【VTR250】フロントフォークから漏れが…というわけでフロントフォークをOH(オーバーホール)します!【後編】

公開日:2014.06.18
更新日:2019.06.12
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引き続きVTR250のフロントフォークオーバーホールをやっていきます!

今回の記事もVTRのフォークOHのお話。前回の記事はこちらです。前回記事では、フォークの分解を行いましたーという所まで書きましたね。

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そうそう。こんな具合です。

シール類装着前のインナーチューブの錆落とし

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フォークのインナーチューブにちょくちょく錆が出ていました。ので、1000番のやすりで均します。

これを落とす、というか、この部分をならすためですね。

この錆が出たままオイルシールなどを通して傷ついては仕方ないですから!

で、カリカリと錆を落としてあげて、組み立てのための準備はok!

シール類を装着する

あ、一応ラップを巻いておきました。
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このラップによってシール類を通す時のダメージを減らせます。

次に組み上げ作業です。

  • フォークピストンにリバウンドスプリングを装着
  • そのフォークピストンをインナーチューブに組み付け
  • アウターチューブと合体
  • 外す時に苦労したフォークソケットボルトをこの段階で締めておく

次に、ガイドブッシュ、バックアップリングをインナーチューブに嵌めてあげます。

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(ガイドブッシュ、バックアップリングを入れました。が、暗くて見えない。。。)

さて、ここからがフロントフォークオーバーホールの難関2つ目です!

オイルシール打ち込みです。

外す時の難関がフォークソケットボルト外し。組み付け時の難関がオイルシール打ち込みですね。はい。

オイルシールというのがフォーク内のオイルが外に漏れないように防いでくれている部品です。今回、ここが劣化してしまったためにフォークがお漏らししてしまったわけですね。

一応、オイルシールの新旧比較。
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オイルシール劣化しすぎ!!!!

とにかく、この新品オイルシールを打ち込む。これが次の難関ということです。

さて、打ち込みには専用工具が必要です。が、ネットで探すと大半の方は塩ビパイプでシール打ち込みをしているようですね。お金のない自分は勿論塩ビパイプ利用を選びます。一択です。

VTR250のフォーク径は41mmです。ので、これより太いくて、でも太すぎない塩ビパイプをチョイスします。

塩ビパイプは規格モノなのでVTRにはVU40(だったはず)を使えば間違いないです。(内径44mm程)

このパイプがちょっと長すぎるので
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使いやすい長さにカットします。

50cm位が使いやすそうだったので、大体その位にカットしました。
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完成したのがこんなアイテム。

あとは、オイルシールにシリコングリースを塗り塗りした後、(これ重要です)
フォークにセットして、先の塩ビパイプをセットして…
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打ち込む!

ひたすら打ち込む!

オイルシールが壊れちゃうよ!

なんてことは考えずに打つ

8ハンマー打撃位で結構奥まで打ち込めました。
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もう少し打つと、クリップ固定用の溝が見えてきます。

完全に溝が見えたら打ち込みは終了して、クリップを装着します
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あとは、オイルシールと同様にシリコングリースを塗ったダストシールを嵌めこんで、(ここは手で嵌められます)
完成!
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完成!
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あ、そうそう。フォークオイル入れてなかった
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一番安かったスズキのフォークオイルを入れました。

あとはエアが抜けるまで待って油面を合わせて(ここらへんはテキトーです)
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とりあえずフォークキャップを締めておきます。
本締めは車体に組み付けた後行います。

で、後は元通りに車体に組み付けて
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これで本当に完成!!

おわりに

結局、途中買い出しやらお昼御飯食べたりで、朝9時に初めて午後の2時までかかりましたが、初めてのフォークOHにしては、そんなにひっかかる所もなく、意外とすんなりいけました。

振り返って作業のポイントは下記の通り。

・作業場所は広く確保しておく
・パーツを置けるように段ボールを結構沢山広げておく
・後で外すことになるボルト類はジャッキアップ前に緩めておく
・フォークソケットボルトを外す際はナメないように細心の注意を払う
・オイル排出の時にパーツを無くさないように
・オイルシール装着時、オイルシール内側を傷つけないようにシリコングリースの塗布とラップ巻きをしておく(ちなみに、オイルシールには向きがあるので注意)
・フォーク打ち込み時は、結構力を込めて打ち込む

こんな感じですかね。

時間さえあれば、そこまで難しくない作業かと思います。ちなみに、その後100km程走行しましたが、オイル漏れ等ありません。よかった。

ただ、思ったよりフロントフォークのフィーリングが良くなった!とは感じませんでした…

他のブログの方の記事を見るとフロントフォークのフィーリングが劇的に良くなった!といった感想を見受けられたんですが。

まだVTR歴が浅いからでしょうか…?

と、こんな感じの作業でした。また色々メンテナンスの勉強になりました!

今回は以上です!

【文字数:2050文字】

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