はじめに
みなさん、こんにちは!
VTRのキャブOHのお話の途中ですが、ここら辺でGNの話題を少し投入しておこうかなと思います。
今年になって、私は2台のGNを所有することになりました。
1台目は、もう何年も乗っている4万キロGN125。
2台目は、2月に不動車としてオークションで手に入れたGN125。
最近、この2台目のメンテナンスが概ね完了し、とりあえずは公道走行可能な状態になりました。そう、やっとキャンパスができあがりました!スタートライン!
これからは、この2台目のGNをカスタムしていきます。もちろん、カフェレーサーにです。
今回は、カフェレーサー風味のバイクを作るのではなく、カフェレーサーを作ろうと思います。一からカスタムするためにわざわざ2台目を購入したんですよ。
カフェレーサーにするのに難関はいくつかありまして、そのうちの一つがシートです。
GNのフレームは、丁度リアサス固定部分で盛り上がっています。ですので、カフェレーサーベースの代表、SRのような直線的なフレームを持つバイクからのシート流用が容易ではありません。
また、一応二人乗りを出来るような強度を出す、というのも条件です。
もちろん、二人乗りはできないといけません。殆ど二人乗りはしないでしょうが、ちょっとコンビニとかの時に困りますから。
という訳で、とりあえず、この最初の難関、シートカスタムから手を付けていこうと思います。
GN125に装着予定のシート
装着するシートは実は決まっていて、NitroHeadsさんのSR用タックロールシートです。
これは、2台目GNを購入した時についてきたものです。タンデムベルトで固定するという素敵なシート固定方法でしたが、強度という面から却下です。
しかし、状態は良いですし、かっこいいので、是非これを装着したい!!です!
さて、で、このシートですが、GNに載せると、先に説明しました通り、フレームの曲がりにより、全く着きません。
このフレームなにっ!!
ちなみに、ネットから拝借した画像ですが、流用可能なパーツが多いと言われるグラストラッカーのフレーム。
少し、GNより曲がりというか盛り上がりが抑えられているように見えます。
STもグラストラッカーと同じ程度の曲がり、ボルティはなんかシート回りのフレームが全然違いました。このことを考えると、グラストラッカーやST用のシートの流用の方が未来はありそうですが、ポン付けとはいかなそうです。実際ポン付けではない、よう、です。ネットの声より。
話が逸れました。流用対象のシートは、SR用のものです。
しかし、SR用のシートは、
一直線なSRフレームに合わせて、裏面もなんとフラットなこと!装着できません。
できても、曲がりを考えると、折れてしまいそうです。
シート装着のために、サポートフレームを用意しました
というわけで、溶接士さんにお願いして、シートサポートフレームを作ってもらいました!
これが、いつか記事に載せた部品ですね。
ちなみに、今回はプロにお願いしたので大丈夫ですが、シートサポートフレームを自作する場合は事前に強度計算しておくことをオススメします。下記記事にまとめました。
https://tasokori.net/%E3%80%90%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%80%91%E8%87%AA%E4%BD%9Cdiy%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%BC%B7%E5%BA%A6%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%82%92%E3%81%97/
さて。
GNのメインフレームに、このサポートフレームを装着し、シートに当たる部分をフラットにした上で、
SRのシートを載せて強度を確保しようという方向でやっていきます。
早速車体にサポートフレームを付けてみます。
センチ単位の寸法しか伝えていなかったので、ジャストフィット!とはいきませんでしたが、そこはやすりなどで微修正して、問題なく車体に装着できました。
タンクを留めている2箇所のボルトと、リアフェンダーを留めている2箇所(インナーフェンダー近くの方)ののボルト、全部で4箇所固定になりました。
本当は、後2点位固定箇所が欲しかったんですが、溶接士さんに、これで十分過ぎる強度が出るよ、と何度も言われたので、信じることにしました。
ちなみに、リアフェンダーを固定するためのアーチ状の部分はカットしてしまいました。今振り返ると、別にカットは必要なかったのでは?とも思いますが、大丈夫です。もうカットしてしまったので。
まだ固定方法は考えていませんが、とりあえずシートを載せてみます。
ぐっ!!かっこ、いい!!
不安視していた4点固定ですが、かなり強固に固定されていました。男二人乗りで強烈な段差を何度も超えない限りは壊れないでしょう。
ともあれ、シートは採用です。完全です。シートが変わるだけでカフェレーサーの風が吹いてきた気がします。気のせいですか。
さて、次はシートの固定方法を考えなくてはいけません。今回は以上です!
次回記事はこちらです。
今回の記事の内容は、Youtubeで詳しく説明しております!興味のある方はご覧ください!