【LUMIX S1】スロットが寂しいのでCFexpressを購入した!!XQDとCFexpressの違いや安いカードについて書いていく

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Panasonic LUMIX S1のためにCFexpressカードを買ってあげた

S1はプロ志向のボディであり、もちろんデュアルスロットになっています。それぞれのカードにコピー保存することもできるし、リレー保存もできるし、振り分けも可能です。このあたりはよくあるデュアルスロットボディと同じですね。

S1はデュアルスロットではあるものの、G9やS5などと異なり、1スロットがSDカード、1スロットがXQD(CFexpress)カードスロットになってます。

私は結構イロイロなボディを使ってきましたが、幸か不幸かSDカード以外のカードを採用したボディには出会わなかったので、今回初めてのXQD採用機になります。

「まあ、普通にカード買って挿せよ」

と思いますよね。当たり前ですけど。私も普通にXQDカードを購入してS1に挿そうと思ったわけですが、このカード、「クッソ高い」んです…!!

SDカードは、サイズや転送スピードによってピンキリではありますが、5000円も出せば「中の上」や「上の下」レベルの性能のカードが購入できますよね(買い方にも依りますが)。なので呼吸をするように(?)カードを買ってあげられるんですが、XQDやCFexpressカードはめっちゃ高いんです…!!32GBの容量でも最も安いもので10000円やっと切るくらいの価格になっています。高くないですか!?イマドキ、32GBのSDカードだったら1000円台で買えますよね。価格の高さに戦慄しました。

32GBでも良かったんですが、「一般的な」カード容量って、64GBあたりだよなあ、ということで、やはり私も64GBを探していたわけですが、64GBになると12000円~15000円程度の価格になってきます。ナニコレ!?

本当に苦しい、S1ボディを買ってレンズも買っての直後で本当に苦しいタイミングだったんですが、買いました…SanDiskのCFexpressカード64GBをチョイスしました。楽天の買い回りその他ポイントアップを付けまくって、1500ポイント程度を得て、実質11500円程度での購入となりました。高い…

基本的に、カメラに使うようなCFexpressカードはtype bというサイズのものになっています。他にもtype aなど別規格のモノが存在します。

外箱から出した状態。SandiskのSDカードと同じような感じですね。

S1に挿していきます。1スロット側がXQD(CFexpress)になっています。2スロット側がSDカードです。

いけ!

これでやっと私のS1が完成しました…!!

S1に使えるCFexpressカードとXQDカード

さて、私が何を買って、S1が完成した!というのは分かったよと。で、結局S1にはどんなXQDカード/CFexpressカードが使えるのか、について関心がありますよね、この記事をご覧になっている皆さんは。というわけで、公式ページ(Panasonic側や、各カード会社側)から情報を寄せ集めてきました。こんな感じです。

Panasonic公式情報の使用可能なXQD/XFexpressカード

Panasonic公式が使用可能なカード情報を公開しています。コチラです。

私は、下記のSandisk CFexpress Type B 64GBをチョイスしました。快適に使用ができています。

発売元 カード名称 カード品番 容量 対応
SanDisk サンディスク エクストリーム プロ CFexpress™ Type B カード SDCFE-064G-JN4IN 64GB
サンディスク エクストリーム プロ CFexpress™ Type B カード SDCFE-128G-JN4IN 128GB
サンディスク エクストリーム プロ CFexpress™ Type B カード SDCFE-256G-JN4IN 256GB
サンディスク エクストリーム プロ CFexpress™ Type B カード SDCFE-512G-JN4IN 512GB
Lexar Lexar Professional CFexpress Type B カード LCFX10-128CRB 128GB
Lexar Professional CFexpress Type B カード LCFX10-256CRB 256GB
SONY CFexpress Type B CEB-G128 128GB
CFexpress Type B CEB-G256 256GB
CFexpress Type B CEB-G512 512GB
ProGrade Digital Gold PGCFX120GAJJP 120GB
Gold PGCFX256GAJJP 256GB
Cobalt PGCFX325GCJJP 325GB

Lexar製品

SONY製品

 

ProGrade製品

SONY公式情報の使用可能なカード

Panasonic公式では、上記のように定義されていますが、SONYはCFexpressだけでなくXQDも発売しています。それが使えるかどうかの記載がありました。コチラ。

XQDメモリーカード CFexpress
Type B
Gシリーズ Mシリーズ
(生産完了)
Sシリーズ
(生産完了)
Nシリーズ
(生産完了)
Hシリーズ
(生産完了)
Gシリーズ
DC-S1
DC-S1R

XQDカードもどうやらS1に問題なく使用できそうですね。

SONY XQD Gシリーズ

 

SONY CFexpress Gシリーズ

 

SUNEAST公式情報の使用可能なカード

SUNEAST(サンイースト)もCFExpressカードを発売しています。あまり聞きなじみのない会社ですが、正直カードのコスパはかなり良いので相当悩みました…

公式にも記載がありますが、ファームアップしないと使用できない可能性がありますね。

 S1最新のファームウェアにアップデートが必要です。
動画サイズ 128GB 256GB 512GB 1TB 2TB
AVC HD Full HD 1920×1080 60p 28M bps Dolby Audio
60i 17M bps
60i 24M bps
24p
MP4 4K 3840×2160 60p 150M bps LP CM
30p 100M bps AAC
24p
Full HD 1920×1080 60p 28M bps AAC
30p 20M bps
MP4 HEVC 4K 3840×2160 30p 72M bps AAC
24p

これらの情報で、ある程度S1に使えるカードの選択肢は見えてきたのではないかと思います。意外と幅広いカードが使え、XQD/CFexpress問わず使用できそうですね。

ちなみに、コスパ面でおススメなのはSUNEAST

2021年4月時点で、他を圧倒するコスパを発揮しているのがSUNEASTのCFexpressカードです。128GBからとなりますが、1.5万円弱で、2021年4月時点ではAmazonでは5%オフとなっております。しかも、2%のポイントがつくようです…!!実質14000円程度で128GBが手に入るのはデカい…!!

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SUNEAST
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なお私は、楽天ショッピングの買い回りで上記のSUNEASTのカードを最も条件がいい(ポイント的に)タイミングで購入しようと楽しみにカートに追加していたんですが、気付いたら売り切れていました…泣きました…とっとと買うんだった…楽天のポイントなどを駆使すれば、実質12000円ちょっとで購入できたはずなのに!悔しい!笑

そもそもXQDとCFexpressって何なの?なんでSDじゃダメなの?

順番が逆すぎますが、そもそもXQDとかCFexpressって何なの?というのをサクッとまとめておきます。XQDとCFexpressを同じようなモノという雰囲気で書いてきましたが、一応別モノになります。サイズ自体は全く同じで、ほぼ互換性有りというモノになっています。

XQDカードとは

XQDメモリーカードは、2010年11月にサンディスク/ソニー/ニコンにより発表された規格になります。確かに、SONY/Nikonのカードが目立つ印象です。SDカードと互換性は無く、若干サイズがデカいです。あと高い。

なぜSDカードではなくXQDカードを採用するカメラボディがあるのかというと、純粋に読み書きスピードの速さです。

  • SONYのXQDカード
    • Read 440MB/s
    • Write 400MM/s
  • SONYのSDカード(UHS-II)
    • Read 300MB/s
    • Write 299MB/s
  • SONYのSDカード(UHS-I)
    • Read 95MB/s
    • Write 90MB/s

ということで、XQDカードはスピード面での優位性があります。(思ったよりもUHS-IIが速くて、XQD….と感じてしまいました…)

現在はやはり優位性が薄れてしまったためか、あまり生産されていないようですね…現在はSONYのカードも殆どがラインナップ落ちしているようです。

CFexpress(type B)とは

XQDの後継規格的な扱いで、おおむね上位互換と見て良いでしょう。2017年頃に仕様がまとまった、かなり新しい規格になります。XQDカードよりもさらに高速な読み書きが可能で、現状でも既にXQDの6倍程度のスピードが出るようです。

CFexpressは、下記のようなコンセプトで仕様が定められています。

CFexpress規格のコンセプト
・次世代規格を一本化する
・最先端かつオープンなコンピューティング技術を適用し、ホスト・カードともに参入可能性を最大化する
・技術の進化への適合可能性を最大化し、できるだけ長寿命な規格とする
・イメージング機器だけでなく、より多くのデジタル機器に採用される可能性のある規格とする
・これまでの規格との互換可能性をできるだけ維持する

複数の会社が検討に検討を重ねてやっとまとまった規格で、そのコンセプトを見るとXQDの時代は終わり、しばらくはハイエンドなカメラボディにはCFexpressが採用されそうですね。この規格の思いを見ると、簡単には陳腐化しなそうなので、割と安心して使っていけるのではないかと思います。

実際、今回モロモロ情報や製品を探していると、XQD製品はかなり少なく、CFexpress製品がかなり多かったです。これら情報を調べてやっと「なるほど」となりました。

というわけで、今回は以上です!

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