はじめに
今回は、大分時間が空いてしまいましたが、以前書いたGN125のエンジンを降ろすよ編の続きです。
前回は、エンジンを降ろして、かなり汚れていた(7年間の汚れ)エンジンを気持ち洗浄して、というところまででした。
今回は載せる編ですが、まあなんというか、逆の手順でやっていくだけですね…はい。
最初が一番大変。エンジンを持ち上げる
前回取り外したエンジン。
流石にガンコな汚れは落とせなかったのですが、妥協しました。
これを、ちょっと持ち上げてフレームにはめ込んで、一旦フレームに仮留めします。
この作業が一番大変です。
ちなみに、孤独な私は1人で作業しています。これ、2人居ればGNのエンジンを持ち上げて固定するのは大変簡単な作業なんですが、私のような寂しい人間はとても苦労します。
GNのエンジンは、バイク全体でみればかなり軽量な部類に入ります。
男性1人で十分持ち上がるんですが…
持ち上げつつボルトをフレームに通すのは至難の業…!!
ジャッキ1つで持ち上げる(失敗)
ということで、下にジャッキを仕込み、そのジャッキに持ち上げてもらいつつフレームとエンジンの穴を合わせていって…という方針でやることにしました。
こんな感じです。
よっしゃ作戦勝ち!!!!
ぐらっ…
ぐわっしゃあぁぁぁーーー!!
エンジン落下。
バランスを崩してエンジン落下しました。
普通に下にバスマット敷いてなかったらエンジン終わってました…危ない…
ジャッキ2つで持ち上げる(成功!)
先ほどの失敗を生かして、今度は2つのジャッキを使用してよりバランス力を高めるようにしました。
さっきより安定感がかなり増しています。この作戦、オススメです。
というわけで、この2つのジャッキを使用してエンジンを少しずつ持ち上げ(手でエンジン支えのサポートは必要)、その隙にエンジンをフレームにマウントします。
最初は、できればピボットシャフト兼用のボルトが一番強固だったのでそこから通したかったのですが、ハードルが高かったので(スイングアームも一緒に通す必要あり)、まずはエンジントップ部のボルトを通すことにしました。
ジャッキでエンジンを上げていったら丁度そこに穴があったんです。
まずはここを固定します。
次に丁度いい場所にあったフロント側をマウント。
最後にスイングアームの位置も調整しつつ、ピボットシャフトを固定しました。
折角なので、シャフトにはグリスをたっぷり塗っておきます。
後は、その他のエンジンマウントボルトを漏れなく固定していきます。
後は元通りに配線やらキャブやらを直していきます。
エンジンがマウントできたら、後は外していたキャブ、配線を元に戻していきます。
外す時の記事で割とちゃんと書いているので、そちらが参考になるかと思います。
はい。結構手を抜きましたが、これで作業は完了です。
間違いなく外していたパーツが接続されていることを確認しておきます。
おわりに
かなり手を抜いてしまいましたが…エンジン載せる所のポイント(ジャッキx2の戦法)がオススメだよ、という点がメインでした。はい。
で、見た目の変化は全然ありませんが、一応完成したGNの様子を。
このGNで試走を何度か、あとこれで全国GNミーティングへの往復もこなしましたが、特に不具合はありませんでしたのでちゃんと載せ替え作業はできているみたいです。
というわけで、これからもこの4万5千キロエンジンと共に、私のGN125ライフはこれからも続けていきます。
はい。今回は以上です!