レブル250のカスタムに刺激され、この1年グラディウスの方もかなりカスタムを進めてきました。
その中で強く思ったのがコレ。グラディウスに好きなマフラーを取り付けたい、しかも安く。
グラディウス用には、2022年時点で実はかなり多くのマフラーがリリースされていますが(その8割方は海外マフラーなので、Eマークが付いてないと車検はNGになってしまいますが)、最も安価なシリーズ(と思われる)LCI PARTSのマフラーでも3万円程度~の価格となっています。もちろん、このお値段は専用マフラーであることを考えると破格のお値段ですが、それでも「今日着る服を選ぶ感覚でマフラーを交換したい」私からすると、ちょっと気軽に買いにくいんですよね。
一方で、みんな大好き50.8φや60.5φの汎用マフラーだと、Amazonで5000円程度~購入することができます。となると…
グラディウスに汎用マフラーを装着できるようにするしかない!
というわけで、今回はグラディウス400へのマフラー、というか中間パイプ流用トライしていこうと思います!
グラディウス400への中間パイプ流用トライ!! 第1弾
まず最初にトライしていくのは、海外で「Gladius650用」として売られている中間パイプです。Aliexpressで調達してきました。コチラです。
私が購入した時は、4500円程度でしたが、結構価格は乱高下します。キャンペーンの時なら3500円程度から買えるようですが、タイミングによっては6000円程度であったりと… これはアリエクあるあるですね。
さて、これは本家が「専用やで」とお墨付きをくれているので、問題なく装着できるでしょう!やっていきます!
なお、装着するマフラー側は、50.8φのもうずっと昔から使用しているヘキサゴンマフラーです。下記のヤツです。レブル250にも装着していました。
Amazonだと…全く同じモノは見つかりませんでしたが下記のような製品が似てます。
中間パイプが50.8φ対応のモノだったので家に転がっていたこの製品をチョイス。スタイル的にもスポーティよりなので良さそうです。
いやーこのマフラーは5000円程度で購入できますからね、この中間パイプで装着できれば気分によってマフラーを変える!というのも夢じゃないっすね!金銭的に!
それでは、装着作業をやっていきます。
意気揚々とこのマフラー&中間パイプをグラディウスにあてがってみますと…!!
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全然アカン!!!!!
おいおいアリエクさん、話が違うじゃん!中間パイプが長すぎて、グラディウスのマフラーマウント位置と全然合ってないよ!
あと15cmサイレンサーが手前に来てくれないとお話にならないっす…!!
もちろん、この状態から汎用ステーを作成してマフラーを支持、というのも可能ですが、ちょっとダサくなりそうですよね…
というわけで、爆速でボツが確定しました… グラディウス専用中間パイプとはいったい…
グラディウス400への中間パイプ流用トライ!! 第2弾
さて、第1弾が華麗に失敗してテンションガタ下がりとなったため、一旦この計画は中断していたのですが、そのうちメンタルも戻ってきて再びグラディウスにマフラー流用がしたくなってきました。
アリエクを見ると、他にもグラディウス専用を謳う中間パイプはありましたが、どれもパイプ長が結構長めのタイプのようで、絶対同じ轍を踏むことになると予想できましたのでそれはNG。
じゃあ他にどうするかというと… ネットの中間パイプの画像を死ぬほど眺めて、パイプ長、パイプ角度がグラディウスに最も近そうなモノを探すことにしました。
本当に様々な中間パイプを見ました… もちろんこの計画には前例がありませんからね、自分で切り開くしかありません。
そこで見つけました!パイプ長、パイプ角度、さらにはパイプ径も絶妙っぽい中間パイプ!!右のヤツです!左がアリエクパイプですが、その半分程度の長さになっています。
机上ではなんとなく装着できそうな気配は感じていますが、この先は現物合わせでフィッティングしていくしかないので、商品が到着し次第早速流用トライしてみました。
ちなみに購入した製品はコチラで、Ninja400のモノのようです。
アリエクでも購入可能で、リンクはコチラ。
Ninja400用 Exhaust Pipe
ただ、2022年10月時点だと円安の影響か、Amazonで購入したほうがお買い得感あるという逆転現象が起きています。
さて、この中間パイプですが、前回のアリエク中間パイプとは異なり、長さや角度は想定通りになかなかよさげな気配を感じています!
汎用マフラーの方もあてがってみると…変に外側に張り出しすぎるということもなく、なかなか良さそうです!多少マフラーの自体が外側に位置しているように見えますが、これはまあ仕方が無いですね。エンドから見た時に車体とマフラーの水平的には問題が無いので良しとしましょう。
ただ!
角度や長さ的にはOKなのですが、グラディウスのエキパイと中間パイプの部分にそこそこの隙間があり、さすがにポン付けは出来なさそうです。
というわけで、アルミ板から切り出し、スペーサーカラーを作成してきました。スペーサーカラーというとなんだか難しそうな気配を感じるかもしれませんが、薄いアルミ板ならアクリルカッターや強力なカッターナイフで傷をつけて金属疲労で容易にカットが出来ますのでかなり簡単に作成できます。強力なハサミでもカット可能です。
イイ感じの厚みのアルミ板を使用し、カラーを作ってきました!こんな感じで中間パイプに嵌めて…トライしてみます!
絶妙にフィットしている!!カラーが良い感じにワークしました。
これでパイプ接続側はOKなので、サイレンサーさえ固定できれば流用完了となります!ここからはなんとでも出来ますね。DIYの力で。
さて、翻ってマフラー(サイレンサー)側に注目しますと、こんな感じで3cm程度の隙間が空いていることが確認できます。というわけで、イイ感じにマウントしていきましょう。
今回は運よく、奥行きのみ調整すれば良いためステーを作成する必要は無いですね。ラッキーです。というわけで、この30mmの隙間だけを埋めれば良いので、ホームセンターで調達してきた高ナットと、M8ボルトを使用して固定していきます。
高ナットには絶妙に30mmというサイズがあったので、それで今回の隙間にピッタリと収まりました。純正のマフラー固定ボルトに高ナットを一旦固定、その高ナットにM8ボルトを締めこんで…完成です!
グラディウス400×汎用マフラー×流用中間パイプ 装着時の様子がコチラ
というわけで、残念ながらポン付けが期待された第1弾のアリエク中間パイプはゴミになってしまいましたが… 第2弾のNinja中間パイプが絶妙にフィットしました!今のトコロ、世界を見てもNinja中間パイプの流用事例は無さそうなので、一応世界初と書いておきましょう。偉そうに。
さて、グラディウス400×Ninja中間パイプ × 汎用マフラーの結果がコチラになります!
ちょっと高ナットのドブカラーが悪目立ちしてしまっている感は否めない、ですね…これは後で塗装しておきましょうかね。
テール側からの見た目はこんな感じ。個人的には悪くない見た目かなと思っております!
このマフラーを装着した時のサウンドや走行インプレなどは、下記のYoutube動画で確認いただけますので、興味がある方は是非ご覧ください!
レブル250の時の中間パイプも結構広まってきているようで、今はヤフオクにも汎用サイレンサー&流用中間パイプの販売がされているようです。(ちょい高めの価格で売られているのを見ると複雑な気持ちではある…)
グラディウスの方も中間パイプ流用が広まって、グラディウス界隈のカスタムが盛り上がると嬉しいです!
Ninja400用 Exhaust Pipe
今回の内容はYoutube動画にもなっておりますので、興味のある方は是非ご覧ください!