今回は、グラディウス400のフロントブレーキマスターのフルード交換をしました、という記事です。
私がグラディウスを購入してから既に3年以上が経過しました。
しかし…!!
なんと、一度もフルード交換をしていませんでした…
記事にし忘れましたが、リアのフルード交換は2年前くらいにやっていたのですが、フロントはまた今度にしようと思って放置していました。
そして交換せぬまま3年。前オーナーが交換していなかったとすると…恐ろしい…
こちらの記事でも書いていますが、フルードは2年に1度は交換することを推奨されていますので、今回はちょっと放置し過ぎです。
というわけで、交換作業をやっていきます!
グラディウス400のブレーキフルード交換作業
ブレーキマスターシリンダーの蓋を開ける
まずは、ブレーキマスターの蓋を開けます。
蓋は、なべネジで留まっていますので、2つ外します。
機体によっては、ここがかなり硬く締まっている場合があるので、舐めないように気をつけて緩めます。
蓋をあけると、さらにプラスチックの蓋がありますので、外します。
その下にはさらにゴムの蓋がありますので、外します。
すると、フルードとご対面です。
うーん…
3年以上交換しなかったので、相当に汚れているはずだ…!と期待していたのですが、なんか、全然劣化意思帝無いように見えます。
もちろん、新品のものと比べると黄色っぽくなってはいますが、綺麗な方だと思います。
古いフルードを吸い上げる
ホースとシリンジで古いフルードを吸い上げて取り除きます。
又は、ウエスなどで古いフルードを吸い上げます。
フルードを交換する
キャリパーが2つ以上ある場合、マスターから遠い側のキャリパーからフルード交換するのが定石のようなので、それに倣ってグラディウスの左キャリパーから交換作業を始めます。
マスターから遠い側のキャリパーから交換する
まずは、ブリーダーボルトにかかっているゴムキャップを外します。
次に、ブリーダーボルトにゴムホースを接続し、さらにシリンジ等をつなぎます。安価なところだと、このような商品があります。ホームセンターや100均で揃えてももちろんOKです。
シリンジが一般的ではありますが、長めのホースであればそのまま廃フルード受けにセットしてもOKです。
この画像では、先にホースを繋いでしまっていますが、その前にM8のメガネレンチをブリーダーボルトに引っ掛けておくのが正しいです。
次に、マスターに新しいフルードをたっぷり入れておきます。
今回は、ホームセンターなどでも見かけるメジャーなブレーキフルードに交換します。下記のモノですね。
スポーツ走行する人とかは、フルードの種類にもこだわるんでしょうが、まあ私の気合をいれた走りなんで高が知れているので気にしません。
次に、フルードを交換していきます。
M8のメガネレンチをブリーダーボルトにセットしておき、右手でこれを支えます。
左手は、ブレーキレバーに手をかけつつ、ちょっとだけ力を加えて(握って)おきます。
これで準備はOK!
後は、ブリーダーボルトを緩めてブレーキレバーを握ります。すると古いフルードが押されて排出されます。
ブレーキを完全に握りこんだら、ブリーダーボルトを締めます。
という作業を繰り返し、新しいブレーキフルードをホースとキャリパーに行き渡らせます。
この際、フルードの押し出し作業に集中しすぎてマスターのフルードが無くなってエアを噛んじゃう…ということにならないように、フルードの量には注意しておきます。
排出されるフルードの色が、新しいフルードの色になったら、交換作業は完了です。
反対側のキャリパーも交換する
反対側のキャリパーに接続し、フルード交換を行います。
こちらは、1回目ほど交換に時間がかかりませんので、さくっと終わらせます。
作業手順は1回目と全く同じです。
マスターのフルード量を適量にして元通り組み上げる
さて、これで交換作業は完了ですので、マスター内のフルード量を適量にします。
後は元通りに組み上げて作業完了です!
グラディウス400のブレーキフルードを交換した後の様子「
さて、交換後の様子ですが…
若干ブレーキフィールは良くなった気はしますが、元々フルード劣化があまり進んでいなかったこともあり、思ったより体感は変わらずというのが率直な感想です。
しかし、ずっとフルード交換していなかったという懸念を払拭できたのは良かったです!
というところで、今回は以上です!