【Talend】改行区切りテキストをTalendスキーマ定義XMLに変換するWebアプリを作りました

今回は、こんなWebアプリ(ツール)を作りましたよ、という記事です。主に用途と使い方についてです。

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作ったWebアプリ

下記のリンクです。

改行区切りテキスト から Talendインポート用XMLを生成

タイトル通り、改行区切りのテキストから、Talendで取り込める形のスキーマ定義XMLを生成するツールです。

このツールを使うと何がどう便利になるの?

Talendのスキーマ(項目)定義がとても簡単にできるようになります。
Talendを使ったことがある方なら分かると思いますが、スキーマの定義(扱うデータの項目(=列))は結構骨が折れる作業です。

ガチガチのジョブを作る時なんかは、項目数が100を超えることもしばしばあり…
折角サクサクジョブが作れるTalendの効率がガクッと下がってしまいます。

もちろん、何度も同じスキーマを使用する場合などはスキーマ定義を外出しして共通的に使用することができますが、一番初めのスキーマ定義は結局誰かがやらなくてはなりません。

その面倒なスキーマ定義を、数秒で行うことができるようになります!

使い方

具体的な使い方です。UIを見て雰囲気は分かると思いますが。

改行区切りテキストを用意する

スキーマ定義したい項目が、Excelで管理されていたりするととても話が早いです。
その項目たちをコピーするだけで自動的に改行区切りテキストになっています。
例えば、下記のような項目定義書なるExcelがあったとしましょう。

この項目のスキーマ定義をしたい場合は、下記のように項目物理名の部分を選択し、コピーすることで改行区切り文字を得ます。

この改行区切りテキストを、先のURLのツールのテキストボックス上段にコピーします。

次に、変換ボタンを押下します。
変換ボタンを押下すると、下段のテキストエリアに謎の文字列(XML)が生成されますので、それをコピーしてテキストエディタに貼り付け、.xmlファイルとして保存します。

ファイルを保存したら、後はTalend側でXMLインポート機能を使用してスキーマ取込します。

例えば、tFileInputDelimitedコンポーネントですと、

  1. SchemaのEdit schemaを押下
  2. 開いたスキーマ編集ウインドウで右下の青矢印アイコンをクリック
  3. 先程保存したxmlを選択

すると、スキーマが一括で設定されます。

慣れると、10秒足らずでスキーマの一括定義が完了できます。
使いまわすことが確定しているスキーマは、Metadataに外出しして再利用すればもっと効率があがりますね。

はい。こんな感じのツールです。

お役にたてば幸いです。

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