今回は、引き続きGN125Hのレストアをやっていきます回となります!
ちなみに、前回はテールランプが不灯だった問題に対処していました!前回記事は下記です。それでは、本日レストアメニューをこなしていきましょう!
GN125H レストア – 現在までの状態
前回までの復習ですが、
- 電装系は割と復活しつつある
- 始動の挙動に不安がある(キュイン…キュインキュイン みたく、セルの回り1発目がおかしい)
- アイドリング×
という状態です。
特に始動時のセルモーターの動きがとても気になります。今まで基本的なメンテを行わずしてエンジンをかけてしまったので、とりあえずそれだけ終わらせてから再度エンジン始動トライをしてみて、まだダメなら悩むことにしよう、みたいな攻め方でいこうかなと思います。
この症状的には、セルモーターまでの回路にどこか抵抗が高い箇所があると思われるので、接点磨きなどをやっていく感じですね、もしすべてのメンテをこなしてからもイマイチな挙動だった時は。
本日のGN125レストア1. プラグ交換をする
まずは、比較的簡単だけど是非にやっておきたいメンテナンスであるプラグ交換からやっていきましょう!
何度もこのブログでやっていますが、プラグは車体の右側黒いプラグコードを辿ってプラグキャップを外せば対面できます。
プラグの外し方ですが、同じく車体右側の逆三角形のプラスチックケース内にある車載工具にプラグレンチがありますので、それを使って反時計回りにプラグを緩めます。
この際、プラグホールにゴミが入ると本当に大変なので、事前にゴミを取り除いておきましょう。
プラグを緩めたら、新しいプラグと交換するだけです。
GN125のプラグはNGKなら、
- CR8E(ノーマルプラグ)
- CR8EIX(イリジウムプラグ)
が対応します。
いつもはイリジウムプラグと交換しますが、今回はとりあえずエンジンをかけるためのメンテナンス的な意味合いなので、安いノーマルプラグに交換しました。
装着時は、プラグを嵌めて手締めし、手締めをしっかりしたら、そこからプラグレンチで90度回します。
あるあるですが、プラグ交換後、エンジンかからない!!と思ったら、プラグキャップを外したままだった、みたいなことがあるので、油断しないように注意です。
本日のGN125レストア2. オイル交換/オイルフィルター交換
さて、次はGN125のオイル交換とオイルフィルター交換です。
GN125のオイルドレンボルトはここにあります。
車体右側から覗いていますが、車体左側に近いので、そっちから見た方が良いです。
17mm頭のボルトです。
ここは舐めると大変な場所なので、メガネレンチかソケットを用いて外すのが良いですね。
と、いつもの通り17mmで緩めようとするが、すかすかで全くレンチが引っ掛からない!!
あれ?なんだ?と思い、ドレンボルトをのぞき込んでみると…
ドレンボルトが純正とは違っていました。アルミのボルトになっています。
アルミとか、こういう部分にはあまり使いたくはないのですが、代わりもないのでとりあえず今回はこのままにしておきます。
ドレンボルトを外すと、デロデロとオイルが落ちてきますので、先に廃オイル受けをエンジン下に用意しておいてくださいね。
ただオイルが落ちるのを待っているのでは時間がもったいないので、同時にフィルター交換の方を進めていきます。
車体右側のフィルターカバーを外します。3箇所袋ナットで留まっているので、それを緩めればフィルターカバーが外れます。
この時にオイルが少し漏れてきますので、ウエスなどで構えておきましょう。
袋ナットが留まっている3本の車体側から生えるボルトが、なんか錆びてる?劣化してる?
このボルトは流石に交換は…できなさそうなので、ちょっと気持ち悪さを感じつつもこのままそっ閉じしました。
それでは、新品オイルフィルターを車体に取り付けます。
そんな作業をしているうちに、オイルが出尽くしたようですのでオイルドレンボルトに新たなドレンワッシャーを装着してから、ドレンボルトを締めこみます。
オイルフィルターカバーやオイルドレンボルトがしっかりと留まっていることを確認したら、最後はオイルを補充して終了です!
GNのオイル量(フィルター交換時)は確か指定は950ml程度だったと記憶していますが、大体1L以上入ってしまいます。他のGN125オーナーの方も同じようなコメントをされていたのでこんな仕様なのかなと思います。または、GN125EとGN125Hで若干だけ違うのかもしれません。
今回は1L缶1本で、オイルゲージのLOWER線を少し上回る位でした。フィルター交換時は通常のオイル交換よりもオイル量が必要なので、妥当な具合ですね。
どうせ空冷エンジンなので、走っていればホントに少しずつではありますがオイル量が減っていってしまうので、気になったらそのうち補充することにします。
というところで、今回の作業は終了です!
記事で書くと微妙にボリュームがありますが、全行程は1時間以内で余裕で終わりました。
次のレストアメニューですが、とりあえずアイドリングまでもっていきたいのでキャブ清掃をしようと思います。
というところで今回は以上です!