はじめに
私は、2017年8月より転職活動をはじめ、2017年10月より新しい職場で働き始めています。
そうです。転職しました。
2013年よりSEとして某企業に就職、それから4年半での転職活動を始めて、結局ITコンサルの会社へと転職することとなりました。
今回は、その転職活動で使用した転職エージェントについて、実際どうだったのか、ということをつらつら書いていく記事です。
内容は、結論から書かずに(笑)、時系列に沿って書いていこうかなと思います。
ちなみに、転職理由
タイトルとはあまり関係が無いですが…一応書いておくことにします。私向けの備忘として。
以前の職場は、
- この年齢にしてはそこそこのお給料
- 年間休日日数が多い&有給消化する人も多い
ということで、環境としてはそんなに悪くありませんでしたし、職場の人間関係も比較的良好でした。
が、今後のキャリアパスや給与の伸びしろ、周りの人間環境などを考えると、もっとチャレンジングな企業に転職した方が良いのではないか、と思う気持ちが強くなり、転職活動を始めました。
とはいえ、最初は相当条件が良い企業が無い限りは実際に転職するつもりはなかったのですが…
というわけで、後ろ向きな転職ではなく、前向きというか攻めの転職でした。
使った転職エージェント
リクルートエージェントを使用しました。
選択した理由としては、転職エージェント系の中で最もメジャーなものの1つだと思ったのと、あとその時のGoogle検索の先頭がリクルートエージェントだったからです。
また、どうしてそもそも転職サイト/求人サイトなどを使用しないで、エージェントを使おうと思ったのかというと、
- 以前よりエージェントが勢いがあると肌で感じていた
- 色々と直接会って話を聞いてみたかった
- 使ったことが無かったから
という理由からです。
転職エージェントを利用した感想(メリット/デメリット)
まず、エージェントを利用して良かったか否か、というところでは、利用して良かった、かな、という気持ちが70%程です。
絶対に強い気持ちを持って転職するんだ!という人や、(エージェントに限らず転職活動全体ですが)既に会社を辞めて時間がたっぷりある、という方はエージェントを使うと良いと思います。
メリット
スピード感がとても早い
私のケースでは、7月末に登録、エージェントとの面談が8月頭、8月1週目から面接が入り、という感じでした。
そして、色々あって内定を貰ったのが8月4週目でしたので、3週間以内で全てが終わった、という感じです。
3週間というと、そんなに早くないじゃんと思うかもしれませんが、その間、面接が10~15企業位入っていました…(何故そんなに面接が入ってしまったのか、については後述)
ですので、本気で転職をしたいんだ!という方は、エージェント面談でその旨を伝え、バシバシエントリー&面接日程調整をすると、結構速く転職活動が終わると思います。
エージェントの人との面談で色々と有益な情報が得られる
何度も転職しているよ、という人以外は、結構タメになる情報を聞けたりします。
面接での立ち回り(?)方や、何故その職を志望するのかを説得力を持たせて説明するためのTipsなどです。
また、面談時以外にも、メールや電話で担当のエージェントとコンタクトを取ればいつでも話を聞けますし。
ネットでGoogle検索しても出てこない情報って結構沢山ありますが、そうした情報もプロに聞いてしまえばあっさり手に入ったりします。
日程調整は結構楽
面接の日程調整方法が、相手から5日程度候補を出されるので、それに被せて自分の希望をWebページで入力する、という方式でした。
メールや電話などのコンタクトを相手企業と取らなくて良いのは、思っていたよりも楽でしたのでメリットの1つに挙げておきます。
莫大な求人の中から、自分に合ったものをサクッと提案してくれる
求人って、沢山あるんですよね。(当たり前)
今回は、SE or ITコンサルで、今よりもお給料が良くなって、という条件で絞ってもらいましたが、それでも相当数の求人があります。1000件以上はゆうにあります。
エージェントを使うと、その莫大な求人の中から、比較的自分の好みに近い求人をサクッと提案してくれるのは、とてもありがたかったです。
彼らもプロですから、短い面談の中で感じた我々のキャラクターやスペック的な所を測っているのでしょう。
面接対策資料をもらえる
エージェントには、ナレッジがあります。
何千、何万の求職者たちから、この会社ではどんな内容の質問された、などのフィードバックを受け、それをどんどん蓄えています。
ので、次の求職者にはそうした情報を提供することができます。
大手企業を受けるのであれば、面接対策資料としてそこそこの情報が蓄積された情報が提供されることもしばしばありました。
これらはネットの転職情報サイトでは得られないものですので、メリットの1つです。
デメリット
スピード感が早すぎ…
個人的には、もう少し色々な会社を見たかった、という思いがありましたが、スピード感が早すぎてあっという間に終わってしまいました。
ここは、もちろん私の責任による所もありますが…いや、本当に早かったんですよね。
これが転職エージェントでなく、転職サイトであれば、もっと自由にやれただろうな、というか、もっと自由にやれました(新卒の就活の時)。
「書類選考の平均通過率」に騙されて超多忙な日々に
これは本当に文句を言ってやりたいんですが…
最初のエージェント面談で、「書類選考の通過率は3割弱です」なんて言われたので、エージェントお勧めの求人を含め、全部で20件程応募しました。
で、結局その20件のうち、ほぼ全て書類選考が受かってしまい、1次面接に参加することになってしまいました…
(そのうち、1/3位は面接日程が組めずにおわりました)
確かに、平均通過率は3割程度かもしれませんが、その人個人のエントリーシート等を見て、大体どの程度書類選考が受かりそうか、という話をちゃんとしてほしかったです。
そのお陰で、興味のあった求人が埋もれてしまう、という状況に陥ってしまったのですから。
というわけで、エージェントに行くときは、「率直な所、私の場合は合格率は大体どの程度で、何件程エントリーすればよいでしょうか」と話しておいた方が良いかと思います。
途中で選考を降りにくい
転職サイトを使って、自分で就職活動をするのであれば、「他の会社の方が魅力的だし、ここやっぱり選考を続けるの辞めようかな」、という時は、「他の会社に内定が決まりました」とでも言って中断できますが、エージェント経由の場合はそこそこちゃんとした理由が無いと選考を降りにくいです。
エージェントの担当者との相性が…
私の場合は、とても頭の切れる感じの担当者の方で、話の内容や、互いの質問への応答の具合などは良い感じでした。
が、こう、どこか好きになりきれない感じの担当者の方でして…面談以降も多めにコンタクト取ろう!とは思わず。
人間と人間が実際に会って話すわけですから、それは合う合わないはあると思うので仕方が無いですが、一応デメリットに入れておきました。
おわりに
今回は、転職エージェントを使用して、色々と満足のいく結果となりました。
最後に。エージェントは、便利ですが、
結局受かるか受からないかは自分次第です。(当たり前)
受ける企業の面接向けの話の内容を具体的に詰めたり、ウケそうなエピソードはどれにしようかなと選んだり、結局ここはエージェントだろうが何だろうが、自分で考えて上手く立ち回るしかないんですよね。
転職エージェントは転職活動の1つのツールだ、ということを再認識しておきたいところですね。
今回は以上です。