今回は、海外メーカーから発売されている、125ccカフェレーサーバイクを全力でまとめてみました!
日本国内では、最近では125ccバイクが多くラインナップされ始めていますが、残念ながらカフェレーサータイプというのはあまり選択肢がありません。
では、目線を広げて海外はどうだろう!?と思い、この度海外のメーカーのバイクを探してみたのですが…これが結構興味深いバイクが多いです!!「こんな125ccアリ!?」というマシンがそこそこ見つかりまして、これは1つの記事にまとめるしかないっしょ!ということでやっていきます!
純正でほぼカフェレーサー車両
SKYTEAM 『ACE125』
現代にこんなスタイルのカフェレーサーが存在するのか!?と感動しました。SKYTEAM のACE125です。
引用: SKYTEAM公式
ホンダ ドリーム50を彷彿とさせる、文句なしのカフェレーサーです!ちなみに、ホンダドリーム50はこんな感じの車両です。
引用: MotorFan
私が2022年6月辞典で公式HPを確認したところ、「2021年モデル」として販売されていましたので、定期的にモデル改良がおこなわれているようです。
現在では、フレームブラックとフレームレッドを選択でき、それぞれ価格は同じ「¥308,000(税別)(税込¥338,800」となっております。125ccとしては少しお高く感じるかもしれませんが、現在では唯一無二であるこのクラシカルなスタイルを手に入れられるんだと考えると、個人的には決して高いとは思わないです。
ITALMOTO 『Tiquattro 125/Tiquattro125 Caferacer』
引用: ITALMOTO公式
ITALMOTOのTiquattro シリーズに類するコチラのがTiquattro125です。Caferacerバージョンと、無印バージョン(スクランブラー)が存在します。2022年6月時点だと、気付いたらモデルアウトしていました。去年は普通に販売中だったのですが…
主要スペックは下記の通りです。(下記はTiquattro125のもの)
エンジン | 単気筒 4 ストローク 125cc |
---|---|
最大出力 | 7.2Kw – 8500rpm |
トランスミッション | 5速 |
タイヤ | 前 100/80-17 後 120/70-17 |
ブレーキ | 前後ディスク/コンビブレーキシステム |
タンク容量 | 13L |
全長 / 全幅 | 195 cm / 76 cm |
ホイールベース | 135 cm |
シート高 | 78 cm |
重量 | 126 Kg |
価格は¥440,000(消費税10%込み) で、少し強気なお値段ですが、外車であること(イタリア)を考えるとこの位になってしまうよなと思います。
約9.8馬力ということで、あまり最高出力はありませんが、回転数が8500rpmですので、最大トルク発生回転数がもう少し低いはずということを考えると、中回転くらいで十分パワーを感じられるエンジン特性だと思われます。
ZONTES 『Caferacer 125』
引用: BikeBros
あまりにも耳馴染みのないメーカーである「ZONTES」のモデルです。モデル名に「Caferacer」とついているので、皆さん思っているであろう「あんまカフェレーサーじゃないじゃん」というのは無視して、Caferacerに分類することにしました。
ZONTESは中国のメーカーですが、日本では株式会社カスタムジャパンが輸入しており、日本でも乗ることが出来るようです。
ただし、販売されているわけでは無く「サブスク」とのことです。なお、英国では1725ポンド(約22万円)で発売されており、ざっくりの価格感は分かるかなと思います。
「中国メーカーだから安かろう悪かろうだろー」と思っていたそこのあなた(私も含めてですが…)、実際はそんなに悪いモノではないかもしれません!コチラのZONTESのマシンの実物を見た時の外観インプレを見ている感じだと、なかなかに質感は良いようです。
全長 (mm) | 2044 |
---|---|
全幅 (mm) | 737 |
全高 (mm) | 1082 |
ホイールベース (mm) | 1364 |
最低地上高(mm) | 170 |
シート高 (mm) | 778 |
車両重量 (kg) | 125 |
原動機種類 | 4ストローク |
気筒数 | 1 |
シリンダ配列 | 単気筒 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124.3 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
最高出力(kW) | 8 |
最高出力回転数(rpm) | 9000 |
最大トルク(N・m) | 9 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 |
燃料タンク容量 (L) | 20 |
MASH MOTORS 『MASH CAFE RACER 125』
引用: MotoFichas
記事執筆のために今回調査してみましたが、あまりにも情報が無さすぎるバイク、MASH CAFERACER 125です。
絶対125ccには見えない車格、見まごう事なき純正でのカフェレーサー感などなど、かなーり気になる1台です。ただ、イロイロと探してみても、これを日本に輸入しているという情報は見られず、残念ながら海外のみのモデルのようです。
調べられたその他の情報としては、
排気量:124cm³パワー:11.6馬力重量:110 kg, フロントタイヤ: 90/90-17, リアタイヤ: 110/80-17, 最大長 1.970 mm, 最大幅 720mm, 最大高さ 1.115 mm, シート高 780mm, タンク容量 12リットル とのことです。
なお、2017年にEURO4対応のためにモデルチェンジが行われているようです。
日本では手に入らないであろうマシンですが、125ccで吊るしの状態でこれだけのクオリティのカフェレーサーであるバイクは、世界を探してもそうそう見つからないと思います。後述のCadwell 125と並ぶクオリティです!
AJS 『Cadwell 125』
引用: BikeBros
こちらもMASH Caferaerのようにガチガチのカフェレーサーとなっております。タンクやシートの造形が完全にカフェレーサーです。
しかし、MASHと異なるのはコチラは日本で購入することが出来る可能性がある、という点です!2022年6月時点で、BikeBrosでは新車/中古合わせて30台弱が日本に存在しているようです。このスタイルの125ccが走っていたら、相当に目立ちますね…
全長が結構長く、車格は125ccということを考えるとかなりしっかりしていると思われます。ただ、車重が113kg、最大出力は7.4kw(約10PS)と、このあたりは流石に125ccだよなと納得のスペックとなっております。
全長 (mm) | 2040 |
---|---|
全幅 (mm) | 720 |
全高 (mm) | 1060 |
ホイールベース (mm) | 1330 |
シート高 (mm) | 740 |
車両重量 (kg) | 113 |
冷却方式 | 空冷 |
排気量 (cc) | 124 |
カム・バルブ駆動方式 | OHC(SOHC) |
最高出力(kW) | 7.4 |
最高出力回転数(rpm) | 9000 |
最大トルク(N・m) | 9.5 |
最大トルク回転数(rpm) | 6500 |
FB-Mondial 『SPORT CLASSIC125 Pagani1948』
引用: BikeBros
なんこれ!!
なバイクが出てきました。FB-Mondialはかなり変わったマシンをリリースしていますが、コチラの機体は本当になんこれ感がスゴイです…コレ、125cc?
2018年のEICMA(ミラノショー)で発表され、2019年に発売されたようです。日本での価格は、公式が無かったのでアレですが約46万円だったとのこと。
なお、排気量違いの300cc版も存在しているようです。公式HPはコチラ。
現在では、BikeBrosを見てみると、インプレ登録オーナーが1名しかいないようで、このバイクの乗り味などは不明です。が、125ccでこのスタイルはかなりロマンがありますね…!!
全長 (mm) | 1980 |
---|---|
全幅 (mm) | 650 |
全高 (mm) | 1050 |
ホイールベース (mm) | 1370 |
最低地上高(mm) | 145 |
シート高 (mm) | 775 |
乾燥重量 (kg) | 130 |
冷却方式 | 水冷 |
排気量 (cc) | 124.2 |
最高出力(kW) | 11 |
最高出力回転数(rpm) | 9750 |
最大トルク(N・m) | 12.3 |
最大トルク回転数(rpm) | 7500 |
燃料タンク容量 (L) | 9 |
FB-Mondial 『HPS125』
引用: BikeBros
同じく FB-Mondialのマシンがエントリーです。モデルはHPS125。
先ほどのSPORT CLASSICとは異なり、カウル無しのタイプになっていますが、印象深い2連マフラーなんかは共通となっております。
公式HPによると、現在では2021年モデルが最新となっているようです。
BULLIT 『SPIRIT 125』
引用: バイクのニュース
ベルギーに本拠地をおく小排気量モデルメーカーの「ブリット/Bullit」から発売されている、SPRIT125です。日本ではブリットのバイクは「CHANE Sports」が輸入販売しているとのこと(SPIRIT125が販売されているかは未確認)。
同社の同排気量にラインナップされている「Bluroc」の兄弟車で、コチラはスクランブラータイプです。
スペックは下記の通り。
- フロントタイヤ: 110/70-17
- リアタイヤ: 140/70-17
- 全長1930x全幅800x全高110
- 最高出力11.6HP 8.5Kw
- トランスミッション: 5速