GN125 純正

「Q. GN125は壊れやすい?」ネットでよく見かけるこの質問に、GN125H歴13年の筆者がお答えします!

  • 2020年4月27日
  • 2023年7月13日
  • GN125
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Q. GN125は壊れやすいのか

「GN125は壊れやすいですか?」

ネット上では、わりとこの質問を見かけます。

「中国生産のバイクだからお察し」といったコメントもあります。

そんなレッテルだけを見たテキトーなコメントは良いから、「実際のところどうなの!」と気になっている方、多いかと思います!

今回は、「GN125Hに興味があるけれど、ネットの声が心配でイマイチ不安が拭えない…」そんな方向けの記事となっております。

GN125Hにお乗りの方であれば、どんな内容になるか、なんとなく察しがつくかとは思いますが。

なお、筆者である私は、GN125Hを10年前に購入し、特に最初の4年程はかなーりGN125を乗り回しており、当時の時点で4万キロほどを走行しました。その後はGN125はメインの足から退いてカスタム要員になったため走行距離はあまり増えていませんが、現時点(2022年)では10年保有の走行距離5万キロという状態になっております。
それではGN125は壊れやすいのか!?そのアンサーは下記です

A. 一言では答えにくいです!(でもそんなに心配しなくて大丈夫!)

「壊れにくいです!」という回答を期待していたそこのアナタ。すみません!こんな曖昧な回答で!

なぜこんな微妙な回答をしたかというと、

「壊れる」

には色々な要素が含まれているので、「壊れません!」というとちょっと間違った回答になってしまうので…

申し訳ないのですが、もう少しだけお付き合いください。詳しく説明していきます!

エンジンが壊れるとか、致命的な不具合は全然無いです!

「GN125は壊れやすい?」という質問をされる方にとっては、この「エンジンがダメになるのか」とか、「数千キロ、数万キロ走ったらダメになるのか」とか、そういった重大な点を特に気にされているのかなと思います

これらについては、

GN125Hのエンジンは壊れません!
がアンサーとなります。

実際、私は既に8年間、総走行距離5万キロ以上GN125Hと共に過ごしていますが、今のところ致命的な不具合に出会ったことはありません

また、GN倶楽部というGN125の集いのようなサイトがありますが、こちらでも重要な部品に致命的な不具合があってバイクがダメになった、という内容は見たことが無いです。もちろん、ちゃんとメンテナンスしている前提です!

その他、ネットを漁ってみてもこうした致命的なモノは(ほぼ)無いです。

正直、初期のエストレヤなんかの方が圧倒的に致命的な不具合を孕んでいます。キャブ→FIのタイミングでも結構怖い不具合を孕んでいるようですね。それと比べたらGN125なんて本当に優秀だと思います。

ですので、致命的なトラブルは普通にメンテナンスしていればまず遭遇することは無いので、ご安心ください!

ただし、一部壊れる(壊れやすい)部分もあります…

以上であれば、「GN125は壊れません!」でいいじゃないかと思われるかと思いますが、エンジン等のコア部品については確かに壊れにくいです。が、一方、壊れやすい部品というのもあります。例えば、下記のような箇所ですね。

  • ヘッドライトのバルブが切れやすい
  • テールランプのバルブが切れやすい
  • チェーンが伸びやすい
  • フォーク径が細いので、転倒時にフォークが曲がりやすい

これを「壊れる」と取るかどうかですが…上記のような部品については、寿命が短めな傾向にあります。

上2つについては、GN125の振動が多いことによって電球のフィラメントが切れやすいから、という仕方ない理由があります。(国産に変えれば多少寿命は伸びます)

私の場合は、ヘッドライトのロービーム、テールランプのポジションランプは、走行1万キロ以内(5000kmあたりだったような気もします)で切れてしまいました。

また、チェーンもノンシール & 国産じゃない(はず)なのでガンガン伸びます

こうした一部部品類については、まあこれを壊れたというかはともかく、寿命が短いのは確かです

フォークについては、これは中国だからとかは関係が無い話になってしまいますが…32φのインナーチューブということで、250cc以上のバイクと比べたら曲がりやすくはあります。(立ちゴケ程度では曲がりませんが!)

こんなに安いし、やっぱ何かあるんじゃないの?品質が悪いとか?

GN125Hが安いのは確かですね。

GNが安い理由としては下記の2点ですね。

  • 中国生産である
  • 構造がシンプル(=部品点数が少ない / =組み立てコストが少ない)

1つ目はよくわかりますよね。人件費が安いので。

2つ目は、構造がシンプルであることが効いてます。

GN125Hは、1980年代の設計のままのバイクなので、電子制御なんて全然無いですし、空冷単気筒ということで水冷システム等も不要です。よって、部品点数が少なく、また、組み立てる際も割と簡単に組み立てができます。こうした点が部品代及び人件費にハネてくるわけですね。

というわけで、人件費的なポイントと、部品代的なポイントによりGN125Hは安価に販売されています。

もちろん、国産部品と中華部品では、国産部品の方が質が良いに決まっていますが、GNに付いている中華部品の品質はそこまで悪くはないです。

中国から個人輸入したことがある方ならわかるかと思いますが、中国の部品って結構品質が悪いモノも多いです。が、GN125Hについている部品は、ゴムも含め「そこまで」品質は悪く無いですね。

「GN125は壊れやすいのか?」総括すると…

一般にイメージされる、「バイクが壊れる(エンジンがダメになるとか致命的なモノ)」については、GN125はそんなこと無いです。

ただし、一部部品については、国産のものと比べたら寿命が短いモノもある

こんな感じです。そんなに神経質にならなくても大丈夫かなと思います!

「中国生産のバイクだし、安いから壊れやすい」

なんて言ってくる人がいたとすると、その方はGN125をあまり知らないか、ろくにメンテナンスをしていなくて壊した(国産でもたぶん壊す)方だと思いますので、気にしなくて大丈夫です!

まとめ

GN125H(-2Fも)は、中国生産のバイクだから、というイメージがあるからか壊れやすいと思われるかもしれません。

が、実際は致命的な不具合があるバイクではなく、そんなに心配しなくて大丈夫です。

もちろん、国産バイクと比べて弱い点もありますが、それらは消耗部品なので、国産のものに大体リプレイスできます。

というところで、今回は以上です!

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