はじめに
今回は、125ccバイクでのツーリングで特に気を付けたい8ポイントについてまとめてみました!
私は125ccのバイクにかれこれ8年程乗っていますが、それ以外の排気量クラスでは悩まなかったようなことで悩むことがしばしばあります…
というわけで、今回は125cc特有のツーリングで気を付けたいポイントについてアツく語っていこうと思います!!
ちなみに、そもそも125ccでのツーリングってどうなの?楽チン?大変?というよくあるQAに関する回答は下記の記事にまとまっていますので、興味のある方はご覧ください。
125ccツーリングで気を付けたいポイント~事前準備編~
それでは、まずは125ccでツーリングに行く前の事前準備の段階でいくつかのポイントがあるので、準備まわりに関するものについてポイントを列挙していきます。
通れない道は事前にチェックしておく
以前、「125ccバイクでのツーリングはツライのか」という記事を書きましたが、そこでも挙げているポイントです。
結構125ccでは通れない道があります!
高速道路はもちろんNG
高速道路はもちろん通れません。ここまでは当たり前なので特段問題はないかと思います。
有料道路は…場所によります…
有料道路は…個人の体感では、50%程度の確率で125ccが通れないので、GoogleMapで高速道路ではないが有料道路を通るというルートになっている場合は、事前にその道が125ccで通行可能かという点について確認しておくことをオススメします。
私が有料道路で通れなくて泣いた道としては下記のようなものがあります。
- 千葉県の「九十九里有料道路」
- 海岸沿いをずっと走っていける気持ちの良い道路!
- すごく楽しみにGN125で訪れたんですが、通れませんでした…
- 岐阜県の「安房峠道路」(白川郷近く)
- 殆どがトンネルになっている有料道路
- これを通らないと,超絶過酷な峠道を通ることになり、トンネルを通れば5分で通行できるのに、125cc以下では30分程度かかる + すごい疲れるというホントに絶望の道…
- 私はもちろん泣きながら峠を通りました…
他にも結構あったと思いますが…また別の記事でまとめることにします。
無料道路でも125cc以下通行NGな箇所がそこそこあります
例えば、静岡県では、静岡市付近の「静清バイパス」、「藤枝バイパス」、「潮見バイパス」は、国道1号線の無料通行可能なバイパスなのですが、残念ながら125ccは通行できません…静清バイパスとか、迂回路は一時停止ばかりでホントに最悪な気分でした….
同じく静岡県では「西富士道路」などが無料ですが通行できません。
他にも全国には結構色々あります…
何が厄介って、これはGoogleMapの「有料回避」設定を入れてもルートから弾けないという点がホントにもう…困ります…
マスツーリングでは必ず参加可能かを確認しておく
マスツーリングでは、高速道路や有料道路を通る可能性があるため、モノによってはそもそも125ccが参加できないというケースもあります。
他、ツーリングペースが速いと想定されるツーリングでは一応参加はできてもついていくのが大変かもと言われる可能性もありますし…
とにかく、マスツーリングへの参加は事前に確認しておくのが良いでしょう。
1日の走行距離は(大型バイクと比べて)少なめにしておく
125ccは、高速道路は通行できませんし、有料道路も通行できない可能性があります。また、流れの速い道路では無料道路だったとしても125ccが通行できない可能性があります。
というわけで、概ね下道でのツーリングとなります。というか下道ツーリングになります。
ですので、大型バイク(ここでは250ccクラス以上)の人たちが組むようなルートをそのまま組むと、場所によっては一日中走りっぱなしで全然観光できない!ということになりかねません。
というわけで、1日の走行距離は気持ち少な目に設定しておくのが良いと思います。その方が心にゆとりが持てますし、いざとなっても時間のバッファができてより捗ります。
GoogleMapの提案してくる時間の1.5倍程度は見積もっておく
上記項目にちょっと関連しますが…
125ccでのツーリングは下道オンリーでのツーリングとなります。ですので、予期せぬ渋滞(朝や夕方の通勤ラッシュなど)で時間が押したり、当初は通れると思っていた無料道路も実は通れずに迂回路を使うしかなくて時間が押したり…
ということも十二分にあり得えます。私はいつかの山梨-種子島ツーリング(鹿児島)の時、到着20時で見込んでいたホテルに結局22時に着いた(もちろん連絡はしましたが)ということもあります…ホント大変でした。もう心労がすごくて…
こうしたこともありますので、GoogleMapの提案してくる時間の1.5倍は見積もっておくのが良いですね。時間にゆとりが無くなってくると、焦りが事故につながる可能性もありますしね。
休憩を適度に入れて疲労をためないようにするのであれば、さらに1.8倍とかをみておくとなお良しですね!
125ccツーリングで気を付けたいポイント~走行編~
疲れる…
より排気量が多い、パワーがあるバイクと比べて、125ccバイクでのツーリングは結構疲れます…
後述しますが、煽られたり、風の影響を受けやすかったり、坂道は登らないし、常に高い回転数では走ることになったり…
疲れます!!
ですので、事前準備編でも書きましたが、走行距離や時間には十分ゆとりをもっておくことを強くオススメします。
(大排気量バイクと比べて)煽られる
タイヤが細いからか、ピンクナンバーは原付と思われているからか、結構煽られます。このあたりは、私個人の体感、というわけではなく、Youtuberの方々もしばしば話題にされていますのでこうした傾向があることは事実でしょう。
私自身は、もともとGN125からバイク歴が始まり、その頃は煽られたり無理な追い越しをされたりということもしばしばありました。その後、段々バイクの排気量や車格、タイヤの太さも太くなってきてからはあまり煽られることは無くなりましたね。
私は煽られた時は(状況によりますが)左に避けて、後続車を先にいかせますが、こうした気を張るところが蓄積していくと疲労に繋がります。
煽られるというのはもう仕方がないことかなと思います。意外と125ccって速いんだぞ!軽自動車よりも加速いいぞ!と思っていても、なかなかそれが認知されないんですよね…
微妙に脱線してしまいました。
とにかく、より排気量が大きくて車格のどっしりしたバイクよりも煽られる傾向にありますので、注意したいところです。
風に煽られやすい
125ccクラスは軽いバイクが多いため、風に煽られやすいです。これはもう仕方が無いです。
下記のようなコンディションでは、風が強くなりがちですので、特に気を付けたいところですね。
- 海岸沿いである
- 橋である
- 雲行きがあやしい…
また、よく風が強くなるような場所では、旗や電子看板などの強風判定用の何かが設置されていることがありますから、気を付けてみておきたいですね。
流れの速い道/坂道などで頑張り過ぎない
125ccは、パワーが無い乗り物です。スペックが高い!と言われるGSX-R125などでも15ps程度ということで、250ccクラスのローパワーなバイクと比べてもさらに低いパワーしかありません。
125ccはそういう乗り物です。
なので、流れが速い道や坂道などでは左車線を走って速い車を積極的にやり過ごすのが良いと思います。他の車両と張り合うと疲れますし、バイクにも可哀そうですし、燃費も悪くなります。
なので、走行においてはあまり頑張り過ぎない気持ちを持っておくと良いと思います。
おわりに
今回は、125ccのツーリングで気を付けたいポイントを事前準備と実際の走行という2つの分類でまとめてみました。
最近は125ccクラスで魅力的なマシンが多くなっていますし、維持費も比較的お手頃で、車両価格も250cc以上クラスと比べるとお求めやすく、燃費もよく…素晴らしい魅力を持ったクラスのバイクだと思います。
しかし、特に日本の道路事情では125ccは制限を受けることが多く、ツーリングに行く際は他の車両クラスでは考えなくて良いポイントも事前に確認しておく必要があったりと、ちょっと煩わしいところもあります。
とネガティブなことを結構書いてしまいましたが…それでも私は125ccが好きですし、ツーリングに行きたいと思います!
今回は以上です!
125ccの魅力はこれだ!!