今回は、「バイクのメンテナンスを始めてみたいけれど、どんな整備から始めていいか分からないよ…」という方向けに、じゃあどんなものから手を付けるのがよいかという内容をまとめた記事となります。
以前、バイクのメンテナンス一覧を難易度別にまとめた記事を書きましたが、今回は特にメンテナンスに慣れていない方、メンテナンス初心者の方にフォーカスして記事を書いてみました。
選んだメンテナンスの基準としては、数千キロに一回や、1年に数回などのメンテナンスが想定される整備箇所で、比較的とっつきやすいものを選んでおります。
メンテナンス初心者向けのオススメ整備内容7選!
それでは本題です!
メンテナンスがを自分でやったことが無いけれど、今回自分で整備の道を切り開きたいと思っているアナタにオススメの整備内容をチョイスしました!
1. 洗車
「なんだ,,,洗車かよ…」
と思ったそこのアナタ!洗車って 、実は結構大事でちゃんとしたメンテナンスなんです。
加圧ポンプ放水機を使用した洗車というのも、例えばフォークの錆やホイールのスポークの錆を未然に防いだり、思わぬ不具合を発見したり、バイクの各部に対する興味や疑問をもったり、というように、洗車ってかなり良い整備の一面をもっています。
最後の「バイクの各部に対する興味や疑問」とは、そういえばこの部品って何のために付いているんだろう…どこに繋がっているんだろう…交換とかメンテナンスって必要なんだろうか…などですね。バイクに乗り始めの頃は、部品の名前や役割やメンテナンスが必要かどうかって一切分かりませんでしたから、洗車していくうちに部品に気づくというのは良いことです。
「洗車」は水を使うべき?使わないべき?
ネットでは、バイクの洗車に水を使うべきか、使わないべきかという議論があるようですが、水使ってください!
どんなに大切にしているバイクでも、大体外装の表面に細かいゴミや砂などが付着するものです。それを洗い流さずに布であてて擦ろうものなら、外装に簡単に傷がついてしまいます。一見分かりにくいですが、こうしたものが磨き傷になったりします。
とにかく、まずは水を使って表面の細かい汚れを落としてください。
アパートやマンションにお住まいの方で、近くに使える水道なんてないから水は使えないよ!という方もいるかもしれません。私もそうです。その場合は加圧ポンプの持ち運び可能な放水機がかなりオススメです。私はあまり洗車をしないクチの人間でしたが、今では1カ月に1回くらい洗車するようになりました!
「洗車」に必要なアイテム
ネットでは色々と、「これがあるとオススメ!」とか書かれていますが、気にしなくていいです。下記のものがあれば良いです。
- バイク用洗車シャンプー
- バイク用と銘打っているものが良いですね。防錆成分が配合されているためです。
- 拭き上げ用の布
- マイクロファイバークロスのような布質がきめ細やかでなめらかなものがいいですね。
ちなみに私は洗車シャンプーに下記のものを使用しています。
すんごいいいぜ!他の製品と比べて超オススメ!という程のアレではないですが、防錆剤も配合されていて、量も多い割に高くないですし、実際仕上がりは満足のいくものになっています。
拭き上げのクロスは、車体への攻撃性の低い滑らかなクロスを使用することをおススメします。Amazonベーシックで大容量のモノがありましたので貼っておきます。
「洗車」手順の概説
洗車の手順は、ざっくり書くと下記のようになります。
- 気になる場合は、タンクとキーシリンダーを塞ぐ
- 集中的に水をかけなければ塞がなくても問題なしです。雨の中でもバイクは普通に走れますからね
- 水を全体的にまんべんなくかけて細かい汚れを落とす
- 洗車シャンプー入りの水を噴出する
- 拭き上げする
こんな感じです。すごいシンプルで、あまり車の洗車とも変わらないですね。
ちなみに、洗車後は時間があれば後述のチェーン清掃やチェーンオイル注油もやっておくといいですね。
2. チェーン清掃/チェーンオイル注油
殆どのバイクは、チェーンドライブとなっています。車やスクーターの場合はベルトドライブが採用されることが殆ど、アメリカンの場合は一部シャフトドライブが使用されることもあります。
が、やはり多くのバイクはチェーンドライブでしょう。スクーター以外の90%くらいのバイクはチェーンドライブのはずです。チェーンドライブかどうかの判断は、ご自身のバイクのリアタイヤまわりを見ればわかります。「あっ。明らかにチェーンやな。」というものがついているはずです。
この部分が平たいベルトのようになっているものはベルトドライブ(一部外車などが採用しています。BMWのF800など)で、チェーンやベルトが見当たらない場合はシャフトドライブ(ドラッグスター400などが採用)です。
このチェーンですが、ノーメンテでずっと乗れるのかというと、残念ながらそうではありません。チェーンにも注油が必要なのです。
チェーンは、超高速で回ります。よって、各部が回転したり擦れ合ったりするわけで、こうした部分にはオイルがないと金属はどんどん摩耗していってしまい、チェーンの場合は「伸び」てしまい、最悪チェーンが外れます。
「チェーン外れるの!?怖い!!」と思うかもしれませんが、このケースは稀です。何万キロもノーメンテだった場合(オフロードだとおもっと早いかもしれない)だけですので、神経質になることはありません。
「チェーン清掃/チェーンオイル注油」に必要なアイテム
さて、チェーン清掃、チェーンオイル注油に必要なアイテムは下記の通りです。
- チェーンクリーナー
- 自分のバイクが「シールチェーン」の場合は、シールチェーンOKのものを買いましょう。この場合、パーツクリーナーは絶対NGです。
- ノンシールチェーンならパーツクリーナーを使えるかもしれませんが…できればチェーンクリーナーを調達しておきたいところです。
- チェーン清掃用のブラシ/もう使わない歯ブラシ
- チェーン清掃用のブラシがあった方が楽ですが、歯ブラシでも全然代用できます。
- チェーンオイル
- 清掃後、潤滑のためにチェーンオイルを塗布するため
- ウエスやキッチンペーパー
- チェーンクリーナーの残り分や、チェーンオイル塗布し過ぎた分をふき取ることに使います
「チェーン清掃/チェーンオイル注油」手順の概説
チェーン清掃/チェーンオイル注油手順の概説は下記の通りです。
- (できれば)センタースタンド又はメンテナンススタンドでリアタイヤを持ち上げる
- これはマストではありませんが、やっておくとメンテナンスが捗ります
- どちらも無いよ…という場合は、リアタイヤを手で転がすか、車体自体を転がせばOKです
- チェーンクリーナーをチェーンに吹き付ける
- 清掃用ブラシでチェーンの汚れを落とす
- あまりにも頑固な場合はチェーンクリーナーを再度吹きかけてからブラッシングします
- 汚れがかなり多い場合はウエスなどで拭き取ります
- タイヤを回転させながら、2と3の手順をまだ汚れている部分について繰り返していく
- 1周して綺麗になったらOKです
- このタイヤを回転させてチェーンの汚れている場所を見つけるのが面倒なので、センタースタンドやメンテナンススタンドを使用すると楽です
- 汚れが全て取れたら、残っているチェーンクリーナーをウエスやキッチンペーパーで拭き取ります
- 最後に、チェーンオイルを塗布します
- 狙いポイントは、2の写真の赤い部分ですね。ここが一番重要です!
- プレートを錆びさせたくない!という方は、そこにも薄く塗布しておくとよいですね
- こちらも、やはりタイヤを回転させて全周にわたってチェーンオイルを塗布する必要があります
途中で使用している、チェーンクリーナー、チェーンブラシ、チェーンオイルは下記のようなモノとなります。
「チェーン清掃/チェーンオイル注油」の参考ページ
グラディウス400というバイクのチェーン清掃、チェーンオイル注油を実際にやったのが下記の記事になります。大体どのバイクでもチェーン駆動のバイクであれば手順は同じですので、別車種の方にも参考になるかと思います。
3. チェーン張り調整
チェーン清掃/チェーンオイル注油の項目でも少し触れましたが、チェーンというのは常に高速で過酷な状況(泥などの影響も受ける)で駆動しています。雨の日に走れば油分もなくなりがちですし、オフロードや砂地が近い道を走ればよりオイルが無くなってしまいます。
そんな状態で金属が高速で触れ合うとどうなるか。やはり摩耗していってしまうんですね。
チェーンの場合ですと、その摩耗が「チェーンの伸び」として表れてきます。
というわけで、チェーンは定期的にこの伸びを適切な伸び量に調整する必要があって、それを「チェーンの張り調整」といいます。
「チェーン張り調整」に必要なアイテム
チェーン張り調整に必要な工具などは下記の通りです。
- 柄の長めで力のかかるレンチ
- リアアクスルシャフト(リアタイヤの真ん中を貫いているボルト)を外すために使用します
- この場所は、かなり固く締まっているので、できるだけ柄が長いレンチを使用することをオススメします
- サイズはバイクによって異なるのでご確認ください
- 普通のスパナ又は六角レンチ
- こちらは、チェーンアジャスターと呼ばれる、実際にチェーンの伸びを調整する部分に使用します
- こちらも、使用するサイズはバイクによって異なりますが、大体はm10、m12のレンチか、六角レンチがあればOKですね
「チェーン張り調整」手順の概説
- リアアクスルシャフトを緩める★1
- あくまで緩めるだけです!外しませんしシャフトは抜きません!
- チェーンがついている側のチェーンアジャスターを締め込み、チェーンのたるみを適切にします
- チェーンがついていない側のチェーンアジャスターを締め込み/又は緩め、チェーンが付いている側のチェーンアジャスターと同じくらいの量に調整します
- リアアクスルシャフトを締め込む
- 規定トルクで締め込みます
- トルクレンチが無い場合は(初心者の場合は持っていないと思いますが)、緩めた時と同じ位の力で締め込みます
ちなみに、グラディウス400というバイクのチェーン調整を実際に行った際の記事はこちらです。
★1-難関!リアアクスルシャフト緩め
★1の部分が結構難関だと思います。
「え?なんで?緩めるだけでしょ?」
その通りなんですが、このリアアクスルシャフトは一般的に、初めて緩める場合はめっちゃ固いです!
ですので、しっかりと長い柄のレンチを使って緩めましょう。緩まない場合は、焦らずに冷静になって、固いボルトを外すための施策を行ってください。下記に記事がまとまっています。
★2-チェーンの反対側のアジャスターの目盛りを合わせようと思ったらボルトの周り具合がスカスカ!どうすれば…
これはありがちです。初めてチェーンの張り調整を自分でやった時、これにはまって愕然としました…
このケースに陥った時は、一旦チェーンが無い側の目盛りを一旦緩める方向に結構回しておきます。
次に、リアタイヤを思いっきりバイク正面側に蹴ります。(※ バイクがバランスを崩して転倒しないように注意!)
すると、たぶんチェーンが無い側のアジャスターに手ごたえが戻ってきていると思います。
まだ駄目ということであれば、再度リアタイヤを蹴ってフロント側に動くようにします。
4. オイル交換
バイクは、エンジン内の潤滑(その他冷却などもありますが)のためにエンジンオイルが入っています。このオイルは、定期的に交換してあげる必要があり、その作業を一般的にオイル交換と呼びます。
「オイル交換」に必要なアイテム
オイル交換に必要なアイテムは下記の通りです。
- オイル
- バイク用のオイルを購入してください(車用のものだと一部バイクには使用できないものがありますので)
- バイクごとに指定のオイル粘度がありますので、基本はそれにあわせるのが良いですね
- 例えば、10w-40のようにマニュアルなどに書いてあると思います
- 不明な場合は、上記の10w-40にしておけば大丈夫です
- オイルドレンワッシャー
- オイル排出口のボルトに、ワッシャーが付いている(オイルが漏れないようにするための)のですが、これは原則オイル交換のたびに交換です
- サイズは、m12やm14などが一般的ですが、ご自分の車種のサイズを事前に確認してから購入してください
- 廃オイル受け
- 古いオイルをそのまま道路に捨てるわけにはいきませんので、廃オイル受けを用意してこれに排出するようにします
- オイルぱっくんなどが有名です
- 漏斗(じょうご)
- マストではないですがあると便利で楽です
- 新しいオイルを入れる時に使用します
- オイルフィルター
- フィルターも一緒に交換する場合は必要です
- 一般的に、2回のオイル交換で1回はオイルフィルターを交換せよ、ということになっています
- 各種ボルトを外すためのレンチ
- こちらは車種ごとに異なりますので、事前に確認しておきます
個人的におススメなオイルは下記の製品です!(10w-40)
廃オイルを受ける製品としては下記のようなモノとなります。お好みとバイクのエンジンオイル容量をもとに適切なサイズをお求めください。
オイルをバイクのエンジンに投入する際、下記のようなアイテムがあると捗ります。
「オイル交換」はいつすればいいの?
基本的に、バイクごとに推奨オイル交換距離や期間が定められていますので、それに従うのが良いですね。
例えば、VTR250であれば6000km又は1年となっております。新車購入時は1000kmで交換。
もちろん、交換サイクルが短い分には全然問題がありません。
また、私の経験と一般的なネットの声としては、小排気量のバイクほどエンジンオイルの交換サイクルは短い方が良いです。GN125のような小排気量車では、エンジン回転数が常に高い状態ですので、1000ccオーバーのバイクなどと比べるとエンジンオイルの劣化も早いです。
「オイル交換」手順の概説
以下が大雑把なオイル交換手順となります。
- 近所を走ってきてバイクのエンジンオイル温度を若干高めておく
- オイルの排出性を高めるためです。そこまでガッツリ温める必要はありません。
- 廃オイル受けをドレンボルト下に配置する
- ドレンボルトを緩めて、オイルを排出する
- ドレンボルトについている古いドレンワッシャーを外し、新しいドレンワッシャーに交換する
- 新しいドレンワッシャー付きのドレンボルトを車体に装着する
- (オイルフィルターを交換する場合)オイルフィルターカバーを外し、新旧オイルフィルターを交換する
- カバー式の場合もあれば、カートリッジ式でオイルフィルター部が露出している場合もあります。車種によりますね。
- 新しいオイルを注入する(一回でちょうどを狙わないで下さい!規定オイル量の若干少なめを入れておくのがポイント!)
- 一度暖気して、オイルレベルゲージで状態を確認する
- オイル量をゲージのLOW-HIの中間あたりになるように注入する
というような手順になっています。
[long_article_ad]5. プラグ交換
プラグというのは、エンジン内のガソリンを爆発(燃焼)させるために必要な装置で、このプラグが火花を発生させる役割を担います。
このプラグにも寿命があり、長期間交換せずに乗っているとだんだんプラグの性能が落ちてきます。というわけで、こちらも定期的なメンテナンスが必要になってきます。
「プラグ交換」に必要なアイテム
プラグ交換に必要なアイテムは下記の通りです。
- プラグ
- 車種によって必要なプラグ本数が変わります
- 単気筒バイクであれば1本、四気筒バイクであれば4本となります(例外あり)
- プラグレンチ
- プラグを脱着するためには、通常のレンチではダメでプラグレンチというものが必要になります
「プラグ交換」手順の概説
プラグ交換自体はめちゃめちゃ簡単です。
- プラグコードを外す
- 古いプラグをプラグレンチで外す
- 新しいプラグをプラグレンチで取り付ける
- 取り付ける際は、手締めしてから、プラグレンチで90度~180度締め込みます
- 最後のプラグレンチでの締め込みは、使用したレンチにより量が変わりますので、こちらのNGK公式ページを参考になさってください
これだけです。ですので、単気筒ネイキッドバイクであればとても交換が容易ですね。GN125やエストレヤなどのバイクはとても簡単です。
ただし!
ご自身のバイクが、フルカウルのバイクであったり、多気筒バイクであったりすると、カウルの脱着やタンクの脱着という作業が必要になる可能性がありますので、マシンによって難易度は大きく変わります。
6. エアフィルター清掃/交換
バイクは、ガソリンだけで爆発(燃焼)が起きるわけではなく、空気も一緒に混ぜたガソリン(混合気)で爆発を起こすことができます。
そのために空気をエンジン内に取り込む必要があるのですが、フィルター無しで空気を取り込んでしまうと、例えば砂をエンジン内に呼び込んでしまったり、その他異物が入り込んでしまう可能性もあります。
そうした異物からバイクを守り、クリーンな空気を供給する役割を果たすのがエアフィルター(エアクリーナー)です。
「エアフィルター清掃/交換」に必要なアイテム
エアフィルター清掃/交換に必要なアイテムは下記の通りです
- (交換する場合は)新しいエアフィルター
- エアフィルターまでたどり着くために各種部品を取り外すための工具
- 車種によって異なります。GN125であればプラスドライバー1本ですが、グラディウス400であればタンク受けせなどで必要工具は増えます
「エアフィルター清掃/交換」手順の概説
- エアフィルターにアクセスするのに邪魔な部品を取り外す
- GN125であれば、サイドカバーの取り外し、インナーカバーの取り外し、でエアフィルターにアクセスできます
- グラディウス400であれば、サイドカウル取り外し(浮かせ)、タンク持ち上げ、エアフィルターカバー外し、でエアフィルターにアクセスできます
- エアフィルターを清掃又は交換する
手順は上記の通りすごくシンプルなのですが、実際は1の部品取り外しが車種によって難易度が変わります。
7. バッテリーメンテナンス(バッテリー液補充やバッテリー充電)
バッテリー関連のメンテナンスです。こちらは、状況に応じて行うもので、必ずしも定期的に対処が必要というわけではありません。今回はバッテリーメンテナンスとして、「バッテリー液補充」と「バッテリー充電」を挙げています。
1つ目のバッテリー液補充は、「メンテナンスフリーでないバッテリー」を使用しているバイクの場合に必要な定期メンテナンスとなります。
2つ目のバッテリー充電は、「バイクに乗る頻度が少ないバイク」バイクの場合に必要なメンテナンスとなります。こちらは定期的ではなく、暫く乗らなそうだな…とか、バイクを冬眠させる必要がある場合に行うメンテナンスとなっております。
バッテリー液補充(メンテナンスフリーじゃないバッテリーの場合)
メンテナンスフリーでないバッテリー(開放型バッテリー)の場合、定期的にバッテリー液の補充が必要となります。液量がLOWERとUPPERの間になっていればOKですが、LOWERを下回っていた場合は補充が必要です。
ご自身のバッテリーがメンテナンスフリーか開放型バッテリーかは、バッテリーの見た目で分かります。下記の通りです。
上記は開放型バッテリーです。下記はメンテナンスフリーバッテリーです。
出典:Webike
1枚目の写真が補水が必要な開放型バッテリーです。写真の上部に写っている黄色い6つの蓋から、バッテリー液を注入します。2枚目の写真はメンテナンスフリーなので、特段のメンテナンスは不要です。
「バッテリー液補充」に必要なアイテム
- バッテリー液
下記のものがAmazonでベストセラーとしてオススメされていました。正直どの商品もあまり価格が変わらないので、お好きなものを選べばよいかと思います。
「バッテリー液補充」手順の概説
バッテリー液補充の手順は下記の通りです。
- バッテリーにアクセスするための部品を外す
- 例えば、GN125であれば右のサイドカバーを、グラディウス400であればシートを外せばバッテリーと対面できます
- バッテリーの上部の蓋を外し、バッテリー液を規定量まで補充する
お手軽です!
バッテリー充電
バッテリー充電のメンテナンスは、定期的に必要というわけではありません。
暫く乗らなそうだな…とか、バイクを冬眠させる必要があるなあ…とか、ちょっと最近バッテリーが弱まってきたなあ…というケースでは、バッテリーを充電する必要があります。
「バッテリー充電」に必要なアイテム
- バッテリー充電器
- 最近では1000円台から購入できる安価な充電器もありますので、1つ持っておくと安心ですね
下記が、Amazonでベストセラーとなっていた商品で、3000円程度となっております。レビュー件数が1000超えで星4以上とはすごいですね…
ちなみに、私は下記の製品を購入して使用しています。すでに購入から3年程経過しますが、問題なく使用できています。
「バッテリー充電」手順の概説
バッテリー充電の手順は下記の通りです。
- バッテリーにアクセスするための部品を外す
- バッテリーのプラス端子に充電器のプラスを接続、バッテリーのマイナス端子に充電器のマイナスを接続、充電器をコンセントに指す
- 絶対に、プラスから付けて次にマイナスを接続、の順番を守ってください!
- 充電器に説明書が付属している場合、その説明を守ってください
- 充電が完了したら、充電器のマイナスを外す、充電器のプラスを外す
- 外す時は、マイナスから外し、次にプラスを外してください
こちらも手順としてはかなりシンプルです。
おわりに
今回は、「バイクのメンテナンスを始めてみたいけれど、どんな整備から始めていいか分からないよ…」という方向けに、じゃあどんなものから手を付けるのがよいかという内容をまとめました。
特に前半の洗車、チェーンメンテナンス、オイル交換、についてはバイクメンテナンスの鉄板メニューとなっておりますので、これができるだけでもバイク整備に対する理解が大きく変わると思います。
まずは特に前半のメンテナンスに注力、慣れてきたら後半のメンテナンスも試してみる、という形で幅を広げると良いですね。
というところで、今回は以上です!
ちなみに、自分でできるバイクメンテナンスを難易度別にまとめたものが下記の記事になっています。もし今回のメンテナンスが十分できて、もう少しメンテナンスの範囲を広げたいなと思いましたら、是非あわせてご確認ください。