芦ノ湖スカイラインとは
今回は、やはり私の地元である静岡にほど近いツーリングロード、芦ノ湖スカイラインについての記事です。
私は比較的静岡-神奈川を往復したりしますが、意外とこの芦ノ湖スカイラインは通らないんですよね。
普段は東名高速道路を使って行き来しますし、たまに気分を変えたとしても箱根新道⇒小田原厚木道路を使用するルートを取ったり、芦ノ湖までは行くがスカイラインは通らない、ということもしばしばで、訪れる頻度としては2年に1回くらいだったりします。
しかし!!
この芦ノ湖スカイライン、富士山に向かって走っていく絶景ロードなんです!
また、絶景ポイントには展望台や駐車場がしっかり設置してあったり、停まっても景色を楽しめる素敵ロードとなっておりますので、ツーリングロードとしてうってつけです!
ちなみに、Wikipediaさん曰く、
芦ノ湖スカイライン(あしのこスカイライン)は、神奈川県と静岡県にまたがる一般自動車道事業による有料道路。神奈川県箱根町箱根峠付近の国道1号から、同町の芦ノ湖北岸(湖尻水門)付近に至る延長10.75キロメートル (km) の芦ノ湖スカイライン株式会社が経営する観光有料道路である。
富士山と芦ノ湖両方の景色を堪能できる箱根エリア定番のドライブおよびツーリングルートとして知られる。
ということで、ええ、まあ定番といえば定番の道ですよね、ええ。
芦ノ湖スカイラインの基本情報
それでは、芦ノ湖スカイラインについて基本情報をざっとまとめておきます。
芦ノ湖スカイラインの通行料金
有料道路となっておりますので通行料金がかかります。
料金は、こちらの公式ページに車両区分ごと細かく定められています。
多くの人が関心を持つであろう、バイクの料金と普通自動車(軽自動車含む)の料金は、下記の通りとなっております。(2019年3月時点)
ちなみに、特別区間というのはスカイライン本線(一般区間)と大涌谷方面をつなぐ短めのルートを指すようです。
通行料金 バイク
- 一般区間
- 260円
- 特別区間
- 50円
高速道路の料金と違って、ちゃんとバイクはバイクの料金設定となっています。素晴らしいです!後述の自動車と比べると結構割安感もあります。
いや本題と違う話になってしまいますが、そもそもなんで高速道路はバイクと軽自動車の料金が同じなんですかね…?ほんとに。
私は車もバイクも乗りますが、バイクに乗るときはやはり不公平感を感じてしまいます。
通行料金 普通自動車(軽自動車含む)
- 一般区間
- 620円
- 特別区間
- 100円
これら料金はすべて片道の料金ですので、往復しようとすると地味にお金がかかりますね…
芦ノ湖スカイラインの通行可能時間
前述のとおり、特別区間については特段の通行制限はないようです。
が、一般区間については、7:00~19:00の時間のみ通行可能ということです。
芦ノ湖スカイラインの場所(地図)
芦ノ湖スカイラインの場所は下記の通りです。(GoogleMap)
本当に芦ノ湖すぐ横です。
芦ノ湖の東側はかなり観光地化されていて交通量が多いというか車の量が結構多いんですが、こちらスカイライン側は比較的空いています。
バイク駐輪場/駐車場
芦ノ湖スカイラインには、数か所の展望スポットや、ショップなどがありますので、特に駐車場に困るということは無いと思います。
例えば、ご飯処兼ビュースポットである芦ノ湖スカイラインレストハウスさん等ですね。
後述しますが、展望台やビュースポットも数か所あり、そこには十分バイク/車を収容できます。
オススメ度
実際に行ってみた筆者の個人的オススメ度ですが…
★★★★★の5つ星です!
理由としては、南東方面から芦ノ湖スカイラインに入った後の目の前に大きな富士山、それに向かって走っていく私…ああ最高!!感を味わえる点、交通量も多すぎるということはなくのびのび走れる点、適度に展望スポットや休憩スポットがある点などで、文句なしの絶景素敵ツーリングロード認定です。
有料道路ではありますが、バイクであれば比較的安価で通行できます。
混雑度
土日に行くことが多いですが、超混んでる、ということはありませんね。芦ノ湖東側と比べると施設数も少なく、また、有料道路であるという点が混雑度を減少させているものと思われます。
ツーリングルートとして採用しても、そこまで大きなストレスは感じないかと思います。
トイレ情報
公衆トイレのようなものは無かったと記憶しております。
ので、トイレに行きたいなあと思ったら、レストハウスのものを利用させてもらうと良いかと思います。
芦ノ湖スカイラインはこんな場所です
長らくお待たせしました。
じゃあ実際芦ノ湖スカイラインってどんな場所なの、を写真ベースで書いていこうと思います。
オススメスポットと写真たち
山伏峠展望台からの景色
前述のレストハウスの裏手から登ることができる展望スポットになっております。
本当に余談ですが、このレストハウスにはヤギさんがいて、観光客に愛されています。
さて。このレストハウスの裏手を登っていきます。
で、5~10分程度階段を上っていくと展望スポット頂上に到達します!その景色がこちらです!
富士山と、スカイラインの道が一望できるんですよねこれが。
さらに、富士山を正面とすると左手側は、こんな感じの景色になっております。
さらに、そこから来た道を振り返る方向に目を向けてみると、ここが一番いい感じかもしれません!
もともと高いポイントなのに、さらに展望スポットから見下ろすことができるスカイラインとその向こうの街並み、の向こうに海。とても気持ち良いですよ!
もちろん、芦ノ湖も望むことができます。最高のスポットです!
三国峠展望台からの景色
さらにスカイラインを進んでいくと(南東側から入ったものとして)、三国峠という広めの駐車場のスポットが見えてきます。
ここは、富士山が良く見える良スポットとなっております。
富士山の雪被り具合もちょうどいい感じで綺麗に見えます。
一応バイク(2015年当時の写真で、VTR250に乗っていた頃です)も一緒に撮影しました!
ここはライダーさん、ドライバーさん共に人気のポイントですね。
たぶん実際に走っていれば見逃すことはないと思いますが、一応GoogleMapも掲載します。
箱根芦ノ湖展望公園からの景色(正確には箱根スカイライン?)
さらに、芦ノ湖スカイライン進んでいくと、箱根芦ノ湖展望公園というビュースポットもあります。ちなみにこちら、GoogleMapで見ると、芦ノ湖スカイラインではなく箱根スカイラインなんじゃないか説がありますが…気にしません。
こちらは、その名の通り芦ノ湖を望むことができるスポットです。
駐車場もかなりちゃんとしていますが、割とバイク/車で埋まっていました。人気スポットなのでしょうか。
こんな場所です。
地図は下記の通りです。(GoogleMap)
感想
さて。芦ノ湖スカイラインを実際に走ってみて、いやーやっぱり良い絶景ロードだと思いました!
初めから迎えてくれる富士山、適度に設置されている休憩ポイントやビュースポット、富士山だけでなく芦ノ湖も望むことができる、車の量も多すぎるということはない、ということでツーリングロードとしてはとても良いと思います。
しかし、問題としては…
ツーリングルートに組み込みにくい、という点が挙げられますね…
どういうことかというと、東京側から来るのであれば、東名高速道路⇒小田原厚木道路⇒箱根新道、というルートを取るかと思いますが、このルートから芦ノ湖スカイラインを通ろうとするのであれば、そこから北西に御殿場/山梨方面に進んでいくことになります。
まあだったら東名を御殿場で降りるよなあ…であったり、じゃあ逆に御殿場方面から伊豆に向かう途中で組み入れてみるかと考えると、それは時間がかかるし…というわけで、意外とツーリングルートに組み入れにくい場所にあります。
しかし、このスカイライン単体で見ると、これはとても素晴らしい場所ですので、オススメです!
おわりに
今回は、神奈川/静岡の絶景ロードである芦ノ湖スカイラインについてまとめました。
実際に何度か通っていますが、いつ通っても気持ちよく素敵な道だなと思います。
天気が悪いと素晴らしさが一気に下がりますので、天気はしっかり確認してから訪れたいですね!
というわけで今回は以上です!
参考リンクなど
- 芦ノ湖スカイライン公式
- 公式の情報サイトで、交通規制情報なども確認することができます。
- バイクブロスさん
- 日本の名道50選として紹介されています。また、評価は星5となっています。