Z1000(2014~)のヘッドライトって、めっちゃカッコいいですよね。
一時期、どうしてもあのイケてるフロントマスクが欲しくなり…Z1000買おうかなと思っていましたが…気付いてしまいました。
「フロントマスクが欲しいなら、その部分だけ入手して自分のバイクに付けちゃえばいいじゃん」と。その日から、Z1000ヘッドライトまわりのパーツを買い集める日が始まりました。
まずは上手くいくかもわからないし、グラディウスよりもレブルに取り付けるのが良いかな、と思い、アメリカンバイクなのに…Z1000フェイスを装着することになったのはレブルでした。
というわけで、少しずつアイテムもそろってきたので取り付け作業をやっていこうと思います!
ざっくり、レブルにZ1000ヘッドライトを取り付けるためには下記をクリアしなくてはなりません。
- 配線問題
- ステー問題
配線問題は言わずもがな、Z1000のヘッドライトとレブルのヘッドライトのカプラには互換性がありませんので、自分自身でイイ感じに変換ハーネスを作ってあげる必要があります。車体側に合わせるにしろZ1000側に合わせるにしろ、配線加工は絶対に必要になります。
ステー問題も言わずもがな、アメリカンバイクとストファイバイクのヘッドライト固定方法が同じわけは無く…コチラも結構なDIYが必要になりそうでした。ちょっとしたパーツ加工ではなく、ガッツリモノ作りの必要がありそうです。
というわけで、まずは配線問題とステー問題をやっつけてしまいましょう!
Z1000のヘッドライトの配線をH4化する
レブル側(2017~2019)のヘッドライト端子はH4で、かなり汎用的な規格になっています。一方Z1000側は謎なカプラ形状でしたので、Z1000側の配線をレブル側(H4)に合わせた方がまあ良いだろうという判断で、Z1000側の端子をH4化するための作業をやっていきます。
ライト点灯のために必須なパーツを調達した
というわけで、Z1000側の配線を見ていくんですが…早速壁にブチあたりました。ヘッドライトから出ている2本の配線に直接配線してもどうやらNGなようで、下記のような専用パーツが必要だったようです。今回私は、Z1000のヘッドライトを中国から単体で輸入したのですが(30000円くらい…高!!)、その製品にはこのライト管理用のモジュールが付属していませんでした…ので、中古パーツを漁って調達してきました。お値段大体6000円くらいで、結構高かったですね。これ以外にも、様々な専用パーツが必要になりますので、できればZ1000ヘッドライトASSYの中古を購入したほうが良いです…
取り付けステーや各種カウル類などはまだそろっていませんが、とりあえず配線をするにあたっては、上記のパーツがあればOKでした。
配線図を読み解いて配線していく
先ほどのパーツのOUPUT側に合うカプラを探し(これもまた大変…)、今度は配線図を読み解いてH4端子とマッピングしていきます。
配線図は…海外サイトで調達できましたので、線を追っていきます。これも大変…配線図の丁度真ん中あたりにある長方形のパーツが、上の写真のパーツになり、ここから5つの線が出ています。これをH4端子にマッピング(Hi/Lo/アース)していきます。
いつもの12V発生器を使用し、配線図の通りにプラス/マイナスを当ててライト点灯するよね、を確認していきます。中国からの輸入品なので、初期不良があったらヤバい…!!と思いましたが、大丈夫でした。
Z1000側の5ピンカプラの役割が想定通りであることを確認したら、このカプラに線を生やしていきます。最近のバイクの線は結構細いモノが多く(新型レブルもそうでした)、電工ペンチも細線向きなモノを購入する必要があります。今回はアイウィスさんの電工ペンチを使用しました。
Z1000側のカプラから線を生やすことができました。今度は、H4側と接続していきます。
H4端子部のみ購入すれば良いのですが、家にこのギボシ変換カプラが転がっていましたので、これを使用します。H4端子の役割に線をマッピングしていきます。
マッピングしていく、なんですが、Z1000ヘッドライト側のハイビームを点灯させるためには、ロービーム側にも電気が流れている必要があるようなので、そのように配線してあげる必要があります。HIに流れる時は、LOにも電気が流れてほしい。ただし、LOに電気が流れる時は、HIに流れてはいけない…というわけで、ダイオードを挟んで逆流を防ぐ必要があります。
ダイオードも挟み込みつつ、先ほどの挙動になるようにH4端子とマッピングしていきます。
一応動作確認をしておきます。動作は問題無さそうです!
これで、H4化が完了しましたので、配線としてはこのH4端子をレブル車体側のH4端子に差し込むだけでライト点灯を実現することができますね!
というわけで、今回はここまでです!次回は、ステー類を作っていきます!
今回の内容は、Youtube動画にもなっていますので、分かりにくい部分があればあわせてご覧ください。