今回は、レブル250にウィルズウィンのフルエキタイプのオープンエンドマフラーを取り付けていきます!
ウィルズウィンの本マフラーは、比較的前からあるタイプのマフラーで、中古含めそこそこ流通していることを確認しています。正直結構気になっていたので、私も遅ればせながらついに購入しました!というわけで、今回は取り付け作業をやっていこうと思います!
ちなみに、新品ではなく中古にて購入しました。下記のものになります。
中古で買ったのは、綺麗なのに比較的お求めやすかった点、マットブラックに塗装されていてかっこよかった点からです。結構きれいに塗装されていました。
それでは、マフラー取り付け作業をやっていきましょう!
レブルの純正マフラーと純正エキパイを取り外す
まずは、純正マフラーを取り外していきます。純正マフラーを取り外すためには、2か所のボルトを外す/緩める必要があります。
最初は、エキパイとサイレンサーの接続部のボルトを緩めていきます。
ちょっとわかりにくいのですが、下記写真のような場所にボルトがあり、これでサイレンサーとエキパイを接続しています。その部分のボルトを緩めていきます。
つぎに、タンデムステップあたりにある固定ボルトを外していきます。裏側にナットがありますので、供回りを防ぐためにもう1本スパナなどを当てておくとよいでしょう。
これで、マフラーの取り外しができるようになります。マフラー全体をもって、後方に引き抜きます。ちょっとグラグラさせながら後方に力をかけていけば外れやすいです。
こんな感じで外れました。
次は、エキパイを外していきます。エキパイとは、エンジン本体から生えて、今取り外したパーツ(サイレンサー)を繋ぐパイプの部分を指します。
下記の写真で指さしている部分に1か所フレームにボルトマウントされているのと、その周辺にある廃棄センサーの取り外し、および、
下記写真で指さしている箇所のエンジンとエキパイをマウントしている部分のボルト(というかナット)2か所を取り外せば、エキパイを取り外すことができます。
なお、排気センサーを取り外すときは注意が必要で、排気センサーを取り外すために緩める際、配線がどうしても捻じれてしまいますので、配線がねじ切れないように配線の根本側のカプラを取り外してフリーにしておきます。
そのために下記手順を踏んでいきます。
車体右側のサイドカバーを外し、そこにおさめられている排気センサーのカプラを取り外します。
これが排気センサーにつながるカプラです。
先ほどの排気センサーのカプラを取り外したら、排気センサーをエキパイから取り外していきます。絶妙に下記写真には写っていないのですが、下記写真のちょっと指が見えているあたりに、エキパイに配線が伸びてささっているパーツがあると思います。それが排気センサーです。
排気センサーはオープンスパナで取り外しができます。(普通のスパナというか、普通のレンチです)
ちなみに、排気センサーは下記のパーツで、こんな感じで配線が生えています。ので、無理にそのまま緩めようとしてしまうと、配線が捻じれて断線してしまう可能性があります。
次は、エンジン前方にマウントされているエキパイとの接続部のナットを外していきます。
最後に、下記の写真の真ん中下あたりにあるボルト穴部分をとめていたボルトを取り外せば、エキパイが車体から外せます。
新マフラーを取り付ける
純正マフラーとエキパイが取り外せたら、今度はウィルズウィンのフルエキを取り付けていきます。
取り外しのちょうど逆の手順で、エンジンとエキパイの接続、排気センサーの取り付けなどをおこなっていきます。
排気センサーは、ウィルズウィンマフラーの中間あたりに取り付け場所があります。取り付け時も排気センサーの取り付け時は、配線をねじ切らないように注意しながら取り付けます。
純正マフラーとフレームを留めていた部分と同じ位置に、ウィルズウィンのマフラー取り付け用の穴がありますので、純正マフラーを留めていたボルトを使用してマフラーを車体にマウントします。
ここまでの作業ができれば、マフラーの取り付けは完了です!
取り付け後の様子は下記のようになります。一部ちらりと見えるステンの部分がカスタムしてますよ感を演出してくれてます!かつ、ステンなので純正マフラーで若干気になっていた錆びからも脱却できるということで、ダブルでうれしいです。
また、サイレンサー部(一体になっていますが)がマットブラックに塗装されていることで、ウィルズウィンから発売されている全体がステンレスの状態よりもレブルへのマッチ度がアップしたように見えます。
個人的に、見た目的にはとても良いなと思っております!
レブル250×ウィルズウィンマフラーのインプレ
さて、このマフラーですが… 個人的にはかなりハマりました!!
エンドバッフルが脱着可能なのですが、エンドバッフル有り状態だと音量の大きさは純正からそこまで変わらず、比較的おとなしい印象です。低音は純正よりもアップしており、オープンエンドマフラーっぽいサウンド(パタパタ感)がアップします。音量の大きさこそそこまで純正と変わらないのですが、音質は純正と明らかに違います。
社外マフラーでは失われがちな低速トルクですが、このマフラーでは殆ど低下がみられず、低速でのフィーリングも悪くないです。レブルに何本も社外マフラーを取り付けていますが、音質は良いけど… 低速のトルク感がなあ…と気になることも多かったですが、このマフラーは文句なしです!
エンドバッフルはボルト1本で留められているので、それを取り外せばバッフルが外せます。
エンドバッフルを外すと、音量が若干アップするのですが、音質はエンドバッフル有りとあまり変わらない印象でした。個人的には、エンドバッフルを外して低音の音量がもう少しアップしたら…!!と欲張る思いが出てしまいました…!! それだけこのマフラーの見た目、音量の出方、低速トルクの減少があまりない点などが気に入っていたんですよね。
ともあれ、音量がそこまで大きすぎず、見た目は結構しゅっとした印象になり、また、価格も比較的お求めやすいということで、個人的にはおすすめの1本でした!
一方、圧倒的な低音の音量やパンチ、ボリュームアップを目的としてマフラー交換される方には向かないかなと思いますので、そうした方はほかのマフラーを検討するとよいでしょう。
というところで今回は以上です!
なお、今回の内容はYoutube動画にもなっていますので、実際のサウンドなどはコチラのYoutube動画が参考になるかと思います!