【新型CL250 カスタム】電源取り出してD-UNITを取り付けてUSB充電器を取り付けてスマホ充電できるようにするぞ!!

  • 2023年7月11日
  • 2024年2月1日
  • CL250
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今回は、CL250にスマホ充電器を取り付けていきます!

現代では、ナビといえばスマホ時代です。よって、スマホの電池が無くなってしまえば目的地にたどり着けなくなってしまうリスクがあります…!!他にも、旅先での写真が撮影できなくなったり、GPSロガーも使えないやら、SNSも使えないし…と、現代っ子にとっては致命的過ぎる大きな問題です。

もちろん、モバイルバッテリーを持っていけばOK!!であったり、スマホ2台持ちでOK!!という話ではありますが、とりあえずバイクにUSB充電器を付けておけば万事OKですので、私は所有しているほぼ全てのマシンにとりあえずUSB充電器は装備することにしています。(GN125を除く…)

今回の作業難易度は「中の中」程度です(個人の感想)。「バイクを初めて買ったよ!」であったり「カスタムは初めてなんですよね!」という方にはちょっとハードルが高いかもしれません…

それでは、やっていきましょう!

なお、今回の記事の内容はYoutube動画としてもアップしております。電源取り出し位置や、電源取り出しカプラまでのアクセス方法、その他作業がイマイチ分からない…ということであれば、動画の方もあわせてご覧ください。

Youtubeでもレブル250/グラディウス400/GN125の情報を発信してます! (登録してもらえると超喜びます!!)

CL250の電源取り出し&USB充電器取り付けに使用したアイテム

今回のCL250への充電器取付カスタムのために必要なものはそこそこ多いです。列挙していきます。

電源取り出しカプラ

今回の一番大事なアイテムです。電源取り出しカプラ!今回使用したのは下記のタイプです。

他にも、サイドカバー右から電源を取るための製品や、タンク下から取るタイプの製品もあったりしますが、今回はD-UNITとの組み合わせということも考え、このタイプをチョイスしました。

D-UNIT

前述の電源取り出しカプラがあれば、とりあえず1つのACC電源は確保できますが、最近のバイクにはよく電装品を積むことが多いでしょうから、恐らく不足することになると思います。

ぱっと思いつく限りだと、USB充電器の他では、ETC、グリップヒーター、フォグランプ、などでしょうか。私はUSB充電器、グリップヒーター、フォグランプはどのマシンにも大体積みますので、3か所は電源を取り出したい思いがあります。(1か所から電源を取り出して配線を分岐するでも良いのですが、許容電流を超えてないかのチェックはしっかりする必要がありますし、製品によってはたぶん許容量を超えます)。

というわけで、ドン。D-UNITを噛ませておきます。

レブル250、グラディウス400には既に積んであり、今回CL250用に3個目を購入しています。(ストリートトリプルは、とりあえず既存の電源取り出し機構でなんとかまかなえているのでヨシとしました)

既に3度D-UNITを購入しています。
既に3度D-UNITを購入しています。

この製品は、つまりはリレーです。ので、ACC電源を「スイッチ」として、実際に電気を取り出す元としてはバッテリーになりますので、安定した質の高い電気を電装品に供給することが出来ます。

今回の製品では、全部で4箇所の口が存在しますので、とりあえずD-UNITを1台バイクに積んでおけば、そうそう電気の取り出し元に困ることは無いと思います。

USB充電器

USB充電器は何でも良いと思いますが、私は好んで電圧計付きの製品をチョイスしています。

既に3度購入しているのですが、販売元こそ違えど、製造元は全く同じであろう感じになっています。

レブル250、グラディウス400、CL250と全て同じUSB充電器を装備することになりました。

固定用マジックテープ

今回の記事の一番最後で、D-UNIT本体を軽く固定するために使用します。そのままだとシート下で暴れてしまうので。

電装弄りのための工具

購入する製品により必要になるかどうかはわかりませんが、本記事と同じようにD-UNITをシート末端の方に配置した場合、恐らくUSB充電器のハーネスの長さが足りなくなると思いますので延長加工などを行うために電工ペンチや配線は手元に揃えておくと安心です。

D-UNIT側がギボシ端子ですので、多くのケースで端子加工は必要になるかなと思います。

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上記製品にも多少のギボシ端子がついてくると思いますが、今後も電装カスタムをしていくのであればギボシ端子はもう少し持っておくと安心です。

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配線自体は、とりあえず0.5sqあたりがよく使われる太さかなと思いますので、そのあたりの6mくらいの製品を揃えておけば良いと思います。また、最低限プラスとマイナスで色は分けておきたいところですので、赤と黒のそれぞれの配線コードを購入しておくと良いと思います。(1つ2-300円程度ですので)

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CL250からACC電源を取り出す

さて、それではここから作業をやっていきましょう!

まずは、ACC電源を取り出し、D-UNITを装備するところまでをやっていきます。

今回取り出すACC電源は、シート下、バッテリー横あたりにあるものを使用しますので、そこまで各パーツを分解していきます。

まずはシート。

シートを外したら、今度はバッテリー上部のプレートを外しに行きます。そのためには、全4箇所のプッシュピンを外す必要があります。

プッシュピンは、サイドカバーを留めている左右それぞれ1か所ずつ、計2か所のピンと、上記画像であれば赤いコネクター近くの2か所の合計4つのピンがありますので、それぞれを外します。

プッシュピンは、先端が少し尖った何かでプッシュすれば外すことが出来ます。今回は丁度いい工具が無かったので、鍵の先端を使用しています。

これでプッシュピン4箇所を外せましたので、バッテリープレートがフリーに動くようになります。

バッテリープレートを取り外すためには、プレートを外す必要がありますが、そのためにはバッテリーマイナスターミナルを外す必要があります。下記画像のようにドライバーでマイナス端子を外していきます。

外しました。なお、この時に時計などの設定情報がリセットされてしまう可能性大のためご注意ください。

バッテリープレートの正しい外し方は謎なのですが、私はバッテリープレート後方を少し前方よりに押して爪を外してから、プレートを取り外しました。

 

さて、バッテリープレートが外せたら、車体右側寄りに黒いブーツで隠された何かが見つかると思います。下記画像の部分ですね。この中に2つ?3つ?のカプラが隠れていると思います。

(作業の邪魔だったのでバッテリーも外してしまいました。) この黒いブーツの中に納まっているカプラの中で、4Pカプラが存在すると思います。そのカプラは新車購入時はテープで封印されていると思いますので、そのテープを剥がしていきます。

下記がテープを剥がした後のカプラです。

さて、このカプラに対して、最初に挙げた4Pカプラを接続していきます。

これで、4PカプラからACC電源を取り出すことが出来るようになっているはずです。

CL250にD-UNITとスマホ充電器(USB充電器)を取り付ける

次は、D-UNITを取り付けていきます。D-UNITを開封すると、本体の他にエレクトロタップなども付属してきますが、今回は使用しません。

D-UNIT本体は、車体後方のETCスペース、の若干だけ手前の謎のスペースに配置することにしました。これでうまくやればETCを収めつつ、D-UNITも収めることが出来る、はずです。

さて、配置場所が決まったので、今度はD-UNITの配線をワイヤリングしていきます。

D-UNITから伸びる2本のクワガタ端子(赤と黒)を、それぞれの色のバッテリーターミナルに接続していきます。

まずはD-UNITの赤いクワガタ端子をバッテリーターミナルの赤端子に接続します。

若干バッテリーターミナル(プラス)の赤いカバーの収まりが悪くなってしまいますが…これは仕方がないと思って目をつぶります。

今度は、バッテリープレートを元通りに組みなおします。

次に、バッテリーマイナス端子側に、D-UNITのクワガタ端子(黒)を挟み込んでいきます。

最後に、D-UNITのACC線(赤いギボシ端子)を、最初に取り出した4P電源取り出しカプラのギボシ端子に接続します。

これで、D-UNITから伸びている3つの線がそれぞれ正しく接続出来ているはずですので、念のためキーオンにしてD-UNITに電源が来ているかを確認します。とりあえずテスターで確認したところ、正常に動作しているようでした。

なお、ここでD-UNITに電気が来ていなければ、各接続が正しくできているかを確認してみてください。

D-UNITからの電源取り出しが問題なければ、いよいよ最後のUSB充電器を取り付けます!

まずは充電器本体をハンドルにマウントしておきます。取り付ける位置が決まらないとハーネスの長さもどのくらい伸ばせば良いかが定まらないため、とりあえず仮取り付けしてしまいます。

次に、スマホ充電器の配線を外側から見えないように取り回しするため、タンク下に配線を収納していきます。

よって、タンクを軽く持ち上げてあげます。

このあたり、ちょっとハードルが高いなあと思ったら、無理をせずに配線を目立たないようにフレームに這わせてあげる、でも良いと思います。

タンクを持ち上げるには、タンク付け根のボルト1本をはずし、レブルと同じような手順で持ち上げます。

ボルトを外したら、その部分を少し持ち上げて、タンク全体を少し車体後方に動かして若干持ち上げ、再び前方にもっていくことでフレームのタンクレストに載せることが出来ます。

タンクを持ち上げることが出来れば、後は配線を自分の満足がいくように綺麗に収納してあげればOKです。

ここで、今回用意したスマホ充電器ではハーネスの長さが明らかに足りませんでした… ので、最初に紹介したアイテムたちの電工ペンチや配線を使用して延長していきます。

配線作業については割愛しますが、USB充電器側の端子をカット&エーモン配線を接続して所望の長さにしてから、端子をギボシ化していきます。

配線加工が済んだら、D-UNITの赤と黒にそれぞれUSB充電器の同じカラーの線を接続すれば作業完了です!

ここまでの作業結果を検証するため、キーオンにしてみたところ、しっかり電圧計が作動していましたので、もろもろの作業は問題無さそうです。

今回使用したアイテムのおさらいです

電源取り出しカプラ

D-UNIT

USB充電器

固定用マジックテープ

電装弄りのためのモロモロ

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USB充電器が使用できるようになったことで、ロングツーリングに出ても安心な装備になりました!

後半、かなり駆け足だったような気もしますが…イマイチよく分からなかった点があれば、下記のYoutube動画も併せてご覧ください!

 

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