はじめに
みなさん、こんにちは!
今回は、今年の夏頃に色々書いていた、国産キャリパーを流用しようよ!シリーズのその後の話です。(第3回目の記事はこちら)
交換直後の問題に対するコメント
流用対象としたのは、FTRのpodキャリパーで、ボルトピッチなどはEN用のものと相違なく、
装着自体は特に苦戦もすることなく完了しましたと。
しかし、その後、2点ほど問題が発生しておりました。
問題1
ブレーキのタッチが変わった。柔らかいというか、そういう感じです。
これは、かれこれ4ヶ月ほど経過し、私が慣れたというのもありますが、当初感じていたブレーキの微妙なタッチは感じなくなりました。
むしろ、握れば握る分しっかり効くので、人によってはこちらのほうがいいかもしれません。
制動力に関しては、全く問題なく、かなり効きます。
ENキャリパーより最大制動力は微妙に上がってるかもしれません。いや、まぁ、同じですかね。
とにかく、ブレーキが弱くなったということはないので、良いでしょう。
未だに倉庫に眠っている5/8ブレーキマスターには交換する必要はなさそうです。
問題2
キャリパーの引きずりがある。
これはかなり深刻な問題で、フロントタイヤを浮かせて回すと、1周程度回って回転が止まってしまいます。
取り回しに重さを感じるほどの引きずりではありませんが、数千キロ乗って、燃費が40km/L程度まで落ちているため、確かにフロントタイヤの抵抗になっているようです。
北海道ツーリングでも結局40-42km/Lでしたしね。
すごく好燃費が出ることを期待していたんですが。。。
で、このキャリパー引きずりに関してですが、
キャリパー固定ボルトを少しずつ緩めていくと、タイヤの回転が良くなることに気づきました。
そこで、キャリパーをタイヤの内側にオフセットすれば、この引きずりを緩和できるのでは?と思ったので、今回キャリパーシムを購入することにしました。
シムを装着する
シムは、形はワッシャーみたいなもので、ワッシャーより薄く、オフセット量の微調整ができるようにされたものです。
ちなみに、私の探し方が悪かったのかもしれませんが、このシム、あまり購入できるショップがなく、
さらに、やっと見つけたと思ったら地味に値段が高いです。
こんなワッシャーみたいなパーツですが、4枚で600円、送料含めて800円。とかでした。
悔しい。
ではパーツがそろったので、さくっと作業を行いますよ!
シムは、キャリパー本体に付いているサポートと、大型ディスクローター用オフセットサポートの間に噛ませます。
これにより、キャリパーを内側にオフセットできます。
ちなみに、今回買ったシムの厚みは、0.5mmです。
この厚さを選んだ根拠はありません。勘です。
まぁ、失敗したらー。また別の厚みの奴かえばいいしぃー。800円とかぁ。いくらでも買ってやるしぃ。
とか、怠惰なことを考え、計測は行いませんでした。
ちなみに、シムはこんな感じ。
本当に、ただの薄いワッシャです。
で、組みなおします。
フロントタイヤを浮かせて、手でそっと回してやります。すると。
めっちゃ回る!!!!!!!!!!
めっちゃ、めっちゃ回ります!!!!!!!!
こんなパーツでこんなに回りがよくなるんかーい!
早くやっておけばよかったです。本当に。
そこまで力を入れずに、2-3周程度は回転できるので、合格点といえると思います。
これで懸念はなくなりましたよ。よかったです。
FTRのキャリパーを流用する場合は、少し手間がかかるかもしれませんが、
国産パーツを装着できると思えば、我慢できますね。
今回は以上です。