインカバーをバイクに積んでおいて、防水靴を履いておく(見た目の良い)というのが良いでしょう。私はこのタイプです。ツーリングに行く際、天気がイマイチそうであれば、レインカバーとレインブーツを併用しています。
その他、ビニール袋を使うという声もあったが実際は…
私のオススメとしては、上記のレインカバーとレインブーツを状況に応じて使い分けるというものでした。
さて、ネットを探してみると、ビニール袋を使う!というものがありました。
これは実際どうなんだろうか…といいますと…
正直あまりオススメできません…
理由としては、
- すぐ破れる
- 飛んでく可能性
です。
なんの装備ももっていない時で、ビニール袋があればそれを使用して凌ぐのは全然アリだと思いますが、雨が降りそうだなと予見できているのであれば、防水レインカバーか防水ブーツを買っておきたいところですね。
また、防水レインカバーは、ホームセンターなどでも販売しているところがありますので、ツーリング中だったとしても近くにホームセンターがあれば調達するのが良いでしょう。
おわりに
今回は、バイク乗車時の靴に対する雨対策について書きました。
本当にツーリング中の靴濡れはテンション下がりますよね…
でも、私はこれら対策を施すことで靴濡れ率が極めて下がりました!!オススメです。はい。
靴に限らず、雨天ツーリングでの捗るアイテムについての記事です。
雨天ツーリング後にバイクにやっておきたいメンテナンスの記事です。