はじめに
今回は、GN125のチェーン交換をしたよ、という話題です。
本ブログにて何度かチェーン交換記事を書いていますのでアレですが、私の備忘的な所を含めて記事として残しておきます。
それでは早速やっていきます。
旧チェーンを外す
まずは、古いチェーンを外しにかかります。
センタースタンドを立てます。
次に、リアアクスルシャフトを緩めて、チェーンをダルダルに緩められる状態にしておきます。
チェーンの張り調整の要領で、下記の通り17mmと19mmのレンチを使用してシャフトを緩めます。
次に、チェーンアジャスターも緩めます。
こちらは、12mmのレンチを使用して緩めることができます。
これで前準備はOKです。
いよいよ古いチェーン本体をはずしにかかります。
GN125のチェーンは、純正では(他のチェーンに変えていたとしても大体は)クリップ式のチェーンとなっていますので、このクリップ部を見つけて、クリップをベンチ等の工具を使用して外します。
クリップを外せば、古いチェーンを外せるようになりますが、新しいチェーンを簡単に巻き付けるため、まだ外さずに一旦残しておきます。
新しいチェーンを装着する
さて、今度は新しいチェーンを装着します。
GN125のチェーンは、428サイズでリンク数116となっています。
今回交換したのはKMCのブラックxゴールドチェーンです。
ブラックxゴールドってなんかカッコいいじゃないですか!ということで、KMCの最も安価なスチールチェーンから500円程度高いですが、こっちにしました。
たぶん強度的なところは変わらないと思います。ドレスアップです。
中身はこんな感じです。
うーん…なんか思っていたの違う…
蛇っぽい感じのチェーンでした…なんか仰々しいなあ…買ってしまったのでこれを使います。
購入したのは120リンクの商品だったので、4コマカットしてあげる必要があります。
チェーンカッターという工具を使用してカットします。チェーンカッターだけであれば、1000円~2000円と安価に入手できますので、これからメンテナンスを自分でやろうと考えている方は購入しておくと良いかと思います。
さて、このチェーンカッターを使用してチェーンをカットします。
ちなみに、カッターといってもあのカッターのように切るのではなく、ピンを押し出してしまうことでリンク数を減らすという工具です。
上記画像の通りセットして、ボルトを回しこんでいくことでピンが押し込まれて抜けます。
はい。最後まで回しこむと、こんな感じでピンが外れます。
カットした新しいチェーンを車体に組みつけます。旧チェーンと接続して、1周まわすように新旧チェーンを入れ換えます。
(このチェーン、ブラックxゴールドチェーンじゃなくねと気付いたあなた鋭いです。実は間違って420チェーンを買っちゃって…これはその時の写真です。悲しいっす。)
さて、気を取り直して、新チェーンを1周させ、新チェーンの末尾と末尾を接続します。
最初にアクスルシャフトを緩めてチェーンが緩まった状態になっていれば、簡単に接続できるはずです。
届かないようであれば、リンク数が規定通りであることを確かめ、リアタイヤを前方に押して、よりチェーンが緩くなる方向に調整します。
チェーン同士を接続できたら、プレートをセットし、クリップを装着します。
クリップは、はずした時と同様、ペンチを使用して装着できます。
クリップの向きですが、お尻が開いていない方(クワガタの角状になっていない方)を進行方向側に向けます。
以上で交換終了です。
あとは、チェーンの張り調整を行い、リアアクスルシャフトをちゃんと締め付ければ作業完了です!
おわりに
チェーン交換は、初めは大変そうだなと思うかもしれませんが、チェーン張り調整ができるスキルがあれば、それ+αの手間でチェーン交換はできますので(クリップ式の場合)、自分でやるメンテナンスとしては実はお勧め、というか丁度イイ難易度のメンテナンスだと思います。
愛車を手入れしているぜ!感もでますので、自分でメンテナンスをやっていきたいという方、是非挑戦してみてください。
ちなみに、このチェーンですが、まだ殆ど走行していないのでインプレ的なモノはまだ書けません。
今回は以上です!