【VTR250】キャブレターをOHするぞっ!3

前回までのおさらい

みなさん、こんにちは!
前回までで、VTRのキャブを分解する所までいきました。
今回は、一番のメインだった各種ゴム類の交換と、油面調整、ジェット交換を行い、再度組みたてる所です。
あ、そうです。
ええと、前回までで分解が完了のような雰囲気を醸し出していましたが、まだ終わりではありません。
後2箇所程部品を外します。

分解の続き

ドレンスクリュー

1つが、フロートチャンバーの蓋についている、ガソリンのドレンスクリューです。
外からは分かりませんが、内部にゴムパッキンが使用されているので、外します。
また、ここのゴムパッキンも交換してあげます。傷つけないように爪楊枝などで外すといいです。
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装着する時も同様で、爪楊枝で軽く広げながら装着します。
装着時は、傷がつくと嫌だったので、薄くシリコングリスを塗布しておきました。
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エアスクリュー

もう一つ、エアスクリューも外していませんでしたので、外します。
ここにもゴムパッキンが使用されていますので。
場所はここです。
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ここも小さい部品です。
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スクリューに装着します。
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さらに、他のブログやHPでは、エアカットバルブという部分も外しておく、みたいな記載を見かけましたが、私は外しませんでした。
というのも、ガッチリ密閉されているはずなので、キャブレタークリーナーを散布してもまぁ大丈夫だろうという判断からです。
もし、キャブに1夜漬けする!という場合は、外した方が良いと思います。
私の場合は、キャブは綺麗だったのでそんなに漬けこむ予定はありませんでしたので。

キャブ清掃/組み立て

交換/清掃のための部品たち

少し写真が前後した気がしますが、ここで今回用意したアイテムたちです。

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ネットで好評の声が多く聞こえたヤマハのキャブレタークリーナーと、ゴムホース、各種ゴムパッキン類と新しいジェットです。

キャブ清掃

ここまで部品を外してあれば、キャブ本体にキャブクリーナーを使用できますので、吹きかけておいておきます。
ちなみに、臭いはすごいので、外に放置した方がよいです。
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1時間程放置しておきました。

キャブ部品組み付け

さて、今度は、新品ジェットを組み付けます。
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ジェットは柔らかいので、ガッチガチに締めすぎないように注意です。
ちなみに、古いジェットも十二分に綺麗でした。

ここで油面調整をしておきます

さて、次は油面調整です。
VTRの規定油面は、6.8mmとのこと。
測り方は、フロートがバルブを押さないギリギリの所にフロートを持ち上げ、
フロートチャンバーの淵からフロートの最も高い部分の高さを測ります。(写真がなくてすいません)
まぁ簡単な測り方は、キャブを丁度反対向きにして、フロートバルブがギリギリ作動しない所まで少し傾け、頑張って定規を当てて測ります。

ちなみに、私はきっとこの油面が狂っているであろうことを期待していたのですが、
意外や意外、完全に規定値でした。7mmにギリギリ届かない位。悔しい。
このまま調整しないのも癪なので、結構薄くする方向にせめて、8mm弱位にしました。
元々薄いといわれるVTRのセッティングですので、あまりお勧めはしません。
せいぜい7.5mm位にしておいた方がよいかと思います。が、私は8mm弱にしました。はい。
調整の方法は結構アナログで、フロートの金具を折り曲げて調整します。
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赤丸部を曲げて調整します。結構シビアです。
勿論、キャブ2つとも同じような油面になるようにします。
はい。以上ですることはおしまいです。

キャブ組み立ての続き

後は各種パーツを元通りに組み上げていくだけです。

フロートチャンバーのガスケットをセット。
勿論先ほど外したドレンスクリューも装着しておきます。
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忘れずにエアスクリューも装着します。
ここで、エアスクリューを規定戻し量にしておきます。
規定戻し量というのは、一旦スクリューを奥まで締めこんだ後に、どの程度戻すか、という量です。
VTRは、2回転と1/4戻しが規定だそうですが、今回、かなり薄めに降ったので、せめてエアスクリューは、ということで、2回転戻しにしておきました。
VTRは、パイロットスクリューでなく、エアスクリューが付いています。(そのはずです)
エアスクリューは、空気の通り道を管理する物で、締めると空気の通路が絞られ、混合気が濃くなります。
逆に緩めると、空気の通路が広がり、混合気が薄くなります。
ので、規定より1/4回転濃いめにしました、ということですね。

さて、2つのキャブをまた接続します。
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ちなみに、キャブOH時にリンクロッドの割りピンをRピンにするのがトレンドなようだったので、私もそうしておきました。
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サイズは、4φでも5φでも良い具合に収まってくれましたが、4φの方が丁度よさそうだったので、私はそっちにしてます。
ついでに、組み付け時、なべネジが嫌だったのでこの部分のボルトをステンキャップに変更しておきました。
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で、お皿を乗っけます。
(ここで、最初に外したスペーサー?というか、ピンの様なものを4個嵌めるのを忘れないように)
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最後に、お皿外しでとても大変だったプラスネジ4個を、全てステンキャップに変更しておきました。
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これで次回OH時も安心!!
もうキャブを開くことはそうそうないか。
今回は以上です。

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