今回は、グラディウスの不具合の話です。
とある夜にミラーを見てみると、後ろの車に反射する自身のブレーキランプの光が全然見えないことに気づきました…
おかしいな?と思い、停車して確認してみると、
- フロントブレーキをかけた時はランプが光らない
- リアブレーキをかけた時はランプが光る
という状況でした。
とりあえず家に帰らないと工具もありませんし、まともな不具合切り分けもできないということで、その日はリアブレーキをいつもの3割増しで使用して帰りました。
フロント/リア片方だけ転倒しない場合の主な原因はコレ!!
さて、今回の症状は前述の通りですが、このような症状の場合、私の経験上9割方の原因は下記です。
- ブレーキスイッチが壊れている
- ブレーキスイッチとカプラ間の接触不良
のいずれか(もしくは両方)です。
上記2つ以外の原因ですと…もっと対処が難しいパターンになり、DIY初心者の方にとっては闇のルートに入ります。配線図とにらめっこして、原因を特定していく必要があります。
アヤシイ箇所を調査していく
とりあえず、ブレーキスイッチは安いので1つ買っておきました。どの車種でも500円以下で買えるかと思います(中華製の可能性大)。原因が分かってからスイッチボックスを発注しても、3日位タイムラグが出てしまいますから、即日購入です。
どこに不具合があるかは分かりませんが、とりあえず新しいスイッチに交換することにしました。交換しつつ、スイッチボックスを調査して原因の裏づけを取ろうと思います。
ブレーキスイッチの動作を確認する
ブレーキスイッチは、ブレーキレバーと接触している、プラスネジで固定されている黒い小さめな部品です。
プラスネジ1点固定ですので、ある程度緩めて、ブレーキレバーを少し握ってはずします。
次に、ブレーキスイッチについているカプラを外して…おしまいです。
下記写真の、左が旧スイッチ、右が新スイッチです。左は…使用感はありますが、見た目からは特に何も分からないです。
後は、同じようにカプラ接続し、ブレーキレバーを少しだけ握ってプラスネジで固定しておしまいです。
旧スイッチと新スイッチの抵抗値を見てみる
一応、ブレーキスイッチが悪かったんだよな、というのを裏付けるために抵抗値を見てみました。
レンジは、抵抗の2000に合わせてあります。
新スイッチは、ブレーキを握った状態(スイッチ部分の突起がフリーな状態)で上記のような値になっています。
とりあえず、とても低いっぽいな、という値ですね。
で、下記が旧スイッチのものです。
これではブレーキランプは光らないだろうな、と感じるくらい新旧で値が大きく違いました。
旧スイッチも、スイッチ部を押した状態では、抵抗値無限(?)判定となっているので、スイッチとしての機能は果たしているようですが、ブレーキランプを光らせることが出来るほどの電流は通してくれないようでした。
おわりに
結論として、スイッチボックスの交換で無事ブレーキランプが点灯するようになりました!原因が比較的簡単なパーツでよかったです!
いつから不点灯になっていたのかは分かりませんが、日々灯火類のチェックをすることは重要だなあ、としみじみ感じました。
というところで、今回は以上です!