【バイク】バイクに飽きたな…と思っている私のようなアナタへ。飽きとどうやって付き合うかに考える。

「あ、あれ。最近、バイク欲が無くなってきたな…おかしいな…」

そう思い始めたのは2018年の6月頃でした。

2011年3月からバイクに乗り始めて、バイク暦は当時で7年ちょっとというタイミングでした。

今まではこんなこと無かったのですが…やはりどんな物事にでも飽きはつきもののようで、バイクにも飽きを感じてしまったようです

私はずっとバイクを一番の趣味として私生活をすごしていただけあって、バイクに飽きたというのはかなりショックな事実でした。

その後、バイクへの飽きという課題をひたすら考え続け、飽きを感じた原因、対処などを語れるようになった、気がしてきたので今回記事として書いてみることにしました。飽きというのは個々人の勘定に依存するので、果たしてこの記事が皆様の役に立つかは怪しいですが、参考になれば幸いです。

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目次

どのような理由でバイクに飽きたと感じたかを深堀りしてみる

1. 一番のバイク購入動機、「まだ見ぬ土地に訪れたい」を結構達成してしまった。

一番の原因は、「ツーリングで日本の行きたい所にほぼ行った」ことでしょうか。

もともと、私がバイクを購入した動機は、「まだ見ぬ地を実際に訪れてみたい」というものでした。

当時の私は、ギターとPCっ子でして、結構インドア派でした。そんな毎日に納得はしていながらも、満足は出来なかったようで、次第に外の世界、まだ見ぬ土地を見てみたいなと思うようになりました。

そして…気付いたら免許を取って、GN125を購入していました

というわけで、バイクを購入した一番の動機は、「日本の行ったこと無い場所に行くこと」でした。

しかし、バイク購入から7年以上経過し、全国47都道府県は制覇(バイクではなくレンタカーも含みますが)、東海/関東エリアについてはネットで紹介されているスポットはほぼ全部行ったことがあるような状態になっています。

つまり、バイクの購入動機の1番の理由が薄まってしまったのです。

2. 海外の絶景半端ねぇ…何日本でしょぼい(失礼)景色を探し回っているんだ…感

2018年6月、私はスイス旅行に行ってきました。

以前、オーストラリアに行ったことがありましたが、その時はまだあまり風景とか興味が無くて…絶景最高!と思い始めてから初めての海外旅行に行ってきました。

そこで感じたのは、

スイスの景色半端ねぇ!何処いっても絶景ばっかりや!!!!

でした。

 

スイスの風景(逆さマッターホルン)
スイスの風景(逆さマッターホルン)

いまいちマイナーというか認知度が高くないというか、アレなんですけど、本当にスイスの絶景って凄かったんですよ

日本でいうと、一番近いのは千畳敷カールかなと思いますが、その10倍以上のスケール感で、しかもその絶景がずっと続いているんですよね。

バス移動中も絶景、行く先々で乗るロープウェイの先は全て千畳敷カールを越える絶景ばかり。

「ああ…日本で血眼になって探した絶景たちが…」

スイス旅行に行ったあとのあのなんともいえない感じ、よく覚えています。

1の理由に似ていますが、私はもともと絶景を見にいきたくてバイクに乗ったみたいな所があるんですが、その絶景は海外に行ったほうが圧倒的に高いなということに気付いてしまった、というところでしょうか。

もともとよく海外に行かれる方からすると、何を当たり前なことをワロスワロスって感じでしょうが、私は専ら日本国内の旅行が多くて海外旅行はあんまりだったので…

3. グラディウス振動少なくて加速すごくて燃費良くて最高!…最高だけどつまらんな…感

乗っているバイク起因の内容です。

現在、グラディウス400というバイクに乗っています。

このバイクは素晴らしいですよ。

私好み(ストファイ系好き)の見た目、400ccクラストップクラスのパワー、ツーリングなら30km/Lの燃費、4気筒クラスの振動の少なさ。

あまり人気はありませんが、極めて優等生なマシンだと思います。

しかし、ですね。

そんな乗り味がつまらないなと感じてきたんですよ。

全体的に普通、というか…

バイクはある程度非日常を味わう的なところが1つの楽しさかなと思うんですが、このバイクはすごく…普通というか。

そんな感じです。

4. 都会で乗っていてもにつまらない。駐車場も無いし

私がもともとバイクに目覚めた時は、山梨に住んでおりまして、ここでは駐車場はいくらでもありますし、ちょっと走れば山道、峠道、深夜なんて車通りは極めて少ない場所も多く…という環境でした。

それから数年、東京に就職しました。

その後、バイクに乗る回数が激減しました。

乗っていて楽しくないんです。

すぐに引っかかる信号

道路にはいつも大量の車、渋滞。

深夜でもそれなりの交通量がありますし、なんというか、くっそつまらないです。息苦しいです

また、何処かに行こうと思っても駐輪場が無い可能性は大いにありますし、というか殆どバイク用というのは無いです。

いちいち調べてから行くというのもわずらわしいです。

バイクは田舎の方で乗るに限るな、と思いました。特に私の場合は。

5. 東京在住の人間には、土曜下りの高速渋滞、日曜上りの高速渋滞が辛すぎる…感

4. に微妙に似ていますが、東京に住んでいると、大渋滞が起きるタイミングと方向が完全に一致してしまいます

土曜日の午前中は皆さん下り方面に流れます。日曜日の夕方からは皆さん上り方面に流れます。

毎週20km以上の渋滞ですよ。

しかし、ここを通らないとツーリングは始められませんし…

目的地に行くにも、目的地から帰るにも、憂鬱が取れません。

6. バイクに乗っていない人からのアンチバイク感が悲しい

バイクに乗っていない人のバイク乗りに対する理解が無いのも極めて悲しいです。

バイク = 悪、みたいな感じとか、みんな煩いんだろうとか、ネガなイメージめっちゃ多いですよね。

参考. 世間の声としては下記のようなものもあるようです

私には当てはまりませんでしたが、こちらの記事を参考にすると、主に下記2点がバイクを離れる要因になることが多いようです。(飽きた原因、というタイトルの記事ですが、途中からバイクから離れた原因が主になっている点については突っ込まないことにします)

  • 車にシフトした
    • 車でないといけない理由ができた
    • 車の方がなにかと楽だった
  • 金銭的に問題があった
    • 維持費が意外とかかるため

バイクの飽きへの対処法。どのように飽きと付き合うか

さて。

飽きてしまうのは仕方が無いかと思いますが、このままバイク趣味を切り離してしまうのは悲しすぎます

私は最近いろいろあってバイク欲が復活してきましたので、具体的に書いていこうと思います。

バイクと接する切り口を増やす

例えばメンテナンスを自分で始めたり写真をガチで撮ってみるとか

バイクと接する切り口、というのはたとえば下記のようなものです。

  • ツーリング
  • メンテナンス
  • カスタム
  • 写真

単に趣味バイクというと、バイクで走るツーリングがイメージされるかと思いますが、他にも色々とバイクとの接点があります。

私の場合は、バイクに乗り始めた直後はツーリング一本、その後だんだんとメンテナンスを学んでいき、バイクの見た目に飽きてきたらカスタムを始め、最近ではよりバイクをかっこよく撮るためにカメラの方にも傾倒しています。(カメラはバイク専用の趣味というわけではありませんが)

ちなみに、本ブログでもメンテナンスまとめやカスタム(GN125, VTR250, グラディウス400)についての記事がありますので、興味のある方はご覧ください。

直近の私のバイク欲向上の要因となったポイント

私がバイクの飽きを解消してきた1つの要因としては、他の人のバイクカスタムやツーリングの様子をインスタなどのSNS、Youtubeなどでよく見るようになった、ということが挙げられます。

このように、一口に趣味バイクといっても様々な切り口がありますので、

「バイクに飽きたわー」

と思ったら、今までかかわってこなかった種類のバイクとの接点を持つようにすると、飽きが減少すると思います。

バイクを変えてみる

バイクの増車やレンタルバイクなど

ずっと同じバイクだと、乗り味も目線も音も同じですから、いつかは飽きがきてしまうと思います。

私も、GN125というバイクを一番最初に購入し、最初の3年位は全く飽きなんて考えもしなかったんですが、その後はじわじわとスタイル、乗り味に飽き、というかつまらないなあという感覚を覚えてきました。

そんな時に有効なのが、「バイクを変えてみる」ことです。

バイクを乗り換えてもいいかもしれませんし、増車しても良いでしょう。手軽なところでいくと、試乗会への参加やバイクのレンタルも有効です。

レンタルバイクは、1回1万円程度かかってしまいますが、バイクを買い換えずに別の車種に乗れるので個人的にはメリットの方がデメリットより上回っているかなと。(レンタルバイクでは、YZF-R25GSX250Rやハーレーなどを借りたりしました)

普段乗っているバイクと全く異なる種類のバイクに乗れば、逆に普段の自分の愛車に跨った時に新鮮な気持ちになるでしょうし、愛車の見えなかった良かったところが見えてくるかもしれません。

私はGN125というバイクと7年以上付き合っています。何故いまだに手放していないかというと、やはり2台、3台持ちして飽きを分散したり、たまにはレンタルバイクをしてみたりと実際にやっていました。

直近の私のバイク欲向上の要因となったポイント

ちょっと前の記事で、ハワイツーリングしました!と書きましたが、そこでハーレーのXL1200X フォーティエイトに乗りました。

ハーレーに乗る筆者

これがですね…超楽しかったんですよ!!

普段味わうことのないデカめのマフラーサウンド、グラディウスの20倍はある荒々しい鼓動、普段乗らないアメリカンポジションのバイク、ハーレーというブランド。

全てが普段乗っているバイクと異なっていて、すごく良い刺激になりました。

そこそこの年数バイクに乗っているから、今更新しく思うことなんて無いだろうと決め付けていましたが、やっぱり実際に経験してみないと分からないことって多いですよね本当に。

仲間と一緒に走ってみる

ソロツーとマスツーは楽しむ観点が全然違います

私はもともとソロツー派ですし、今でもその思いは変わりません。

が、最近はマスツー(1台ではないことをソロツーの対としてマスツーと呼称します)なこともしばしば。

で、何が言いたいのかといいますと、「ソロツーとマスツーは同じ場所を走ってみても感じ方が全然違う」ということです。

ソロツーは、もう景色を堪能することと、愛車と会話することが全てです。自分1人の好きなようにルートを決められますし、自分1人の好きなペースで走れます。

GN125でソロツー。写真も時間をかけて撮れます。
GN125でソロツー。写真も時間をかけて撮れます。

旅している感や、ワイが主人公やで感、自由やで感。バイクと言えば、というのをすごく感じれることが出来る、と私は思っています。

じゃあマスツーはどうなんだ、というと、かなりソロツーとは異なります。私の感覚ですが。

マスツーは、景色を堪能する、ところは同じですが一人で噛み締めるのではなく「共有」する方向の楽しみを得ることができます。「さっきのあのカーブの先から見える富士山最高だったよな!」とか「あのカーブ気持ちよかったよな!」とか「あのすれ違ったバイク両手放しでヤエーしてたよな!」とか、こうした共有による楽しみが大きくなってきます。

中学の友達5人でツーリング
中学の友達5人でツーリング

もちろん愛車とも会話しますが、インカムをしている時は友人との会話が主になったり。

一方、自由度は大分薄れてしまいますが、しかし、自分が知らなかった場所、ルートを教えてもらえるというメリットもあります。

このように、ソロツーとマスツーでツーリングの楽しみ方は大きく変わります。

直近の私のバイク欲向上の要因となったポイント

今までは頑なに拒んできた、「会社の人とのツーリング」にも行ってみました。

これがなかなか面白かったんですよね。

今まで知らなかったツーリングルート/場所に案内してもらったり、ペース感も普段よくいく人たちのマスツーとはかなり違っていたりと、刺激が多かったです。

副作用として、会社での交友関係がより良好になったということもあります。

行った事のない場所でバイクに乗る

やっぱり知らない場所に行くのはいいですよね

やはりバイクを買ったらツーリング、ツーリングといえば知らない場所への冒険ですよね!

「最近同じようなところしか行ってないなあ…ああバイク飽きたわ」タイプの方は、思い切って全く別の場所に行くのはどうでしょうか。

私は、東京在住ですから、関東近辺、東海、山梨/長野あたりはヘビービジターでして、もう本当に何度も訪れています。

「もう何処も行ったことあるわ…何回目や…飽きた」みたいな感じでした。

でも、2018年の9月、久しぶりに殆ど訪れたことの無い地域にツーリングして、バイクの楽しさを取り戻しました。

知らない場所にツーリング行きたいけれど、どうやってルートを決めればいいか分からない…という方は、こちらの記事をご覧ください。

直近の私のバイク欲向上の要因となったポイント

2018年の9月、北海道ツーリングに行く、ことはもともと決めていたんですが、そのルートを東北経由にしました。(本当は大洗から乗れなかったからなんですが結果オーライ)

私は毎年北海道には行っておりまして、率直に申し上げて北海道飽きが結構進んでいました。

が、今回東北の特に北の方(岩手青森)の絶景スポットを訪れていくようなルートにしまして、それらがすごく良かったんですよ!

普段訪れない場所ばかりを観光しまして、とても刺激になりました。

若干のリスクテイクを取り入れてみたり

※危険なことはダメだけど、刺激は欲しいよね

最近は、私も老いが始まってきたのか、以前のような無茶をしなくなってきてしまったんですよね。これを大人になったというのか…

例えば…

  • 2011年には、GN125で静岡から鹿児島まで下道往復3000kmツーリング
  • 2012年には、GN125で山梨から広島まで下道往復1500kmツーリング(セパハン)
  • 2013年には、GN125で沼津から長野(長野市)まで下道1日弾丸ツーリング
  • 2013年には、GN125で北海道まで往復3000kmツーリング(一部フェリー有り)

などなど。(こうして見ると、パンチが一番あったのってGN125メイン時代なんですよね…)

やばくないですか?

高速無しの鹿児島まで3000kmツーリングとか、正気の沙汰じゃないなと振り返ると思います。

観光し過ぎで時間を大幅にオーバーして、友人宅に0時につくはずが5時(!?!? 本当にすみません。感謝してます…)到着したりとか。

当時はスマホじゃなくて携帯の地図だったので残念すぎるGPSに振り回されて何度も迷子になったり。

深夜のコンビニに寄ったら、ヤバそうなコンビニ店員さんにバックに案内されてご飯をご馳走になった後に、ちょっとヤバそうな集会に一緒に行かへんか?と誘われた深夜1時とか。

他、友人と一緒に行ったツーリングで、誰かガス欠を起こしたのでその場にあるものでなんとか解決、のようなこともあったり。

本当に、本当にいろんな思い出が鮮明に残っています。

そうした思い出って、振り返るとすごく鮮明に残っていて、当時は笑えないんですけど振り返ると面白いツーリングだったなあ、楽しかったなあと思えます。

一方現在の私はというと、

  • 高速道路多用で無理の無いツーリングルート計画
  • 高速走行が楽なバイクを選ぶ

とか、いや、社会人常識人としては間違いの無いことなんですけれど、ちょっと物足りないというか、こう、保身に走っているというか、パンチを失ってしまっているというか。

なので、たまには普段と違うようなことをツーリングに取り入れてみると良いかもしれません。

小排気量限定ツーリングとか、高速道路に乗らない縛りツーリングとか、海岸沿い縛りツーリングとか、林道ツーリングとか、ですかね。

こうした縛りを入れると、普段と違った楽しみが出来るのかなと思います。

直近の私のバイク欲向上の要因となったポイント

YSP横浜戸塚さんのYoutubeを見ました。この章のタイトルにしている「リスクテイキング」という単語はこちらの動画から拝借しました。

本当に、はっとしましたね。振り返ってみると、記憶に残っているとか、達成感のあったツーリングというのは、若干のリスクテイキングてきな要素があったものだなあと。

 

とても参考になりますし、何よりトークは普通に面白いです。

おわりに

今回は文字メインになってしまい、見辛い記事になってしまいました…すみません…

私がバイクに乗り始めてから感じていた「バイクの飽き」問題について、その思いをつらつら書いていたらこのくらいの分量になってしまいました。

皆さんは如何でしょうか?

バイクに飽きを感じたことはありませんか?

バイクって、そりゃあ大変な乗り物ですよね。

バイク本体の代金はもちろん、維持費は結構かかります。2輪ですから自立もできません。夏は暑いし冬はめっちゃ寒い。雨が降ったらただ走るだけでも辛い…絶対車の方が楽です。

それでもバイクにはバイクにしかない魅力がすごくあって。

そんな面白いバイクという趣味に触れたのに飽きて辞めてしまっては勿体無い!!

というわけで、飽きと上手く付き合って、これからも楽しいバイクライフを過ごしましょう!!

今回は以上です!

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