2019/10/26 UPDATE 最新情報追記しました
東京モーターショーに出展されました!Ninja ZX-25R!
発売はどうやら、2020年の秋になるということですが…あと1年も待ちきれないぞ!
Ninja ZX-25Rを東京モーターショーに行ってみてきました!(2019/10/26 UPDATE)
一般参加者は10/25から参加できるようだったので、早速訪れてみました!
折角だから、ということでOM-D E-M5 MarkIIにM.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO(換算 80-300mm)の望遠レンズも持っていき、ZX-25Rの各部の様子をかなりクローズアップしてみました。その様子を動画にしていますので、興味のある方はご覧ください。
https://youtu.be/eOv5cheXmFY
2019/10/23時点の公式情報
Ninja ZX-25Rの外観
公式のモーターショー用ページに紹介文が掲載されていました!まずはそのビジュアルをどうぞ!下記のようなスタイルのようです!
Ninja ZX-25Rの外観(インドネシア Kawasakiの動画)
インドネシアKawasakiがYoutubeに動画を早速アップしていました。場所はやはり東京です。仕事が速い!
Ninja ZX-25Rの公式コメント
公式は下記のような説明を付けています。
250ccクラスのラインナップでは、現時点※1で唯一となる並列4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデル。
スムーズで滑らかな回転フィーリングを持つ、新開発の249cm³水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンは、低中速回転域における豊かなトルクと、高速回転域での強力なパワーを両立しました。
また、高回転エンジンならではのサウンドを追求した吸排気系チューニングにより、ライダーはスロットルをひねるたびに、鋭く官能的なエンジンサウンドを体感できます。
車体面では、当社の勝利が続くスーパーバイク世界選手権※2などのレース活動で培った車体設計思想と、先進の構造解析技術を投入しました。
新設計の軽量トレリスフレームや250ccクラス初採用となる先進的なフロントサスペンションシステム「SFF-BP」、ラジアルマウントモノブロックキャリパー、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションなどの採用により、スポーツ走行時における優れたコーナリング性能を有しています。
また、KTRC(カワサキトラクションコントロール)やパワーモード、KQS(カワサキクイックシフター)といったライダーサポート技術も搭載。
Ninja ZXシリーズを名乗るにふさわしいファンライディングを提供します
おさえておくべき点は下記ですね。
- 250ccクラス唯一の新開発並列四気筒エンジン
- Kawasakiは「スーパースポーツ」もモデルと明言
- 下記のような先進装備
- フロントサスペンション: SFF-BP
- ラジアルマウントモノブロックキャリパー
- ホリゾンタルバックリンクリアサスペンション
- KTRC(トラコン)
- KQS’クイックシフター)
ということで、およそ250ccとは思えない超豪華装備を引っ提げて、満を持しての登場となりました!
Ninja ZX-25Rのスペック
まだすべてが公表されているわけではありませんが、現状(2019/10/23時点)判明しているスペックを記載します。
ヤングマシンさんが、Kawasaki担当者の方に突撃取材されていましたが、現在公開されているスペック以上のものは全て「明かせない」ということで、下記情報でほぼ全部だと思われます…
- エンジン
- 水冷4ストローク並列4気筒 DOHC 4バルブ
- 総排気量
- 249cc
- エンジン回転数
- レッドは17,000rpmから
- フレーム
- トレリス、ハイテンスチール
- フロントサスペンション
- SFF-BP (Separate Function Fork – Big Piston)
- フロントブレーキ
- シングルディスク
- ラジアルマウントモノブロックキャリパー
- 電子制御
- KTRC(カワサキ トラクション コントロール)
- KQS(カワサキ クイック シフター
- その他装備
- セパハン
- トップブリッジよりも下にクランプされており、かなり前傾なポジションになりそう
- セパハン
SFF-BPについては、下記の記事にまとまっています。
Twitterでもかなり盛り上がっています
Twitterでもかなり盛り上がっています…トレンドのトップがZX-25Rになっていました…
出典: twitter
私も毎月買っている、ヤングマシンさんもTweetに画像4枚を掲載されています!
WEBヤングマシンがパンク気味なので、うまくつながらない方はこちらでも。レッドゾーンは1万7000rpmと判明しました。 Ninja ZX-25R pic.twitter.com/1ndPEzvMTt
— ヤングマシン公式 (@youngmachine99) October 23, 2019
東京モーターショーは10/25(金) 14時~一般公開となりますので、私のような一般人は…もう少し我慢しないといけません…
以下 2019年6月時点の情報となります
正直もう来ないと思っていました。4気筒250ccのバイクは…
2007年頃にホーネットが排ガス規制に対応しきれず生産終了に、時を同じくしてバリオス2も生産終了に…
その後10年以上250ccクラスには4気筒バイクが不在となり、業界では「もう2度と250ccクラスに4気筒バイクが生まれることは無いだろう」と言われていました。バイクが人気だった頃は台数が売れたのでともかく、現代のバイクが売れない時代では、250ccで四気筒というのはとにかくコストがかさむ…ということで、まず実現できない、という予想でした。
しかし!!
ついに、ついにあのヤングマシンさんが一大スクープとして取り上げてきました!ヤングマシン2019年8月号です!こちらがヤングマシンさんのページになります。
引用:ヤングマシン
どうやら、結構に確度が高いようです!まさか私も思っていませんでした…また250cc4気筒が新車で出てくるなんて!?
名前は!?発売日は!?
Kawasakiには既に同じクラスに「Ninja250」がいますし、Rをつけてくるかと思えどそれは先代の「Ninja250R」と被るし、どうなるんだろうと思っていましたが、今のところの説は「ZX-25R」のようですね。海外の諸ページ(こちらやこちら)でもZX-25Rでは?としています。
発売日についてですが、ヤングマシンさんの予想では、早ければ2019年の秋頃から発売される可能性があるとのこと。
1年前にも、ヤングマシンさんがKawasakiの250cc 4気筒バイクについて触れていましたが(こちら)、今度はもう製造レベルにまで入っている説、ですね。
インドネシア工場ではプロトタイプが生産されているとの情報(海外のサイトです。こちら)もあり、こうした情報から発売はそう遠くないのではないかと思われます。
スペックや価格について
スペックについてはまだ公表されていませんが、完全新設計のエンジンで来るようだということでかなり期待ができますね!?
ヤングマシンさんのページを見ると、今の技術で本気で250cc4気筒バイクのエンジンを作ったら、60ps/20,000rpmも可能か!?という説もありますが、ちょっと現実的ではなさそうですね。個人的には、海外でよく見かける50ps程度という予想が妥当かなあという気がします(例えばこちら)。
しかし、冷静に考えて50ps程度ってめっちゃすごいスペックですよね。同社が現在販売しているNinja400は、最高出力が48psですので。
価格についても、2019年6月末時点では情報はありませんが…部品点数や、Ninja250との住み分けを考えた高スペックマシンになるだろうという各所の予想は、方向性としては合っていると思います…ので、軽くCBR250RRの価格は超えてくると予想されます。
CBR250RRの価格が、公式ページで78万円となっていますから、まあ80万円以上にはなるでしょう。様々な憶測が立っていますがスペックや高級志向路線(アジアでは250ccクラスのスポーツバイクが1つのステータスになっている)を考えると…80~100万円程になりそうですね。ううん。私には買えません;
しかし、CBR250RRがかなりのヒットモデルになっていることを考えると、CBRに負けないカッコイイ見た目のマシンで、足回りが良くてエンジンスペックが高ければ(なんといっても4気筒の音を楽しめるんですからね!!250ccで)、十分に売れる見込みはありそうです。
海外の情報
海外でもKawasakiが250ccの四気筒バイクを出すぞ!?ということで、5月から様々な情報が飛び交っています。情報が早いですね。
下記に、海外のKawasaki ZX-25Rに関する情報をピックアップしていたページを掲載していきます。
- KAWASAKI ZX-25R IN WORKS, COULD BE POWERED BY A FOUR-CYLINDER ENGINE (OVERDRIVE)
- すごいです。ヤングマシンさんの画像が貼ってありました笑
- Four Cylinder Kawasaki Ninja ZX-25R To Debut At 2019 Tokyo Motor Show (DRIVE SPARK)
- 2019年の東京モーターサイクルショーでお披露目になるのでは!?との予想。実際はどうなんでしょう。
- Four-Cylinder Kawasaki Ninja ZX-25R Under Development (Bike Dekho)
- 今までのカワサキのマシンのスペックからすると、45~50psに落ち着くのではとの予想。
- インドネシア カワサキでプロトタイプが生産されているとのこと
- Kawasaki ZX-25R Four-Cylinder 250cc Motorcycle In The Works (Car Blog India)
- この画像は何処からもってきたのか、他の予想とは異なるZX-25Rの予想イメージになっています。興味深いですね。
- COULD KAWASAKI BE ABOUT TO REVIVE THE 250CC CLASS?
- カワサキが250cc 4気筒バイクを作ろうとしている、という情報は新しいものではなく2014年以前からある、とのこと。マジですか…そんなに昔から噂自体はあったんですね…
また新たな情報を見つけたら、追記していこうと思います。
Youtuber ホワイトベースの二宮さんの情報
やはりスクープされています!Youtuberのホワイトベースの二宮さん!流石に仕事が速いですね!下記がYoutube動画です。
二宮さんの情報をサマリすると概ね下記の通り。
- ヤングマシンを毎月購読している私なら分かる!
- 2019年の秋に出てくる可能性が高そう!
- 情報確実度が90%ということであるが、ヤングマシンが90%といったらほぼほぼ確実である!
- カタナのリバイバルでも情報確実度が40%ということだったが、スタイルもおおむね予想CGのままリリースされてきている
- CGをここまで作り込むことは無いだろう。既に概ねの完成ビジュアルを何処かから入手しているのでは?
- エンジン形状を見ると、新開発のエンジンと思われる
- バリオスの後継として、2010年頃からプロジェクト自体はあったものと予想される
- (※ 筆者コメント これは、海外情報とも一致する。かなり前から250cc 4気筒の情報が散見されていたため)
- CBR250RRがあの価格(80万円)で売れたというところもあって、本格的にGoサインが出たのでは
- Ninja250との住み分けもあり、ZX-25Rは高性能カテゴリバイクとして売られるのでは = 価格もかなりのお値段になりそう
- 4気筒の中古バイクの価格は下落しそうだ
- 250cc 4気筒は、5年スパンで見ると日本も各メーカーが出してくるのではないかと思われる
- 自主規制により最終的にパワーがおさえられる可能性もある(が、リミッター解除はそんなに大変じゃなさそう)
かなり踏み込んでコメントされていますね。
今回、海外含め、かなりの情報を漁ってみたのですが、正直どのサイトもかなり浅い情報で同じような内容ばかりが書いてありましたが、二宮さんのコメントはそれらとは違っていてかなり面白いですね。
おわりに
もうあきらめていた250cc 4気筒バイク…ついに本格的に復活しそう!?ということで、もう興奮しっぱなしです!
速ければ今秋にでもお披露目、早ければ発売されるのでは!?ということですので、本当に期待できますね!
これからも何かKawasaki ZX-25Rに関する情報が入ってきたら、記事をUPDATEしていこうと思います!
今回は以上です!