今回は、レブル250のオイル交換とオイルフィルター交換をやっていきます!
オイル交換をDIYでやると、なんだかバイクとの親密度がちょっと高まったような気になれるので(主観)、メンテナンスに興味のある方は是非トライしてみてください!
オイル交換はメジャーなメンテナンスではありますが、しっかりとした工具、トルク管理などおさえるべきポイントもありますので、その点も記載していきます!
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レブルのオイル交換タイミング(頻度)は?
レブル250のオイル交換のタイミングは、HONDAの整備マニュアルでは下記のように定義されています。
交換時期は、初回1,000kmまたは1ヶ月、以後6,000kmまたは1年毎です。
基本的にはこの程度を目安にすれば、特に問題は無いです。
が、個人的にはもう少しだけ早い頻度が良いかなと思っています…
250ccは大型バイクと比べてエンジン回転数が高くなりがちなので、オイル劣化スピードが速い印象です。
レブルのオイル交換/オイルフィルター交換に必要なモノ
必要な消費系アイテム
レブルのオイル交換/ オイルフィルター交換に必要な、消費系アイテムは下記の通りです!

- オイル(1.5L)
- 推奨オイル粘度は、 10W-30 とのことです。このあたりはお好みで良いかと思います。
- オイルフィルター交換時は1.5L、そうでないオイルのみ交換の場合は1.4Lとのことですが、準備は1.5Lあると良いかと思います。
- オイルフィルター
- 今回はキタコさんの製品を使用しました。いろいろ入っていておススメです!1400円程度で購入しました。
- オイルドレンワッシャ(ドレンパッキン)
- 上記のキタコさんのセットであれば同梱されていますので、別途の購入は不要です
- そうでない場合は、内径12mmのドレンワッシャが必要です
- 廃オイル受け
- 1.5L以上のキャパシティを持つ廃オイル受けが必要です
その他、オイルフィルターのパッキン(ガスケット)が必要ですが…大体の製品はオイルフィルターとセットになって販売されているようなので割愛します。
今回使用したオイルフィルター(セット)は、キタコさんのモノで、いろいろと入っていておススメです!
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必要な工具
- レンチ
- 12mmと8mmのレンチが必要です
- 12mmのレンチはドレンボルトを外すために使用します。ここは硬く締められていることが多いので、2口スパナやモンキーレンチは非推奨です
- 8mmのレンチはオイルフィルターカバーを外すのに必要です
オイルを排出する
準備ができたら、オイルの交換作業に入っていきましょう!
暖気する
オイル交換の前に、数分エンジンをかけてアイドリング状態にして暖気します。または、近所をササっと散歩してくるでもOKです。
オイルを排出する
暖気がOKだったら、オイルを排出していきます。
オイルはドレンボルトを外すことで排出するわけですが、そのオイルドレンボルトはどこにあるかというと…
車体左側からエンジン下部をのぞき込むとあります。
上記画像の中央ちょっと上あたりにあるヤツですね。
指で触っている、大きめなワッシャが見えている部分がオイルドレンボルトです。
このオイルドレンボルトを外すことで、今エンジンに入っているオイルを排出できます。この状態で排出してしまうと廃オイルで地面がビシャビシャになってしまうので、廃オイル受けをセットしておきます。
そのうえで、このボルトを外します。ボルト頭は12mmです。
結構固めで締められていることが多い、バイクのドレンボルトです…ので、力のかかる工具で外しましょう。ここが舐めたらオシマイです…
オイルドレンボルトを緩めたら、あとは指で緩めていきます。かなり緩まったなー…と思ったら、さっとドレンボルトを抜き取って廃オイルを排出します。
こんな感じでジャーっと出てきます。
暫く待ってオイルの排出を待ちます。
その間に、ドレンボルトから古いドレンワッシャを取り外し、新しいドレンワッシャを取り付けます。
ちなみに、このドレンワッシャは必ず交換しましょう!動画でも言ってました。
1回交換し忘れたからと言って、すぐにヤバいことになるというわけではないですが…何度も使いまわしていると、オイルが漏れてきたり、規定トルクでの締め付けが行えなかったりと良くないことばかりなので。安いパーツなので是非に交換をおススメします。
新品のドレンワッシャを装着して、排オイルの排出が終わっていたら、このタイミングでドレンボルトを締めておきます。
サービスマニュアルを見ると、ドレンボルトの締め付けトルクは24N・mとのことでした。
これで一旦オイル排出作業は完了です!
オイルフィルターを交換する
次に、レブルのオイルフィルターの交換を行っていきます。
今度は車体右側に移ります。
下記写真の部分がオイルフィルター(カバー)です。8mm頭のボルトでとまっているので、これを外していきます。
外し始める前に、先ほどの廃オイル受けをオイルフィルターカバー下に設置しておきます。事前にオイルを排出していても、フィルターカバーを外す時にオイルが滲み出てきます。
この時に、車体側かカバー側かは分かりませんが…古いドレンパッキン(ガスケット)が付いたままになっていると思いますので、取り外しておきます。(オイルフィルターとセットで新しいガスケットがついてくるはずですので、それに交換します)
次に新しいオイルフィルターを取り付けるのですが、ゴム部にオイルを塗布しておきます。取り付け時にゴムが傷つくのを防ぐためです。
廃オイル受けに入っている、古いオイルで全然OKOKなので、ゴム部に塗りたぐっていきます。
その作業が完了したら、車体に新しいオイルフィルターを装着していきます。この時に、前述のガスケットを取り付けるのをお忘れなく。
オイルフィルターカバーは強めのスプリングが付いていますので、常に車体側に押し付けつつ、ボルト類を取り付けていきます。
各ボルト均等に締めこんでいきます。
これでオイルフィルターの交換が完了です!
新オイルを投入する
さて、それでは最後に新オイルを投入していきます!
車体右側のオイルフィラーキャップを外して、そこからオイルを投入していきます。
新オイルの投入は、まずは1.2L程度までは気にせずとにかく入れてしまってOKです。
この時に、今何L程度オイルを入れたんだっけ…が分かるように、投入容量が計れるような何かを用意した方がいいです。絶対いいです!
私はいつもオイル缶直でオイルを投入するんですが、今何L入れたのかわからずに困ります。これを何回もやってるんで…
さて、一定のオイル量(例えば1.2L程度)を入れたら、一旦オイルフィラーキャップを締めて、エンジンをかけてアイドリングして暖気、バイクを水平状態にしてオイルレベルゲージ(エンジン右側についている窓みたいなヤツ)を見て、LowerとUpperに収まるように新たにオイルを少しずつ投入していきます。
この時、あるあるなんですが、まだいけるまだいける!で何となくオイルを投入していくと、あっという間にオイルレベルがUpper付近まで上がってきているということがあります…
ということで、最後の0.2, 0.1Lあたりはかなり気を付けた方が良いです!
入れすぎたオイルを抜くことは(基本的には)出来ないので…
オイル窓は、オイルフィルターカバーのすぐ近くにあります。
オイル量は好みがあると思いますが、よく分からない…という方はとりあえずUpperとLowerの真ん中にしておけばOKです!
ちなみに、繰り返しではありますが、オイル窓を覗くときは車体を立てて水平状態にして確認が必要になります。
オイル量が少なければ、エンジン内部の抵抗が(若干)減りますが、オイル量は単気筒(特に空冷)エンジンだと若干減ってきたりするので(そういうモノなんです)、そうした時にオイル量がLowerを下回ってしまう可能性も無くはないです。
オイル量が多ければ、エンジン内部の抵抗が(若干)増えます。これは燃費に跳ね返ってきたりもします。ただし、上記のようなLowerを割り切ってしまったりということは少ないので…やはり中間くらいが良いでしょう。
私は上記の画像でも記載していますが、中間よりちょっとだけ下あたりが好みなのでいつもここを狙ってます!
おわりに
以上でレブル250のオイル交換及びオイルフィルター交換は完了です!
最後に、各部のボルトはちゃんと締まっているか、オイルレベルは適切か、オイル漏れは無いか、などの確認を念入りにしましょう!
特に問題なさそうであれば、軽く近所を走ってみて異常なフィーリングが無いかを確認します。
これですべての作業が完了ですね!
というところで今回は以上になります!
ちなみに、今回の様子は動画にもしておりますので、動きがあった方が分かりやすい!という方は是非ご覧ください!
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