みなさん、こんにちは!
少し前、GN倶楽部で話題になっていた、「エンジンを開けてロッカーアームのバネを外すとパワーアップする!?」話を受けて、わたしも実際に試してみました。
そんな記事を最近投稿しましたが、実はそのタイミングでプラグも交換しておりましたので、今回はそれについて触れていきます。
プラグって?
プラグは、圧縮された混合気に火花を散らせて爆発(燃焼)を起こすための部品です。
我が愛機、GN125は単気筒であるのでプラグは1本です。
2気筒なら2本、4気筒なら4本のプラグが必要なので、単気筒バイクでよかったと思います。プラグ交換するぞ!ってなった時に、4気筒バイクで全てイリジウムプラグに交換する場合は、部品代だけで8000円そこそこはかかりますからね…
このプラグの焼け色を見ることで燃調を判断することができます。キャブ交換の際、ジェット交換の際にはよくお世話になる部分です。
交換時期としては、メーカー推奨は3000km~5000kmと言われていますが、イリジウムプラグだともう少し長かったり、車だとさらに寿命が長かったりと、結局いつ交換すべきでしたっけがイマイチもやっとしております…
私は、「なんかちょっと、全盛期と比べて調子が落ちてきたような…そういえば暫くプラグ交換していなかったような、交換するか」というキッカケで交換します。
10000km弱で一回位か、もう少し頻度は多いかな、程度の交換サイクルです。
GN125Hには(NGKなら)
- CR8E(ノーマルプラグ)
- CR8EIX(イリジウムプラグ)
が適合します。
GN125のプラグ交換作業
色々書いてきましたが、GN125のプラグ交換作業に入ります。
エンジンの車体右側、そこにプラグコードがあります。
次に、プラグレンチでプラグを緩めて外します。(GNの場合なら車載工具の中にプラグレンチがあります)
プラグレンチがそのままプラグの六角にハマりますので、後は普通に反時計回りで緩めていけばOKです。
新旧プラグの比較。
今までエンジンに付いていたプラグは、プラグキャップとの接続部分がえらく錆びてました。雨天によく走ったりするとこうなってしまう、んですかね?
取り付けは、プラグを外す手順と逆に組みつけていけば完成となります!簡単なお仕事です!GN125のようなクラシカルな見た目の単気筒バイクは、プラグ交換作業がとても簡単なので嬉しいです!これが、フルカウルバイクで4気筒だったりすると、まずカウル脱着&タンク外しはマストになってくるので、そこそこの作業難度になってきます。
プラグを取り付ける際の注意点として、締め付けトルクの話があります。
プラグを締め付ける時は、トルク指定がありますのでその通りに締め付けを行います。NGK公式はコチラです。
トルクレンチが無い場合は、一般的に言われている「手締めしてから90度締めこむ」程度のトルクで締め付けを行います。(新品プラグの取り付けと、一度取り付けたものを再度取り付ける場合でこの指定も変わってきます。大体2度目以上のプラグ取り付けでは締め込み時の角度が浅くなります)
あまり強く締めすぎると電極部分が潰れて正常な火花が飛ばなくなってしまいますし、緩すぎるとやはり想定した強さの火花が飛ばない可能性があります。
こうしたちょっとしたポイントさえ抑えられれば、プラグ交換作業はお手軽ですので(少なくともGN125Hの場合)、最初の自分でメンテナンスするのにはとても良いかなと思います。
おわりに
プラグ交換は、他のバイクだとタンクを外して、エアクリを外して、やっとプラグにたどり着ける、といったプラグにたどり着くまでの難易度が高い印象がありますが、GN125、というか、単気筒バイクはプラグまでのアクセスが非常に楽で助かります。
最後に、意外と嵌りがちな落とし穴について書いておきます。
ある夜、友人とプラグ交換をしておりました。
その時、キャブ交換やらエアクリーナー交換やらで燃調がいまいちなまま、
エンジン始動→エンジン停止→燃調の調整→…
などを延々と繰り返しておりました。
しかし、とある時からエンジンがかからなくなってしまいました…!!
「セルは元気に回るのに!いきなり燃調変えすぎた?なんか配線さわっちゃったっけ?あれ??」
と、二人で激焦り状態に!!
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結果、プラグキャップの閉め忘れでした。
よくあるミスなので、皆さんご注意を…
今回は以上です!